仮想通貨エアドロップのやり方

現在、暗号通貨には数多く種類が存在します。仮想通貨では、ビットコインやイーサリアムなど、有名どころはみなさんもよくご存じでしょう。しかしその一方で、名前をほとんど知られていない仮想通貨も存在します。さて、このような知名度の低い仮想通貨を無料で提供する制度があり、名前をエアドロップと呼ばれています。エアドロップが行われる理由としては、知名度の低い仮想通貨の知名度を高めることが第一に挙げられます。

いわばお試しのように配布されるエアドロップですが、手続きはどこでどのようにして行えばよいのでしょうか。エアドロップを行うためには、メールアドレス、イーサリアムアドレス、Telegram(テレグラム)アカウントのいずれかを用意しておく必要があります。

それぞれの詳細を見ておきましょう。メールアドレスはGmailやoutlookなどの無料のものでOKです。また、イーサリアムアドレスが必要な理由は、エアドロップではETH(イーサリアム)トークンが多いためです。最後のTelegram(テレグラム)はインスタントメッセージシステムのことで、いわばSNSのようなものだと思ってください。

もちろん、受け取るコインによって微妙に異なりますが、手続きの中でこれらのアカウントが必要になってきます。エアドロップに参加するとき、Telegram(テレグラム)に参加したり、メールアドレスの登録をしたりといった手続きは基本的に共通なので、エアドロップを行う予定がある人は予め登録しておきましょう。一連の手続きが済めば、イーサリアムアドレスで受取を行うことになります。

仮想通貨エアドロップの探し方

エアドロップは無料でコインを受け取れる素晴らしいシステムですが、それではどのように探せばよいのでしょうか。結論を言ってしまえば、インターネットのサイトで探せば十分です。ただし、中には詐欺まがいの仮想通貨のサイトも存在するので、GoogleやYahooで検索をかけて、なるべく上位表示されているサイトの仮想通貨を選びましょう。上位表示されている仮想通貨のサイトは検索エンジンから高い評価を得ているので、比較的安心な場合が多いからです。

また、仮想通貨で稼いでいる有名人のブログやTwitterを参考にしてもよいでしょう。仮想通貨の信頼できる最新情報が手に入ります。このように、基本的にはネットを検索すれば、OKということになります。各サイトには様々なエアドロップの紹介記事が掲載されています。例えば、「エアドロップを扱っている取引所一覧」や「実施中のエアドロップまとめ」など、タイトルがエアドロップの取扱いに関するものを参考にしましょう。

さらに、各取引所の公式サイトから実施中のエアドロップを探してもよいでしょう。例えば、現在BitPoint(ビットポイント)で新規口座の開設と5万円以上の入金を行うと、3000円相当のビットコインが無料で配布されます。そのほかの仮想通貨取引所でも、口座開設や取引等の条件をクリアすることで配布されるキャンペーンが数多く実施されています。

仮想通貨取引所でエアドロップを受ける最大のメリットは、やはり安全面が高いということです。特にBitPoint(ビットポイント)やGMOコインなど国内の有名な仮想通貨取引所で手続きを行えば、詐欺などに関わるリスクはありません。まだ口座開設を行っていない方は、これらの仮想通貨取引所で口座開設と同時に無料で受け取ってみましょう。

仮想通貨エアドロップをおすすめする理由

仮想通貨エアドロップまずはエアドロップがおすすめなのはどんな人なのか考えてみましょう。まずエアドロップの大きな特徴は費用をかけずに行えるという点です。そのため投資に興味はないけど、興味があるという人に向いていると言えるでしょう。通常、投資すると、投資後に値上がりする場合だけでなく、値下がりする場合もあるのでリスクが伴います。リスクを負う投資をしたくない人には、エアドロップがちょうど良い制度と言えるでしょう。

また、エアドロップでは無料で仮想通貨を手に入れることができ、また価値のあるコインやトークンが手に入ります。1つのエアドロップに参加してもらえる価格は、日本円で数百円から2000円程度です。ちょっとしたお小遣稼ぎにもなるでしょう。さらに、稀にではあるものの、大きく値上がりして10万円以上の価値が付くこともあります。

例えば、今では人気通貨の仲間入りを果たしたネム(XEM)は、実は最初エアドロップが行われていました。ネムが有名になったのは必ずしもエアドロップのお陰というわけではないかも知れませんが、価値が何十倍、あるいは何百倍になる可能性を秘めているのがエアドロップなのです。

また、エアドロップに参加することは事業に詳しくなるということでもあります。なぜ上場前にエアドロップが行われたのか、あるいは発行元が行っているプロジェクトはどのような内容で、どのような目的があるのかということをチェックしておきましょう。単なる投機対象としてではなくプロジェクト自体を見極める力が付くはずです。

仮想通貨エアドロップには簡単に参加できる

エアドロップという単語を聞くと、何やら難しそうなイメージがありますが、実際の難易度はどの程度のものなのでしょうか。実際に手続きは難しいものではなく、数分から10分ちょっとほどでエアドロップの参加ができるものも沢山あります。

それでは簡単に手続きを行えるエアドロップにはどいのような特徴があるのでしょうか。答えは単純明快で、先ほど説明した利用アカウントの種類が少なくても良い通貨です。例えば、Wi-fi通信をシェアする事業でリリースされたWFEE(ワイフィー)というものは、テレグラム内でエアドロップの手続きが完結します。また、ブラジルのATLAS coinではツイッターとイーサウォレットを使うだけでエアドロップを受け取ることができます。

このように、コインによってエアドロップの複雑さや所要時間は異なります。そのため「この仮想通貨で取引したい」という希望が無ければ、なるべく簡単に手続きが完了するものを選ぶのが無難と言えるでしょう。

また、仮想通貨の基礎知識がないと調べても何のことやらよくわからないまま参加することになりかねないので、事前学習に多少時間はかかります。また、エアドロップの情報収集やエアドロップの参加手続きは、基本的にはインターネットのオンライン上で行われるので、インターネットの基本操作ができないと、手続きに時間がかかってしまいかねないので注意が必要です。

仮想通貨エアドロップの換金方法

エアドロップで手に入れたコインを日本円に換金したいと考える人は多いようです。そのようなことは可能でしょうか。結論からいうとすべてを日本円などのお金に換金することはできません。そもそも、エアドロップで配布されるものは上場されていないものが多く、仮想通貨の換金は不可能ですが上場されれば換金することが可能になります。

エアドロップで手に入れたコインが上場されたら、上場された取引所でビットコインなどに交換して、その後国内取引所で日本円に交換しましょう。もらったコインがBinance(バイナンス)に上場されたら、Binance(バイナンス)でビットコインやイーサリアムなど、国内に送金できるコインに交換します。上場先の取引所ですが、Yobit、Huobi、OKEx、HitBTCなど、多くのコインを扱っている海外取引所が対象となることが多くなります。

その後、Bitbank(ビットバンク)やbitFlyer(ビットフライヤー)など、国内取引所に交換したコインを送金します。最近は流出騒動などあるので、金融庁登録の取引所を選ぶとよいでしょう。国内取引所に送金できたら、日本円と交換して出金して換金の完了です。

エアドロップで得たものは、ビットコイン等のほか、イーサリアムやライトコインに交換できます。ただし、取引所によって取り扱いは異なるので、受け取った取引所や、送金先の国内取引所の情報を事前に確認しておきましょう。