日々価格の変動がある仮想通貨は大きな利益を出せる可能性を持っています。投資するにはいくつかの方法がありますが、誰もが勝ち方を知っているわけではありません。そして、儲けたいと思っても、具体的な方法を知らなければ勝つことはできません。そこでこの記事では、仮想通貨での勝ち方に必要な4つの方法をご紹介していきます。

仮想通貨の勝ち方には情報収集が基本

仮想通貨で勝つためには、何よりも情報収集が基本になります。仮想通貨は日々価格が変動していますが、それは様々な出来事が要因となっています。そのため、関連のニュースや、専門サイトをこまめにチェックすることが大切です。

仮想通貨の話題を取り扱っている個人ブログやTwitter、ニュースサイトなどは情報収集には欠かせないツールと言えます。個人ブログやTwitterでは実際に取引して利益を出している人の情報に直接触れることができます。特にTwitterは情報の速さが魅力のため、積極的に利用したいツールと言えます。

また、投資をする上では一次情報を取り扱っているニュースサイトは、非常に重要な情報源で勝ち方を学ぶ上で大切です。個人ブログやTwitterでは、私見が入ることもあるため、この点がデメリットとなることもあります。しかし、一次情報を取り扱っているニュースサイトであれば、事実だけを情報として取り入れられるため、重要な存在と言えます。

代表的なニュースサイトには仮想通貨取引所bitbank.ccが運営している「BTCN(ビットコインニュース)」や、「クリプトカレンシーマガジン」があります。また、情報は海外のサイトの方が圧倒的に多いため、国内のサイトだけではなく海外のサイトもチェックすることが大切です。例えば「COINTTELEGRAPH(コインテレグラフ)」というサイトは日本語にも対応しているため、自然な日本語で海外の情報をチェックできます。

初心者でも出来る仮想通貨の勝ち方

仮想通貨での勝ち方の1つ目の方法です。それは「長期保有」することです。特に始めたばかりの初心者であれば、長期保有する勝ち方は無難な方法と言えます。何度も価格が上昇したり下落したりを繰り返します。これには何らかの理由がありますが、初心者の場合は上手く勝ち方に関する情報収集ができません。すると短期的な判断で取引をしてしまい、損をする勝ち方の可能性が極めて高くなります。

例えば、ビットコインは2018年6月には1BTC=約65万円まで下落しています。しかしそこから徐々に上昇し、8月には1BTC=約85万円となっています。このことからも分かるように、その時の価格に一喜一憂して取引をしてしまうと、大きく損をすることになります。

また、保有している仮想通貨を何度も取引する際には取引手数料が掛かることも忘れてはいけません。これらの点を考慮すると、初心者が仮想通貨で儲けるためには、まずは仮想通貨を「長期保有」することが基本と言えます。ただし、長期保有したからと言って必ず利益を出せるわけではなく、場合によってはほぼ無価値に近い状態になることも覚えておかなければなりません。

仮想通貨の勝ち方の1つはICOに参加すること

次に2つ目の勝ち方の方法です。それは仮想通貨の「ICO」に参加することです。「ICO」とはInitial Coin Offeringの略で、新たに事業を始めたい企業などが新規に仮想通貨(トークン)を発行することで資金調達をする方法です。ICOでは、発行したトークンは仮想通貨取引所で取扱が始まる前に、「トークンセール」と呼ばれる方法で販売されます。「トークンセール」では割安な価格でトークンが販売されるため、後々価格が上昇すれば大きな利益を出すことができます。

実際に2017年6月に行われたOmise Go(オミセ・ゴー)というICOでは、トークンセールでは約22円だった1OMGの価格が、一時2,800円台まで上昇しています。つまり、約127倍の価値になったということです。そのため、もしOmise GoのICOに参加していれば大きな利益を得られたことになります。

しかし、ICOは株式と違い資金調達へのハードルが低い変わりに、詐欺まがいのICOが多くなっています。具体的には、ICOによって資金調達が行われても、肝心のトークンが発行されないことがあります。

また、ICOの判断基準となるものに「ホワイトペーパー」があります。ホワイトペーパーにはICOの情報が掲載されていますが、英語で書かれている事が多く、技術的な専門用語も多い内容となっています。これを理解するには英語の読解力が必要になりますし、仮想通貨に関する専門知識を身に付けなければなりません。そのため、初心者にはハードルが高く、仮想通貨に関する一定の理解力がある人でなければ参加は難しいと言えます。

仮想通貨の勝ち方の1つはアービトラージ

仮想通貨勝ち方3つ目の勝ち方の方法ですが、「アービトラージ」をしてみることです。アービトラージとは日本語で「裁定取引」という意味で、略して「アビトラ」と呼ばれることもある勝ち方の方法です。そしてアービトラージとは、仮想通貨取引所の「価格差」を利用して利益を出す勝ち方です。

仮にAとBという2つの仮想通貨取引所があったとします。そして、A取引所での1BTCの価格が100万円で、B取引所では1BTCの価格が101万円だったとします。この時に、1BTC=100万円のA取引所からビットコインを購入し、1BTC=101万円のB取引所で売却するとどうでしょうか。2つの仮想通貨取引所では「価格差」があるため、1万円の利益を出すことができます。これが「アービトラージ」での勝ち方の仕組みです。

そして、アービトラージは各取引所の「価格差」を利用するため、専門知識が少ない初心者でも利用しやすいことがメリットとなる勝ち方です。また、各取引所に「価格差」があればいつでも利用できることや、取引が短期間で済むこともメリットの勝ち方と言えます。

しかし、仮想通貨を売却するまでに価格が変動することや、1度の取引での利益が少ないことがデメリットとなる勝ち方です。つまり、大きく儲けたいと思った場合には多額の資金を用意しなければなりません。また、各取引所の仮想通貨の「価格差」を全て1人でチェックすることは手間が掛かるため、「Cryptowatch (クリプトウォッチ)」や「COINIGY (コイニジー)」と言った専用ツールを導入する必要があります。

仮想通貨の勝ち方を知るためにマイニングに参加してみる

最後の勝ち方は「マイニング」に参加してみる勝ち方です。個人で行う仮想通貨のソロマイニングでは、ビットコインなどすでに高い価値を持っている仮想通貨で利益を出すことは難しくなっています。ビットコインなどには多くのマイニング事業者が参入しているため、まだ人気がなく利益が出せそうなアルトコインを探す必要があります。また、CPUマイニングであればパソコンがあれば参加できることがメリットです。

プールマイニングでは、マイニングプールと呼ばれるネット上のコミュニティに自分のパソコンの能力を提供して、複数の人達でマイニングを行います。プールマイニングでも新たに機材を購入する必要はありませんが、複数の人達で報酬を分けるため多くの利益は出せないことが特徴的な勝ち方です。

クラウドマイニングでは、マイニング団体に資金を提供することで報酬を得られる勝ち方です。機材の購入費や電気代は掛かりませんが、詐欺やマイニング団体が倒産するリスクがあります。これら3つの方法では、新たな機材が必要な場合もありますが、マイニングする仮想通貨選びや参加するコミュニティについての情報収集が鍵になります。

以上のように、初心者や中級者などレベルに応じた勝ち方があります。具体的な勝ち方の方法を知ることはもちろん大切ですが、利益を得るためには何よりも「情報収集」が大切となる勝ち方です。そのため、常に様々なサイトなどで情報をチェックし勝ち方の探求を続けることが勝つためには欠かせないことと言えます。