イーサリアム(ETH)とともに時価総額第2位の座を競い合っているリップル(XRP)。本記事では「リップルを購入したいけど取引所の選び方がわからない!」という方のために、おすすめを比較したり、手数料を安く抑える方法を紹介したりしていきます。これからリップルを購入する方はぜひ参考にしてみてください。
リップルを購入できる所を比較
リップルを購入する際、どこで購入すればよいか迷うことがあるかと思います。そこで、まずはリップルを日本円で購入できる国内取引所を比較してみましょう。ここではリップルを取り扱っている企業の中でも特に高い人気を誇る「bitbank」、「GMOコイン」、「DMM Bitcoin」の3つをピックアップして購入に関する比較していきます。
まず1つ目の「bitbank」ですが、ここでは現在、6種類(ビットコイン・リップル・ライトコイン・イーサリアム・モナーコイン・ビットコインキャッシュ)の仮想通貨を取り扱っています。bitbankではリップルを板トレードできるので、他の販売所などと比較するとリップルを安く購入しやすいというメリットが挙げられます。なお、板トレードとはユーザー同士の売買のことで、買い板と売り板が存在し、マッチングさえすれば自分の好きな価格で購入することができます。bitbankはリップルの売買高が世界で1位になったこともあり、売買量が多いのも魅力ですね。
次に2つ目の「GMOコイン」ですが、ここでは現在、5種類(ビットコイン・リップル・ライトコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ)の仮想通貨の購入を取り扱っています。GMOコインではリップルを販売所形式で取り扱っているため、板トレードと比較すると手数料が高いものの、初心者の方でも簡単にリップルを購入できるというメリットがあります。また、GMOコインは「GMOインターネット株式会社」のグループ企業なので、信頼性が高く安心して売買できるという点も魅力の1つです。
最後に3つ目の「DMM Bitcoin」ですが、ここでは現在、7種類(ビットコイン・リップル・ライトコイン・イーサリアム・イーサリアムクラシック・ビットコインキャッシュ・ネム)を取り扱っています。DMM Bitcoinの最大のメリットとしては、「リップルのレバレッジトレードができる数少ない国内取引所である」という点が挙げられるでしょう。レバレッジトレードでは自己資金以上の売買ができるので、少ない予算で大きな利益を生み出すことも可能です。ただし、DMM Bitcoinではリップルの現物取引ができないので注意しましょう。
リップルを購入できるおすすめの取引所
これまで3つの取引所(bitbank・GMOコイン・DMM Bitcoin)を比較してきましたが、「結局どこがおすすめなの?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。そこで、ここではそれぞれについて、おすすめの人をご紹介いたします。
まず、bitbankがおすすめなのは「少しでも安くリップルを購入したい」という方です。bitbankは板取引なので場合によってはすぐにリップルを購入できないことがありますし、初心者の方にはわかりにくい可能性もあります。しかし、手数料が安く、自分の希望する価格でリップルを購入できる可能性があるという点は大きなメリットと言えるでしょう。
次に、GMOコインがおすすめなのは「できるだけ簡単な方法でリップルを購入したい」という方です。GMOコインは販売所形式なので、手数料がやや高いものの簡単にリップルを購入することができます。ユーザーではなく運営から直接リップルを購入するため、トレードに時間がかからないのも魅力ですね。トレード方法が非常にわかりやすいので特に初心者の方におすすめです。
最後に、DMM Bitcoinがおすすめなのは「現物売買よりもレバレッジトレードをメインで行いたい」という方です。DMM Bitcoinはリップルのレバレッジトレードができる数少ない国内取引所なので、リップルのレバレッジで行いたい場合は自然に選択肢に入ってくるでしょう。なお、DMM Bitcoinでは取り扱っている7種の全てでレバレッジが可能です。
リップルを購入できる最小単位
まずはリップルの単位について簡単にご説明いたします。リップルの単位は「XRP」ですが、XRPの最小単位は1XRPの100万分の1(0.000001)で、この最小単位は「drop」と呼ばれています。つまり、1XRP=1,000,000dropsです。では、リップルを購入できる最小単位はいくらなのでしょうか。
リップルを購入できる最小単位は場所によって異なります。これまでに紹介してきた3つの取引所(bitbank・GMOコイン・DMM Bitcoin)について見ていくと、bitbankが0.0001XRP、GMOコインが30XRP、DMM Bitcoinが100XRPとなっています。つまり、リップルを購入する際に最も小さい金額からスタートできるのがbitbank、最も大きい金額が必要になるのがDMM Bitcoinです。
リップルを購入する際の手数料
リップルを購入する際にかかる手数料は非常に気になるポイントではないでしょうか。取引方法は大きく分けて「販売所形式」と「取引所形式」の2種類あり、それぞれ手数料が大きく異なります。よって、リップルを購入する際の手数料を安く抑えるにはまず、「トレード方法が販売所形式と取引所形式のどちらなのか」を確認しましょう
ではどちらのほうが手数料が安いかというと、取引所形式です。販売所形式はユーザー同士ではなく、運営とユーザーの間でトレードを行う形式ですが、「スプレッド」と呼ばれる手数料がかかってしまいます。スプレッドというのは「購入価格と売却価格の差額」のことで、スプレッドの大きさは状況によって変動します。スプレッドが大きいとその分利益を出すのが難しくなってしまいます。企業が「手数料無料」という広告を出していたとしても、スプレッドが大きい可能性もあるので注意しましょう。
リップルを購入できるおすすめの海外取引所
これまでにご紹介してきた3つ(bitbank・GMOコイン・DMM Bitcoin)はいずれも国内のものですが、「リップルを海外で購入したい!」という方もいらっしゃるでしょう。そこで、ここではリップルを購入できるおすすめの海外取引所をご紹介いたします。
リップルを取り扱っている海外取引所は非常に多く存在しますが、その中でも特におすすめなのは「Binance」です。Binanceは中国に拠点を置く、仮想通貨全体の取引高が世界で最も多い所です。Binanceはリップルの取引高も比較的多く、手数料が非常に安いうえ、リップルの他にも120種類以上購入できるというメリットがあります。
なお、リップルの取引高が世界で最も多い取引所は「Bithumb」です。Bithumbは韓国の大手取引所ですが、日本語に対応しており、サポートセンターでも日本語でやり取りをすることができます。手数料はBinanceと比較すると高いですが、クーポンを購入することで手数料を大幅に下げることが可能です。リップルを購入できる海外取引所はBinanceやBithumbの他にもたくさんあるので、取引高や手数料、セキュリティなどをチェックして自分に合った所を選んでみてください。