アルトコインとはBitcoin以外の仮想通貨であることは説明するまでもありませんが、そのアルトコインの中に、草コインという超低位仮想通貨が含まれています。草コインの定義は現在のところ存在していませんが、人によっては、0~1円が草コインとか、10円以下が草コインなどと認識しています。とにかく安すぎるというのが特徴ですが、ハイリスクハイリターンの可能性は否定できません。

海外と国内の取引所が扱うアルトコインの数

海外の取引所はアルトコインの宝庫国内の取引所のほとんどは、扱う仮想通貨は10種類すら超えておらず、例外としているのは、コインチェックとザイフです。コインチェックは13種類の仮想通貨を扱い、ザイフはトークンを含めると、15種類の仮想通貨を扱っています。Bitcoin以外の仮想通貨に投資したい場合は、コインチェックとザイフがおすすめだといいます。しかし、海外の取引所の場合ですと、15種類どころか、300種類を扱うところがあれば、500種類以上の仮想通貨を扱うところもあります。

なぜここまで差があるのかは不明ですが、国内の取引所が扱う仮想通貨は、値上がりに期待できるものばかりで、現にBitcoinだけでなく、アルトコインであるイーサリアムやモネロやライトコインなど、万単位に値が付き、とくにビットコインキャッシュというBitcoinから分裂した仮想通貨は、40万円台にまで届くようになっています。

現在の仮想通貨の数は、全部で1000種類以上とされており、その中から光る原石となるアルトコインまたは草コインを引き当てるのは、至難の業といっても過言ではありません。しかし、引き当てることができれば、億万長者になるという夢が現実になる可能性があるので、仮想通貨はある意味、夢を叶いやすい投資分野といっても過言ではないようです。

前例として、少し前までは草コイン同然だったアルトコインのXEMやXRPは急激な値上がりを見せています。このふたつのアルトコインが値上がりするのなら、他の草コインも値上がりすることに期待して、安いうちに大量購入する人がいるといいます。

国内の取引所はアルトコインの数が少ないのは事実

アルトコインの数を豊富に扱っているザイフやコインチェックですが、海外の取引所から見れば、少ないのは事実ですが、すべてが値上がりに期待できるので、安いうちに投資しようと躍起になっている日本人は少なくないでしょう。しかし、国内の取引所を利用する外国人も、同じことだと言えます。Bitcoinが急騰し過ぎて、逆に手が出せなくなっている今だからこそ、アルトコインに注目しているのでしょう。

国内の取引所は今後、アルトコインをさらに増やすでしょうが、仮想通貨の取引をしている投資家達は、今後扱うかもしれないアルトコインを予測し、その予測が的中したら、値上がりに大きな期待を込めて、アルトコインの大量購入に走るでしょう。投資に勝つには、常に情報収集を怠らないようにするのが大切だと考えます。

海外の取引所に注目する

なぜ国内の取引所はアルトコインの数は少ないのか?アルトコインを豊富に扱いたい場合は、海外の取引所を利用することが適切で、そのひとつであるクリプトピアやコインエクスチェンジなどは、約300種類以上の仮想通貨を扱っています。草コインも豊富にあり、少額で投資したい人には最適な仮想通貨ですが、やはり海外の取引所なので、口座開設だけでなく送金や出金だけでも、手間がかかるのは事実でしょう。

海外の取引所は英語表記されているのがほとんどですが、日本語表記に対応しているところもあります。仮想通貨を始めて日が浅い人でも、日本語が表記されている取引所であれば、利用しやすいでしょう。ただし、セキュリティについても国内の取引所より不安な部分が多く、儲かったら換金するという人はほとんどですが、現在はセキュリティ面も強化されているので、二段階認証などを設定してセキュリティをさらに強化すれば、多少ですが安心して利用できるでしょう。

とはいえ、国内の取引所よりセキュリティが低いのは確かで、二段階認証を設定しても、まだ安心はできません。損しても問題ない程度の額であれば、ずっと寝かせてもいいでしょう。

国内の取引所が扱う仮想通貨の種類がなぜ少ないのか

なぜアルトコインの数が少ないのかは現時点で不明ですが、その理由を予想してみました。まずひとつは詐欺COINの存在についてです。詐欺COINとは、明確な意味はありませんが、単純な資金集めを目的に作られた通貨や、技術革新や提携などを含む将来性が見込めない通貨など、色々な意味が込められています。だからこそ、国内の取引所は、詐欺COINとなりそうなアルトコインを扱うか扱わないかに悩んでいるのでしょう。しかし、詐欺コインから、ホワイトペーパー込みのアルトコインに格上げされる可能性も秘めているので、そのことを踏まえて、あえて投資する人が多い傾向にあります。

ふたつ目は、上場を検討している仮想通貨にホワイトペーパーが込められているかにあります。ホワイトペーパーとは、文字通り「白書」を意味していますが、企業の間でもよく使われています。仮想通貨の場合だと、仮想通貨に関連する企画や構想や技術などがすべて盛り込まれている文書で、わかりやすく例えるなら、この仮想通貨はこういう風に使われるという内容が書き記された文書です。明確に書かれたホワイトペーパーがあるだけでも違ってくるので、将来性に期待を持つことができるといえます。

みっつ目は、上場審査を通過する条件が満たせないことにあります。上場審査の内容は取引所によって異なると思われますが、現時点では不明です。考えられる基準は、将来性や期待値の高さや、大手企業がそのプロジェクト用の仮想通貨に投資しているとか、海外の取引所の多くが扱っているなどと思われます。色々な要素が重なって、上場が難しいかもしれませんが、上場すれば一気に知名度が広まると予想され、上場したばかりの仮想通貨を購入する人が増えることに期待ができます。

しかし、新たな仮想通貨が上場し続けるのは間違いないので、常に情報収集することが大事です。

上場する仮想通貨が増えることに期待が大きい

国内の取引所は常に、上場してもよいアルトコインを選び、検討しています。コインチェックとザイフは、国内取引所の中でも多くの仮想通貨を扱っている取引所で、両方の口座を開設している人は少なくありません。注目されている仮想通貨が、その取引所で扱っているのであれば、口座開設を選択する人は多いだけでなく、複数の口座を開設することで、新しく出てきた仮想通貨に対応できる体勢に入っています。

仮想通貨は、株やFXと違って、まだ新しく登場したばかりの投資分野で、全世界からの期待が大きいのは確かである。取引所が発行するトークンも可能性を秘めている。極端に安い仮想通貨やトークンなどを大量に購入し、上昇したら億万長者になる、そういった夢を持つ人は、世界中どこにもいることでしょう。現に仮想通貨投資で成功した人もおり、前例があるから、夢を持ちやすいと言えます。

安いアルトコインを購入するということは、同時に大きなリスクも背負うことになります。リスクとは、仮想通貨がなかなか値上がりしない、自然消滅する、仮に儲けたとしてもハッキングされてなくなる、などが挙げられます。俗に言う「ハイリスクハイリターン」で、リスクが大きいほど、その分の利益が期待できます。

国内の取引所が扱うアルトコインの数はまだ少ないと言えますが、2018年にはいくつか上場されるでしょう。上場したばかりのアルトコインは将来性が高く、そのアルトコインとの提携を考える企業が増えるので、期待度が非常に高いと言えます。