DMMの新しい仮想通貨取引所

これまで「株式会社東京ビットコイン取引所」として運営されていたDMMグループの取引所が平成29年12月12日「株式会社DMM Bitcoin」に商号変更しました。12月1日には金融庁から仮想通貨交換業者として認定を受けて、平成30年1月11日から口座開設の申し込み受付けを開始することが発表されました。

DMM.com証券でFXを扱った実績のあるDMMグループの仮想通貨取引所は、どのようなものになるのでしょうか。サービス内容などご紹介していきます。

取引所の概要

まず気になる取扱い仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、 イーサリアムクラシック(ETC)、 リップル(XRP)、ネム(NEM) 、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の7種類に。

現物取引は3通貨ペア【現物取引は3通貨ペア】(ビットコイン/円(BTC/JPY)、イーサリアム/円(ETH/JPY)、イーサリアム/ビットコイン(ETH/BTC)。

レバレッジ取引は14通貨ペアの取り扱い通貨があります。レバレッジは5倍で固定です。入金できる通貨は日本円、入出庫ができる仮想通貨はスタート時点ではビットコインとイーサリアムの2種類になります。

現物取引ではストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、OCO(オーシーオー)、レバレッジ取引では上記に加えてIFD(イフダン)、IFO(IFD+OCO)も利用可能です。

5倍固定ですが、アルトコイン取引にレバレッジをきかせることが可能になります。「ストリーミング注文」は表示されているレートをクリックすれば、希望のレートで確実に約定。レートが不利な方に変わった場合、約定しないという注文方法です。

入金方法は銀行振込とクイック入金です。手数料は基本的に取引、入出金、入出庫とも無料です。GMO同様に、入出金手数料がかからないのはメリットですね。

負担が発生するのはスワップ取引でのレバレッジ手数料(日歩0.04%相当の日本円をロールオーバー時に減算)、銀行手数料、マイナーへの手数料のみです。
(参考:https://tokyobtc.jp/dmm_bitcoin_teaser.html)

海外取引所では50~100種類取り扱う取引所も珍しくありません。取引所の増加とともに、日本の取引所でも取扱通貨数がさらに増えていくことも望みたいところです。

DMMはSBI、GMOとともにマイニング事業も10月から運営を開始しているので、マイニング事業が順調に進めば取扱いコインの増加が期待できるかもしれませんね。

商号変更の理由は?

「DMM Bitcoin」2018年1月開設!アルトコインのレバレッジ取引が可能に「株式会社東京ビットコイン取引所」は仮想通貨交換業者として金融庁に申請したものの、認可を得ることができず、12月1日の認可を得るまで、いわば仮操業的な形の存在になっていたようです。

稼働時間が7:00~25:00と取引所としては短めで、サポートも平日10:00~17:30となっていました。HPもかなり素っ気ない作りのものでした(http://news.tokyobtc.jp/detail/?dt=20171220)。今回、待望の認可が得られたことでDMMの名を冠した企業名で24時間、365日利用可能な体制で満を持して本格始動することになったようです。

PC・アプリの利便性は?取引ツールの詳細
DMM.com証券のFX取引ツール「DMM FX」は使いやすさが好評なだけに、DMM Bitcoin
で提供されるツールも使いやすさ、わかりやすさの点でかなり期待できそうです。情報や機能が満載の、レイアウト自在なツールが提供されるようです。

移動平均線や一目均衡表など、さまざまなテクニカル指標を搭載したチャートも提供されるので、使いこなせば上級トレーダーを目指せそうです。チャートからの発注もできるので、チャンスを逃さず発注できます。

アプリはiOS、Androidどちらにも対応。PC版に負けない機能を備え、発注もチャートを確認しながらワンタッチでできるようです。スマホにはアラート通知機能もあって、かなり使えそうなアプリです。

マイページでは資産を一括管理できて、専用ウォレットもあります。PC 版システムはメール登録すれば、マイページが作れます。アプリは機能制限はありますが、登録不要でお試しできるそうなので、気軽に試せます。ツールの使いやすさ、手数料のある取引所はやはり魅力的。ストレスなく、有利な取引ができるので結局その取引所がメインになっていくものです。公式HPのオープンは1月10日です。ツールを実際に試して、気になる既存の取引所との違いを確認してみたいですね。東京ビットコイン取引所の利用者には移行のための連絡があるようです。

国内企業が続々取引所開設!仮想通貨バブルは続く?

金融庁の取引所の認可が始まり、ビットコインの取引でも日本人が中心となった2017年はまさに「仮想通貨元年」となり、仮想通貨バブルを迎えて価格や上昇率は驚くべき数値となりました。11月からはビットコインの暴落やビットコインキャッシュの急騰などもあり、ニュースが目白押しの年末を迎えました。

今年は税法上雑所得とみなされ、人によっては半分税金で取られてしまう状況のため、今年中は利益確定を見送っている人も少なくないと思われます。税法上の扱いが変わった場合などの利益確定が及ぼす影響も来年は気になるところです。

金融機関の送金、決済手段としてブロックチェーン技術が取り入れられようとはしているものの、現在はほぼ投資の手段として存在している仮想通貨が、オリンピックを控えた日本でどれだけ個人の決済手段として定着するかもまだまだ計り知れないところです。

しかしながら、ットコインが暴落してもむしろ買い時、ホールドしていればやがてまた価格は上昇する、と冷静に捉えている人が多く、パニックになるような状況は見られていません。今後の確実な予想は不可能なものの、仮想通貨がごく一時期のブームで終わるようなものではなさそうだという見方が定着して来たように思われます。

また、アルトコインへの興味の広がりも感じられ、各コインの性質や目的、ブロックチェーン技術などを理解して売買をすることが浸透しつつあります。

2018年に大手企業の仮想通貨取引所参入が予定されているのも、仮想通貨取引はまだまだ増大するという見方をしている証しとも言えるでしょう。

2018年に開設予定の国内仮想通貨取引所

DMM Bitcoin以外にも、平成30年の仮想通貨取引所開設を発表している企業が相次いでいます。「SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)」、「サイバーエージェントビットコイン(CABTC)」など、大手企業の参入が正式発表されています。

また、DMMグループはDMM Bitcoinに続いて100%子会社として設立した「株式会社ネクストカレンシー」でも仮想通貨取引事業を行い、2018年春には取引所開設を目指しています。

DMM Bitcoinは、以下の点が特長と言えます。

・アルトコインのレバレッジトレードが可能
・入出金手数料が無料
・ストリーミング注文が可能

では、もうひとつの「ネクストカレンシー」はどのような特徴を持った取引所になるのでしょうか。公式のくわしい発表がまだないので推測するしかありませんが、ネーミングからはより新しいジャンルの取り扱いがありそうな予感がしますね。取り扱い通貨はどのようになるかも楽しみです。

10月から「DMMマイニングファーム」の運営を開始、年度末には「DMM POOL」をグローバルに公開して世界のマイニングファームトップ3入リを目指すというDMMグループ。2つの取引所の開設と合わせて仮想通貨に対してかなり「本気」で事業の中心として取り組んでいこうとしていることが伝わってきます。取引所運営にもかなり気合が入りそうで、さらに期待が高まります。

新取引所オープンに際しては、お得なキャンペーンなどもあるかもしれませんね。アルトコインのレバレッジ取引は大きく稼げる可能性がありますが、同様に大きな損をする可能性もあることを忘れずに!