Binanceは中国の仮想通貨取引所で、ビットコインのハードフォークにもいち早く対応したことで非常にBinanceは有名になり、先日取引高が世界一になったことでもBinanceは話題になりました。日本ではcoincheckが仮想通貨のCMを流し始めたことで、劇的にcoincheckへの登録が増えているようです。
ただ、先日起きたビットコインを含むアルトコインの暴落で、ビットコインの名を広めた日本で最も有名な仮想通貨取引所であるbitFlyerもcoincheck、そしてZaifも一時サーバーがダウンしてしまうということが起こってしまいました。ただ比較するわけではありませんが、Binanceはサーバーダウンなど一度もしていませんし、Binanceは扱っているコインの数も現在、90種類と日本の仮想通貨取引所と比べると段違いです。今回は日本の仮想通貨取引所にはないBinanceの魅力を語っていきます。
Binanceとは
前述したようにBinanceは中国の仮想通貨取引所で、今年できた仮想通貨取引所です。Binanceは中国の仮想通貨取引所に関わらず、日本語対応なところが、Binanceに日本人による契約者が増えた理由の一つです。そしてBinanceはBNBというBinance独自のトークンを使用することで、Binanceの手数料が通常0.1%が0.05%になるメリットもあります。先月ビットコインからハードフォークで付与された、ビットコインダイヤモンドもどこの仮想通貨取引所よりも早くBinanceは配布されました。
ただBinanceは中国の仮想通貨取引所なので、今後中国政府による規制がBinanceにある可能性もないわけではありません。ただくまで個人的な考えですが、Binanceなど中国の取引所を使用していたとしても、中国人ではないので、日本人の場合はあまり関係ないのではないか、と考えています。しかしBinanceは現在日本では購入できない、時価総額が約10兆円のIOTA,時価総額5000億円ADAコインなどをBinanceで売買することが可能です。
Binanceへの登録メリットと登録方法
Binanceは一日2BTCまでの送金ができませんがBinanceは日本とは違い、Binanceは個人情報の登録などの作業は必要ありません。一般的な人にとってはこれで充分かと思います。もちろん、身分証の登録などをBinanceですれば1日100BTCまで出金が可能ですし、Binanceに問い合わせることで100BTCまで限度額を上げることも可能です。
次に登録方法です。
① Binanceのホームページにアクセスします。日本語になっていなかったら、国旗のところをクリックして、日本語を選択してください。そして登録の部分をクリックします。
② クリックすると、メールアドレスとパスワードを入力する空欄が出てくるので入力してから「登録」をクリックしてください。パスワードはできる限り強固なものをしないといけません。作成のコツとしては、大文字や数字や記号などを組み合わせると良いでしょう。
ただ、パスワードの作成が難しいと思うかたは、パスワード生成サイトがありますので、使ってみてください。いくつかパスワード生成サイトを紹介しますので参考にしてください。
・www.luft.co.jp/cgi/randam.php
・www.graviness.com/temp/pw_creator/
③ 同じ形のピースが現れるので、合うようにマウスで動かします
④ するとBinanceから登録完了メールが送信されてくるので、記載されてあるBinanceのURLをクリックします。とりあえずこれでBinanceで売買をすることが可能です。しかしこのままではハッキングなどでせっかく買った通貨も取られてしまう可能性が高いので、二段階認証をします。
⑤ Binanceのアカウント作成後右下のGoogle認証と書いてあるところをクリックし、画面が変わったら、アップルもしくはGoogleプレイで、Authenticcatorをダウンロードしてください。
⑥ ダウンロードが終わったらQRコードをスマートフォンで読み取ってください。そしてBinance登録時に入力したパスワードを入力します。その後、アプリに表示された6桁の数字をEnter 2FA code from app:というところに入力し、Submitをクリックして終了です。
出金制限解除方法
前述したように、Binanceで個人情報登録をしない場合はLV1で1日に2BTCまでしか出金することができないことになっています。一般的に1日に2BTCで充分だと思いますが、中にはLV2で100BTC必要な方もいるでしょう。
① まずBinanceのアカウントページで身分認証完成をクリックします。
② LV2にするのに必要なものは、最初に「ほかの国と地域」をクリックします。次に名前と名字、性別を入力します。そして運転免許証番号またはパスポート番号を入力します。
③ 次にパスポート表紙と写真または、運転免許証の表面をアップロードします。
④ パスポートの写真のページまたは運転免許証の裏面をアップロードします。
⑤ パスポートの写真のページまたは運転免許証の表面とBinanceのアップロードの日付のメモお自分の顔が写った画像をアップロードしま、確認をクリックして終了です。
Binanceへの送金方法
Binanceは中国の取引所なため、日本円を送金してコインを購入するということはできません。なので、日本の取引所でビットコインなどを購入後にBinanceに送金するという方法をとります。なお、日本の取引所はcoincheckをもとに説明していきます。
① アカウントページで「資産」、預金の引き出しをクリックします。
② 画面が変わったらBTCの預金というところをクリックします。するとBTC預金アドレスが表示されるので、右隣にある「アドレスをコピーする」をクリックして、coincheckの取引所へいきます。
③ Coincheckにログインしたら、送金というところをクリックし先ほどBinanceでコピーしてきたアドレスを貼りつけます。送金アドレスをしっかりコピペして貼り付けましょう。次に購入したビットコインの数量を入力します。このとき、手数料分計算して、「送金する」をクリックしてください。おそらくビットコインの送金には時間がかかってしまう可能性が非常に高いので、気長に待っていてください。
Binanceでの売買方法
アカウントページから左上の所に取引センターというとことが、コインを買うにはベーシックとアドバンスのどちらかの方法でも購入可能となっています。最初にベーシックから説明していきます。
ベーシックは日本の販売所でもこのようなチャートになっているところも多いので比較的見やすいのが特徴です。画面右側のBNB/BTCとなっているところをクリックすることで、買いたい通貨を選択できます。もしイーサリアムで購入したいならば、BTCと書かれている右側のETHをクリックすることで、イーサリアムでの購入が可能になります。通貨を購入したい場合はチャートの下にある、購入のところの価格のところに自分が買いたい価格と数量を入力します。その後「購入」をクリックすれば、購入することができます。
なお数量の下にある25,50%,75%,100%というのは、自分の持っている通貨の分を選択した分の数量に反映させることができます。例えば1BTC持っていて25%分のLTC買いたい場合ここ25%のところをクリックすることで自動的に注文してくれます。
次にアドバンスでの購入方法です。アドバンスではベーシックに比べて、よりテクニカルを駆使して売買をすることが可能になっています。例えばボリンジャーバンドや移動平均やRSIなどを使用することができます。買いたい通貨を変更したい場合は、マイアカウントの左隣の▼をクリックすることで、選ぶことが可能です。購入する場合はベーシックと同じで自分が買いたい価格を入力してから、買いたい数量を入力します。売却をするときもやり方は同じです。
海外の取引所はほとんど英語のところが多く、英語が苦手な人はハードルが高く感じられてしまいます。しかしBinanceは日本語対応しているので、登録するのはそれほど難しくはないでしょう。それにサーバーも日本の取引所に比べて強いのでアクセスが集中しても、安心して取引をすることができます。これからビットコインはこれから年末年始にハードフォークが予定されています。Binanceは全てのビットコインのハードフォークに対応する、と発表しているので、これを機に登録してみてはいかがでしょうか。