10月5日の朝から10月6日の朝でリップルが11%の値上がりをしています。5日の朝の始値が24円、6日の朝が26円後半とリップルの値段が2円強上がっています。そしてなにより仮想通貨の投資家が気になったのは5日、リップル以外の通貨は下落をしているなかリップルだけは上がり続けているということではないでしょうか?今回はリップルがあがる本当の理由を解説していきたいと思います。
リップルとは?
軽くおさらいなのですがリップルとは1000種類以上のコインの中で時価総額が第4位の仮想通貨です。リップル社が開発したリップルコンソーシアムは海外送金や国内送金のシステムでお金のトークンを媒体に海外送金をどのシステムよりも早くできるようにしたシステムです。このシステムは世界的にも注目されこれから大手メガバンクが参入する予定のシステムです。そしてこのシステムを開発にあたり作られた通貨がリップルコイン(XRP)です。
XRPが値上がりするために海外送金のリップルコンソーシアムを各大手金融機関が使用しどれくらいのお金を送金するかで値段が変わってきます。10億で1円、100億で10円、1,000億で100円1兆で1,000円、10兆で10,000円の値段を付ける仕組みになっております。現在の価格は26円なので260億円規模の単位のお金がリップルコンソーシアムを流動していることになります。しかしまだまだ伸びる可能性を秘めているのがこのXRPです。
リップルが高騰する材料
今年3月にリップルは日本の大手メガバンク三菱東京UFJ銀行と提携するという発表をしました。この発表によりリップルコイン1コイン4円だったのが16円まで高騰しました。約2倍以上の値上がりが観測されました。これによりリップルを買い求める人がかなり増え需要が上がり今の値段に至ります。そUFJ銀行は日本初のMUFGコインの開発に乗りだした銀行で仮想通貨には特に力を入れている銀行です。この三菱東京UFJ銀行はなぜリップルを採用したかというと「2018年に大手海外銀行6社と提携して国際送金を行うことを表明」したからです。この大規模なプロジェクトを行うためにこのリップルの技術を採用することが大きく報道されて大きく価値を上げることになりました。
リップルの技術を使えば、今まで高い手数料を取られていた送金が「格安、高速送金手段」へとシフトしていきます。それが実現することでこのプロジェクトは大きく注目されているのです。そして今年10月からこのプロジェクトを本格的に開始するとのことでリップルの需要がかなり伸びていると考えられます。この全面的なプロジェクトの進行のおかげでリップルは「明確に高騰が見える通貨」として世界でも認知度があります。そして投資離れをしている日本人でもビットコインの次にリップルがよく知られています。
仮想通貨市場は単純です。知名度が高ければ高いほど値段が高騰しやすいのです。この理論はビットコインを見ればすでにわかる人もいると思います。朝のニュースに1分でも仮想通貨が取り上げられれば仮想通貨の値段は高騰します。さらに仮想通貨は株式と違い一口いくらという単為ではないです。ビットコインなど、1,000円から買えるコインもありますので初心者が手を出しやすいものです。さらに今回紹介するリップルは1コイン26円。イーサリアムやビットコインと違って数万円するものではありません。なので約2500円リップルに使えば100倍の利益になるので、1円上がれば100円プラスになるということで投資の練習としてもリップルは最適でしょう。こうして投資をする人が増えれば増えるほどリップルは高騰の一歩を歩んでいます。
リップルに注目する理由
私自身がリップルに注目している理由としましては「すでに大手銀行の複数がリップルコインの国際決済の試験段階、最終段階に入っている」ということです。以前にR3コンソーシアムという60社の金融機関が参加するプロジェクトでリップルコインの国際決済の試験が実施されました。世界各国の大手銀行が参加していますので、今後全世界的にリップルの送金手段が積極的に再移用されることは間違いないです。
そして驚くべきことに日本の銀行に関しても続々と参入をしています、一部の銀行を抜粋するとオリックス銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行株式会社、りそな銀行、三井住友信託銀行、ゆうちょ銀行など誰でも知っているような銀行が動きだしていますしこの他にも数多くの銀行の名前があります。日本の銀行、さらに世界の銀行がこれだけ動き出しているということは2018年にリップルの国際送金プロジェクトがスタートしたら今の価値よりもさらに上昇するのは間違いないでしょう。
専門家の予想をはるかに超えている唯一のコイン
リップルの当初の天井価格は20円前後と専門家から言われていたのはご存知でしょうか?その理由は「仮にリップルコンソーシアムが成功したとしてもこんな便利なシステムは必ず不具合が起き、何か大きな問題が起こる」と専門家に評価されていました。この評価が言われていた当初はちょうどビットコインのハッキング事件が起きて全体的に仮想通貨の印象が悪くなっているときです。これによってリップルもなにか問題が起きると決めつけられていました。もちろん今後技術の発展によりリップルコンソーシアム内ではなんの問題も不具合も起きてはいません。つまり専門家の評価以上にリップルは自分のシステムの価値を上げているのです。現段階での専門家の意見は「今後どうなるのかわからない」と言ったものです。
このリップルの使われ方としては「仲介通貨」がメインとなります。そのためビットコインのように通貨自体に価値を持つわけではなく、あくまでも両替通貨としても役割となります。専門家は「リップルは一時的に使う通貨のため今後価値が上がりにくい通貨」とも当初はつぶやかれてました。しかしそれでも徐々に値上がりを続けていますので今後のリップルの専門家の話は参考にはならないでしょう。しかしこのリップルの値上がりや価値の照準の動きなどはある意味でお金に似てると思ったことはないでしょうか?
価値の尺度はお金に似ている!?
リップルは「仲介通貨」と先ほども説明しましたがこれはお金も同じものです。元々お金とは純金の代わりに作られたのもです。金本位制で各国は金の代わりに紙幣を発行していたのです。しかし現代では紙幣が便利になりすぎて金よりも紙幣の枚数のほうが多いとされています。それはもちろんの話なのですがなぜここまでお金が便利になったかというとまず「持ち運べる」そして「どこでも使える」この二つです。このシンプルな理由によってお金自体に価値が出てきたのです。つまり日常で使えれば使えるほど通貨としての価値が生まれてくるのです。
現在ビットコインはアメリカだとコンビニから家電量販店で使えます。日本でもアマゾンではビットコインが使えます。日常で使うことができればもはやお金そのものとしての価値が尊重されます。リップルも今後そうなるのではないかと考えています。今は仮想通貨として仲介通貨としての価値が十分にあるリップルですが今後需要があればあるほど「お金としても使っていいのではないか?」という意見も間違いなく出てきます。こうなったときにはビットコインよりも値段が上がることも期待できるのではないでしょうか?
1年前、わずか2円だったリップルが、今は13倍の値段をつけています。このリップルの値上がりでさらに仮想通貨の可能性を感じることができました。今後一番期待できる仮想通貨としてリップルを必ず持っておいたほうがいいでしょう。まだまだ10倍以上の値段をつける可能性が大いにあります。