貯めたポイントをビットコインに交換できるサービスが拡大中
サイト内で商品を購入したりサービスを利用することでポイントが貯まるポイントサイトが複数存在しますが、貯めたポイントを商品の購入に当てたり、現金やEdyなどの電子マネーに交換して利用することが可能となっています。しかしここ数年来貯まったポイントを現金やEdyなどの電子マネーだけではなくて、ビットコインに交換出来るポイントサイトが増えてきています。
元々ポイントサイトはパソコンで行なっているサービスがメインでしたが、携帯をメインとしてポイントを貯められるサービスとして始まったのが、セレスが運営するモッピーやお財布.COMでした。モッピーやお財布.COMは携帯で貯められるポイントサイトということで、パソコンがメインのポイントサイトでは行えなかったEdy などの電子マネーへの交換を行なうなどしていましたが、2015年5月にビットコインの取引所を運営しているbitFlyerと業務提携を行なって、貯めたポイントをビットコインに交換することが出来るようになりました。
このポイント交換サービスで、さらにビットコインの普及が加速
この動きを受けてげん玉というポイントサイトを運営するリアルワールドは、2015年12月にbitFlyerと業務提携を行なって、貯めたポイントをビットコインに交換することが出来るようになりました。その他にもポイントサイトでは老舗的な存在であるポイントタウンというポイントサイトを運営しているGMOメディアや、ポイントインカムを運営するファイブゲートなどが、次々と貯まったポイントをビットコインに交換出来るサービスを開始してきました。
そしてビットコインに交換出来るポイントサイトの交換先になるビットコインを扱う取引所は、全てbitFlyerが行なっていますが、モッピーに限ってはbitFlyerだけでなく同じビットコインの取引所であるcoincheckでも交換することが可能となっています。
ビットコイン交換アカウント作成もシンプル化
ビットコインへの交換は基本的に500円相当のポイントから手数料無料で交換することが出来ますが、貯まったポイントをビットコインに交換するには、前準備としてbitFlyerからアカウントを作成する必要があります。bitFlyerからアカウントを作成するにはbitFlyerのサイトから作成することが出来、FacebookかYahoo IDやGoogleを所持している人は、それらからアカウントを作成することが可能となっています。
ただポイントをビットコインに交換するだけですと、このアカウントで大丈夫ですが、ビットコインの売買も行ないたいときはトレードクラスでの作成が必要になり、トレードクラスで作成するときは本人確認のために運転免許書か顔写真つきのマイナンバーカード、或いはパスポートか健康保険書のコピーを提出することが必要になりますが、ビットコインの認識が高まるにつれて、ポイントをビットコインに交換するニーズは高まっていく可能性はあります。