ビットコインウォレットを効率よく活用する
ビットコインで支払いを行なうときは、ビットコインウォレットで保管することで便利に支払いを行なうことが出来ます。ビットコインウォレットには、個人が所有するパソコンに保管するウォレットやWeb上で保管するウォレット、そしてスマホなどに保管するウォレットや紙媒体で保管するウォレットなどがあります。
そしてこれらのウォレットを目的別に分けて保管することで、ビットコインを使用したい分使用したいときに使用することが出来ますし、ビットコインの資産を複数のウォレットに分散することで紛失などのリスクから回避することも可能となります。支払いを行なうときに便利なウォレットはスマホで保管するウォレットになり、コインチェックのようなビットコイン取引所などが提供しているモバイルウォレットアプリをダウンロードして使用することになります。
ビックカメラでビットコイン支払開始
このようにビットコインを自由に使用出来るウォレットなどが存在していますが、日本の場合は実店舗やネットで使用することが出来ませんでしたが、近年実店舗やネットで使用することが出来るようになったきました。
例えばビックカメラはビットコイン取引所のビットフライヤーと提携して、2017年4月7日よりビットコインによる支払いの試験導入を始め、2017年7月26日よりビックカメラ全店とコジマとソフマップの一部店舗で、10万円相当を上限にビットコインでの支払いが出来るようになりました。ビックカメラでは日本国内のビットコインに対する盛り上がりと海外からの観光客をターゲットにして、ビットコインによる支払いが出来るようになりましたが、ビックカメラ以外でもビットコインによる支払いが出来る店舗が増えてきています。
今後もビットコイン支払が出来る店舗が増加する見込み
中国の決済サービスであるウイチャットペイなど様々な支払いサービスを提供するニッポンペイは、2017年6月28日に仮想通貨の取引所を運営するビットポイントジャパンと業務提携を行ない、ビットコインでの支払いも行なえるようになりました。これに先駆けワタミでは、2017年6月12日から順次中国人が多く来店する都内の3店舗に試験的にニッポンペイの支払いサービスの導入を発表しているので、ワタミの3店舗ではビットコインでの支払いが出来るようになりました。
その他ビットコインで支払いを行える店舗は、通信販売ではDMMやビットコインモールなど43件がビットコインでの支払いが出来ますし、実店舗でも家電、AV、書籍、食品、美容健康商品など様々なジャンルに及ぶ189店の店舗がビットコインによる支払いが出来るようになっていて、実際にビットコインで支払いが出来る世界中の店舗の所在地を調べるには、coinmapで探すことが可能となっています。
最後に現金で支払いを行なった場合は消費税がかかってしまいますが、ビットコインで支払いを行なった場合は、2017年7月1日より消費税がかからなくなりました。そして今後も海外からの観光客は増えていくと思われるので、ビットコインによる支払いが出来る店舗は今後も増えていくと思われます。