Vergeとは
Vergeとはプライバシー重視の人向けの分散化された暗号通貨です。プライバシーのために複数の匿名ネットワークTORやi2pなどを採用しています。つまり匿名系の通貨ってことですね。coin check(コインチェック)銘柄でいうとDashとかMonero、Zcashとかが匿名系の仮想通貨ですね。「え?匿名系ってビットコインとどう違うの?」と思う方もいると思います!
ビットコインはブロックチェーンにすべての取引記録が保存されており全世界に公開されていて誰でも見れるということです!お店に支払いをする時など取引に透明性が要求されるシーンでは非常に有効なのですが、逆に公開されている情報から口座の残高を調べられたりIPアドレスを見て身元を特定されたりする可能性があるわけです。これはちょっと怖いですよね。そんな問題を解決するために生まれたのがVergeです。
Vergeの特徴
次にVergeの特徴を解説していきます。
Vergeの特徴は4つあります。
- プライバシー保護機能がすごい
- 超高速送金
- あらゆるOSのウォレットがある
- コミュニティが盛り上がっている
まずはプライバシーの保護機能がすごいことについてです。これは先ほど述べた通りVergeは匿名系の仮想通貨なのでプライバシー保護機能がすごいのは当然といえば当然なのですがVergeのすごいところは、取引記録を公開するか非公開にするかをユーザーが取引ごとに選べるところです。Vergeは「レイス・プロトコル」という技術を使うことにより匿名性を確保したまま取引記録を公開できるということです。ここで出てきた「レイス・プロトコル」について少し解説しますね。
レイスプロトコルはユーザーがVergeブロックチェーンのオープン元帳とプライベート元帳をシームレスに切り替えることを可能にするテクノロジーです。レイス・プロトコルをONにするだけで取引データは秘匿されブロックチェーンエクスプローラーには表示されません。取引の透明性を要求されるシーンではレイス・プロトコルはOFFのまま今までのブロックチェーンの仕組みどおり取引データをオープン元帳上で参照できます。
次の特徴は超高速送金が平均取引確認時間が5秒という速さということです。
ジャマイカの陸上選手、ウサイン・ボルトが100mを走りきる前に送金できてしまうということです。ビットコインの場合は状況によっては20分くらいかかったりするので5秒という速さは破格ですよね。Vergeが実用化を見据えて開発されているというのがよくわかります。なぜ5秒で送金できるかというとSPV(Simple Payment Verification)という技術を使っているからです。速いというだけでも価値があると思います。
現代人はみんなスクライドのストレート・クーガーのように速いことに価値を見出しますし現に速いことは大変意味があることです。人生は有限ですから送金を待っている時間なんて無いに越した事はないですよね。他にはツイッターでVergeを送ったりできます。簡単に説明しますと
- コインチェックなどどこでもいいのでビットコインかイーサリアムを手に入れる。
- それをバイナンスに送る
- バイナンスでVerge(XVG)を買う
- 「@vergetips tip@アカウント名10 」とツイート。
10のところは送りたいVergeの数量を入れる これで完了!
次はあらゆるOSウォレットがあるということです!Windows、Macなどはもちろんandroid用ウォレットもあります。まだまだ種類はありますがこれだけでもいろんな人がVergeのウォレットを使用することができます。なぜたくさんのウォレットが開発できるかというと次に紹介するコミュニティが盛り上がっているというところにつながります。
Vergeのコミュニティはものすごく盛り上がっています。ガンガン開発されていっているということですね。VergeはプレマイニングもICOもやってません。開発はすべて専門の開発チームが行っています。Vergeは草の根スタイルのプロジェクトでありコア開発チームがXVGプラットフォームを改善するために日々努力しているそうです。コミュニティが盛り上がっているコインは価格が上がりやすい傾向があり開発もガンガン進んでいくイメージですね!
Vergeはどこの取引所で買えるのか?
そんなVergeですが残念ながら国内の取引所では取り扱いがありません。取り扱いがあるのは海外の取引所です。いくつかありますがVergeを売買するならBinance(バイナンス)が1番オススメです。海外取引所ですが日本語に対応しているので問題なく使えます。日本の取引所で取り扱われるようになるのはもう少し先になるでしょうね。日本の場合は金融庁のチェックが入りますし匿名系コインはその性質上チェックが厳しいようです。
Vergeの今後の動きについて
今後Vergeはどんどん上がっていくでしょう。開発チームとコミュニティも盛り上がっている様子です。これからもまだまだ新規参入者が増える仮想通貨の世界でもっともっと価格をあげていくと思います。ウイルス対策ソフト、マカフィーの創業者ジョン・マカフィーさんも「最近、仮想通貨について聞かれることが多いんだけどこれからは匿名系コインがくるよ」とVergeをおすすめしています。昨今、仮想通貨界ではハッキング祭りですからね!
マカフィーさんが言うようにこれからはこういう匿名系コインが天下をとるかもしれません。他にはVergeは広告の使い方が一流なので跳ね上がる可能性があるということです。最近よくわからない仮想通貨がどんどん出ている中、有象無象の通貨が飛び出し存在感を高めて価格を上昇させるには何が大切でしょうか?それは「広告」こそが最も大切です。
どれだけ多くの人に知ってもらい興味をもたせるかが重要ですVergeは仮想通貨ギークにに届く広告になっていたり、話題になりやすい広告になっていたり、広告費用が低コストなところが広告の使い方が一流だと思います。そんなところがVergeの強みでありこれから上がっていく要素の一つだと思います。
仮想通貨をもっと楽しむ
ここまでをまとめるとVergeは今1番勢いのある匿名系のコインでプライベート保護機能、超高速送金という特徴がありコミュニティが盛り上がっているため今後にも期待出来る。ということです。初めて匿名系コインを知ったときは何のために使うのかマネーロータリングとかテロ組織など御用達とか思っていたのですが、最近になってその重要性に気が付きました。
仮想通貨界ではハッキングがかなり流行っています。2017年が仮想通貨元年だとしたら2018年はハッキング元年になるかもしれないと言われているほどです。そうなった時に大事なのが匿名性です。何でもかんでも隠すのではなく取引内容について公開、非公開が選べてそれでいて匿名であるという特徴をもつVergeはまさにこれからの時代の仮想通貨かもしれません。まだまだ将来性のある匿名系仮想通貨Verge非常に高い匿名性と高い分散性を備えておりビットコインのかゆいところに手が届いたという感じでしょうか。
現在は価格は低いですが今後もっと注目を浴び高騰してもおかしくない仮想通貨であると思います。今後仮想通貨は様々な種類の通貨が増えていく中で国内の情報だけでは情報不足になる可能性もあります。仮想通貨をもっと楽しむためにも様々な国の取引所を見てみるといいと思っております。取引所を比較検討していく中で私たちが知らない通貨を発見でき、それが稼ぐきっかけになることもあります。
今回はvergeという通貨を紹介しましたが現在vergeは1コイン日本円で約5円です。コインチェックハッキング問題から今後は匿名性の通貨が伸びていく時代になります。現在5円のvergeも今後はビットコインやイーサリアムくらいの値段になる可能性もあります。現在の安値のうちがチャンスかもしれませんね。