エイダコインの相場が安定してきました。一時は70円台まで高騰しており、2017年中に100円を超えるかと期待されていましたが翌年に繰り越しとなりました。2018年以降の先が見えたことで、多くのプレセール時からのホルダーは資産が一億円を超えたあたりから保有ADAの換金を始めています。上昇期は売りが非常に乏しく入手困難だったエイダコインも、今では多く売買されている事や相場が落ち着いているため、購入するのであれば今がチャンスです。

12月23日当時のニュースレター

【原文】
ディストリビューティド・フューチャーズ、休日と感謝の挨拶

2017年はカルダノにとってとてもエキサイティングな年でした。
皆さまからのご関心とご支援を頂戴し、カルダノは世界的なコミュニティに成長することができました。本当にありがとうございました。

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次回のニュースレターは年明けを予定しております。
見逃さないよう、受信トレイをご確認ください。

今回カルダノより配信されたニュースレターは年内を締めくくる内容でした。2017年は様々なサプライズを仕掛けてエイダコインホルダー達を楽しませたカルダノですが、文面を見る限りでは今年のサプライズは終了の様子です。現在停滞期に入っているエイダコインが年内に100円を超えるには、カルダノのサプライズ無しでは難しいところです。

しかし、「次回のニュースレターは年明けを予定しております。見逃さないよう、受信トレイをご確認ください。」という文面は非常に興味深く、解釈によっては年明けにビッグサプライズが行われる可能性が伺えます。現在計画中のステーキングなどの相場が上がる材料は多数残されている為、年明けすぐに高騰する可能性は充分にありえる話です。前回の高騰は25円から一気に70円まで吹き上げたので、次に高騰するとなれば現在の47円から100円まで行くかもしれません。

12月後半、BITTREXが新規登録者受け入れ停止中

エイダコインの高騰を機にいつでもエイダコインを換金できるよう、ダイダロスウォレットから取引所に送金している方は多いのでないでしょうか。現在エイダコインを取り扱える取引所は全部で3つあり、今後さらに2つ増える事が確定しています。その中で最も信頼性が高く、取り扱い仮想通貨の多いBITTREXが人気の取引所だったのですが、あまりにも新規登録者が殺到したため、現在は既存ユーザーのみにサービスを提供しており、新規登録者の制限を行っています。

8月頃のBITTREXは、登録の際に免許書の裏表のアップロードと本人と免許証が一枚に写っている写真のアップロードさえ行えば、最低限の取引は可能でした。それが現在では、免許証の使用が不可能になり、代わりにパスポートの提出が必要になっています。ですから、海外に行く機会の無い人もパスポートを取得しないとBITTREXを使用できないのです。そこまで登録制限をかけてもニュースや雑誌の記事などで仮想通貨に興味を持った新規登録者が殺到しており、12月27日には回線混雑を理由に新規登録者の受け入れを完全に停止してしまいました。

口座を作れないことには取引ができないので、これからトレードを始めようとする方はBINANCEなど他の取引所の利用をお勧めします。このようにBITTREXも以前は簡単に登録できていたところを見ると、仮想通貨においては全てがスピード勝負とも言えます。多少のリスクを負ってでも早くから行動に移しておくとすぐ取引所を使えますし、仮想通貨の購入であれば相場の高騰で利益を出すのも容易になります。現在、エイダコインを取り扱っている取引所の1か所でも多く登録しておくと、後が楽になるかもしれませんよ。

BITTREXに代わって人気のBINANCE

プレセール時からのホルダーが資産が1億円を超えたあたりから保有ADAを換金BITTREXが新規参入者を締め出して以来、次に人気を博しているエイダコイン取扱所は中華系取引所BINANCEです。BINANCEでは取引所内でのみ流通するBNBトークンがあり、BINANCE内でのみで購入、売却を行う事ができます。このBNBトークンを使用することで通常の取引よりも安く仮想通貨を購入できるという仕組みは、日本の取引所Zaifの提供するZaifトークンと似ていますね。いきなり海外の取引所に登録するのは不安と思っている方は、エイダコインの取引は未対応ですが、まずはZaifで取引を始めてみてはいかがでしょうか。

なお、BINANCEも12月11日のツイッターで「全てのハードフォークコインをサポートする」と提言しているので近いうちにBITTREXのように混雑してしまうかもしれません。取引所口座は多く持っていて損は無いので、早いうちの登録をお勧めします。

BINANCE(.バイナンス)
https://www.binance.com/?ref=13981939

エイダコイン取扱取引所に見られる傾向

日本の投資家を味方につけるためにICOは日本から始めたエイダコインですが、その取扱い取引所の上場傾向を見ると、日本を避けるかのように海外の取引所に上場している印象を与えられます。また、上場している取引所の規模も大小問わず手当たり次第に上場している感じで、いつ日本の取引所に上場するのか不安になってきます。多くの日本の投資家は国内取引所にエイダコインが上場することを望んでおり、上場したタイミングで相場は高騰するだろうと考えています。

カルダノにおいてもエイダコインは1ドルの価値を目指すと提言している事から世界屈指のシンクタンクを使ってそのビジョンは見えているはずですが、現在のロードマップはシステム整備に追われているばかりで1ドルを目指す為のアクションを行っていません。

エイダコインの相場予測

ICO段階からロードマップの延期を繰り返しており、システム未完成のままトコロテン式に市場公開を迎えている為にシステム整備が先決なのでしょう。その辺りからすると市場心理だけで相場が大きく動くビットコインと異なり、カルダノが相場を左右しているという印象が深くなります。良い意味で捉えると相場操作により相場が安定して下がりにくい仮想通貨となるのですが、悪い意味で捉えると相場が上がりにくい仮想通貨となってしまいます。

投資家としては相場が上がりにくいと非効率なので、時間効率の良い仮想通貨に移り変わりたくなってきますね。1ADA=100円は目の前にあるのですが、私たちはカルダノの提供するサプライズを待つしかありません。現在は、プロジェクトShelleyによってカルダノロードマップは進められています。今回のロードマップはカルダノ独断でプロジェクトを進行していくのでなく、公平性を保った非中央集権型システムの確立とカルダノが成長する為に必要な自律的システムの確立に視点を置いています。その中で注目するべきところはロードマップ下段にある「投票センター」です。

【原文】
非集中型のネットワークでは、ソフトウェアとプロトコルのアップデートは中央集権的権力によって決められるべきではありません。プロトコルが将来的に発展していくことを可能にするために、カルダノはアップデート時に投票センターを設置します。ソフトウェア、プロトコルのアップデートは提案され、ユーザーがそれに対して自身のステークに応じて投票を行うことができます。ユーザーが技術的な内容の投票に対して関与したくない場合は、信頼できるステークプールに投票を委託することもできます。ステークプールは技術的な理解のある責任を持った判断を彼らの代わりに行います。

つまり、エイダコインのホルダー個人それぞれがエイダコインの相場が操作されないように意見を言えるようになるという事です。このロードマップが導入されることで、エイダコインの透明性はさらに高くなるでしょう。そうなると相場の安定性は損なわれるかもしれませんが、価値の高騰が起きる可能性も見えてきます。