Cryptopia(クリプトピア)は500種類以上の仮想通貨を取り扱うニュージーランドの取引所で、日本人の多くが利用している。多くは草コインだが、その草コインがいつか知名度の高いアルトコインに変貌しているのではないかと期待して、少額投資している。仮想通貨の王様であるビットコインと、それに次ぐイーサリアムは、前は草コインだという例があるから、世界中の人達は少額投資で億万長者の夢を抱いているという。
クリプトピアは上場したばかりの仮想通貨を扱う量が多い
海外の取引所は、上場したての仮想通貨の数が多いのが特徴のひとつだが、クリプトピアの場合は、取り扱う量が多い。ザイフとコインチェックの場合だと、日本国内の取引所の中でもアルトコインを扱う量は多いが、海外の取引所ほどではない。クリプトピアの場合だと、不定期ながら、新たな仮想通貨が上場する回数が多く、世界中の投資家達は常に情報収集に怠らず、チャンスがあれば、少しでも高く大量に購入するだろう。しかし、上場したての仮想通貨に注意しなければならない点が複数ある。
上がる保証がない、消滅するかもしれない、自分で決めた額で購入できない可能性がある、などが挙げられる。上場したばかりの仮想通貨のほとんどは、上がる傾向にあり、投資家達はそれを狙っているという。しかし、消滅する恐れがある。なぜなら、流動性がほとんどない仮想通貨は、存在する意味がないからである。ちなみに、Binance(バイナンス)やBittrex(ビットレックス)、Coinexchange(コインエクスチェンジ)など、上場したての仮想通貨の取扱量が多い。だからこそ、世界中の投資家達は海外の取引所に注目しているのだろう。
流動性のある草コインの購入を検討する
流動性とは、わかりやすく説明すると「どれくらい取引や送金が行われているか」にあり、流動性が高ければ高いほど、草コインといえど価値はある。クリプトピアの流動性は「Vol.」で表しており、その数値が多ければ多いほど、投資の価値があるのに対し、逆に少ないほど、投資する価値がないということである。価値があるのはわかるが、安く大量に購入したいという人は、流動性より価格を重視する傾向にあるが、流動性がなければ意味がない。
上場したばかりの草コインは流動性がゼロであり、価格もゼロというのがあるが、このときは投資を募っている段階で、価格はまだ決められていない。とはいえ、すぐに決まることが多い。しかし、流動性が高いからといって、他の投資家は安く購入しようと考え、それが反映してしまうことがある。売ろうとする投資家達は売値を高く設定することが多い一方、短期で利益を上げようと、現在維持している価格より少し高く設定している人も多いが、利益に関係ないので、なんとか手放したいと考える投資家もいるなど、様々なタイプの投資家が存在する。
マッチングすれば問題ないが、逆にマッチングしなければ、買うことも売ることもできないのが事実だという。
ドージコインが注目されている
ドージコインとは仮想通貨のひとつにして、現在の価格が1円前後という草コインの部類に入るが、クリプトピアでは、ドージコインから他の仮想通貨に交換ができるというメリットがある。それが理由で、ドージコインは流動性が多い。ドージコインから交感できる仮想通貨のほとんども流動性が高いものばかり、草コインといえど侮れない。ドージコインは海外の取引所しかないとばかり思ってしまうものだが、実は国内にひとつ、ドージコインを扱う取引所が存在する。それが、Mr.Exchange(エクスチェンジ)である。
Mr.Exchangeが扱う仮想通貨は8種類だが、その8種類の中にあるドージコインは唯一の草コインだ。リップルも草コインと言われたが、現在は200円を突破しているので、草コインとは呼べない。国内の取引所が扱う仮想通貨のほとんどが、もはや草コインと呼べなくなってしまっているが、クリプトピアなど海外の取引所は草コインの宝庫で、とくにドージコインはクリプトピアにとって、非常に優れた草コインといっても過言ではない。しかも、最近のドージコインは値上がり傾向にある。安いうちに大量購入したほうが良いといっても過言ではない。
ドージコインで買える流動性の高い仮想通貨とは
PacCoin(パックコイン)やVerge(バージ)やEmberCoin(エンバーコイン)が現在、ドージコインを使った取引の中でも流動性が高い仮想通貨である。この3つは草コインでありながら、ちゃんとした公式サイトがあり、ホワイトペーパーもある。だから投資家達からの信頼度が厚く、堅実に投資を募ることができるのだろう。この3つの仮想通貨について、簡潔的だが説明する。パックコインは草コインの中の草コインで、現在の価格は日本円にして0.001円ぐらい。1円でパックコイン約1000コイン買えるという計算であるが、流動性がかなり高いとみると、爆発的な暴騰が期待できるのではないかと思ってしまう。安いうちに大量購入したほうが、得策でもある。
バージもパックコインと同様に草コインの中の草コインだったが、現在は25円に届こうとしている。なぜここまで値上がりしたのかというと、次世代通貨と注目されているからである。完全なる匿名のプライバシーを重視、アクティブな開発チームで構成されているなど、本気度が高いといっても過言ではない。エンバーコインも注目で、優秀な開発チームで構成されるなど、本気度が見受けられる。
エンバーコインも草コインの中の草コインだったが、現在は0.02円を越している。これでも、パックコインと同等か、それよりも安い価格だったのだが、大幅な値上がりをしているのは事実なうえ、流動性もそれなりに高いので、投資対象としては大いに期待できる。だからこそ、価格より流動性に注目すべきで、流動性が全くない仮想通貨は、多少は損してもいいので、早々と手放したほうがいい。なぜなら、誰も買う人がいないし、取引に参加する気配がないからである。
儲けを出すには流動性を見るのが重要である
クリプトピアの仮想通貨に投資したら儲かるのかといえば、儲かることに期待ができるという表現に留めておく。投資において、絶対に儲かるという保障がないからである。しかし、確率を上げることができる。仮想通貨の取引が活発に動いているところは、儲けを出すチャンスといっても過言ではない。活発だからこそ、儲けに期待ができるという。流動性については、どの取引所も同じだが、国内取引所が扱う仮想通貨は全て活発に動いているので、どれを投資対象に選んだとしても問題はない。
価格より流動性が大事だとはいえ、ビットコインのような、あまりにも高過ぎる仮想通貨に手を出すのはおすすめできない。現在、ビットコインよりアルトコインが注目されている。なぜなら、少額で大量購入ができるだけでなく、イーサリアムなど一部の仮想通貨の決済サービスを導入している店舗が存在し、現在でも導入を検討としている店舗があるほどだ。クリプトピアの仮想通貨は豊富に扱うが、活発に動いている仮想通貨があれば、全く動かない仮想通貨がある。
重要なので何度も説明するが、流動性がない仮想通貨は、いくら価格が高くても、投資する価値はない。逆に流動性がある仮想通貨は、草コインであろうと、投資としての価値がある。つまり、流動性が高い草コインは、仮想通貨の中でも、かなり魅力ある投資対象だということだ。ただし、クリプトピアに限らず、海外の取引所はそれなりのリスクがあるので、本当に儲けが出たら、すぐにでもライトコインなどに変えて、国内取引所に売却すべきである。