リップルから派生した仮想通貨「ステラ」日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、時価総額7,100億円で数字上だけでは、ネムよりも時価総額では上のコインがステラです。詳しくは後述しますが日本ではミスターエクスチェンジという取引所でしか購入できないので、つい最近仮想通貨のことを知り始めた方は知らない方もいらっしゃるでしょう。

ステラというコインを簡単に説明すると、ステラはリップルをプラットフォームとして作られています。なので、主にリップルと同様にブリッジ通貨(通貨と通貨を経由し瞬時に両替し素早く送金を可能にする)としての機能をもっています。リップルと大きく違う点は、リップルは金融機関を主なターゲットにしていますが、ステラは個人をターゲットにしているという点です。

ステラとは

ステラは非営利団体のStellar Development Foundationが運営し、全体の5%を保有しています。の総発行数は1,000憶XLM(ルーメン)万枚と非常に多いだけではなく、1,000億XLM発行された後も、1年ごとに発行量を1%ずつ増やしていくことで、ステラ安にしようとするのが狙いで、大幅な価格変動を抑えるリスクを防止しています。

2013年の中国での利用急増を抑えるためステラアカウントを作成の際には、Facebookの認証を必要としました。結果として、中国の介入を防ぐことに成功しました。

開発当初はリップルのコードそのまま使っていましたが、現在はSCP(Stellar Consensus Protocol)を開発し運用したことで、リップルのように80%の以上合意が得られなくてもブロックチェーンの分岐が起こることがありません。

そしてステラは2017年10月16日IBMと提携をしました。それだけではなくすでにフランスに本社を置いている送金業者であるTEMPOとの連携、世界最大の金融コンサルティング会社であるDeloitteとの提携やナイジェリアの通信事業者であるParkwayでも提携もされています。

ステラの特徴とリップルの違い

まずリップルがどのようなコインなのかを説明します。

リップルは主に「決済機能」と「送金機能」の二つに重点を置いて開発されたコインです。特に現在銀行を使った送金はスピードが遅く手数料が高いだけではなく、送金失敗というリスクすらあります。

リップルのブリッジ通貨としての機能を使用することによって、今以上に送金スピードを速くするだけではなく、送金手数料を大幅に安くすることができます。さらにILP(規格標準化)によって、今までできなかった資産の移動や送金が可能になります。例えば電子マネーのnanacoポイントをビットコインに交換することなどが可能になります。

そしてステラもリップルが重点を置いている「決済機能」と「送金機能」の二つの機能をメインに受け継いでいます。リップルの場合は主に大手銀行などの金融機関をターゲットにしています。ステラは個人をターゲットにしています。

リップル同様にステラのブロックチェーンで、それまで非常に不便だった個人間での送金システムもステラを使用することで解消していくことは間違いないとされています。

個人が小さい額での決済や送金をするのに特化しているので、決済速度はリップルより早いことが特徴です。発行上限もステラは1,000億XLM発行後、毎年1%ずつ増えていきますが、リップルの場合1,000億XRPと上限が決まっているだけではなく、仕様することで少しずつ減少していきます。

ステラの価格推移と購入できる取引所

リップルの「決済機能」と「送金機能」の二つの機能をメインに受け継いでいる「ステラ」ステラの価格は去年の10月前半までは1XLM=1円~2円台でした。前述したように10月16日IBMとの提携によって、ステラが少しずつ世間から注目をされ始めたことが、チャートから見てとれます。

それでも価格の上昇は非常になだらかですが、堅実に上昇していきました。11月28日には9円をつけ、特にこれといった押し目が全くないまま12月18日には30円を超えました。

その後12月28日まで若干停滞しますが、そこまで強い下落はなく、わずか25円までの下落でした。25円まで下落した後すぐにこれまで見たことのないようなほど高騰してしまいます。

この高騰は、1月3日まで続き100円目前の98円まで上昇します。この高騰の原因は、ステラに限ったものではなく仮想通貨全般がこのような激しい値動きをしています。

しかしその後1月には中国による仮想通貨の規制など各国の規制等も合わさったせいか、大きく下落してしまいます。1月3日に98円あったステラの価格は1月16日になると約半額の50円まで下落してしまいます。

急落したリバウンドのせいか一時的に1月25日に68円まで回復をしたものの、やはり下落してしまいます。2月6日に34円の底値をつけたところで、下落トレンドからは脱しているようにみえます。

2月13日現在約39円となっています。出来高もかなり減少してしまっていて、価格も停滞気味なので、今の段階から上昇するのか、再び下落してしまうか予測するのは難しいでしょう。

仮に下落したら、近々の底値である34円で止まるか否かが重要です。もし34円以上下落してしまうならば、25円台まで下落してしまう可能性がありますので注意が必要です。

次にステラを購入できる仮想通貨取引を書いていきます。

前述したようにステラを購入できるのは、日本ではミスターエクスチェンジというところだけです。もし海外の取引所で購入を考えているのならば、bitFlyerやZaifなどでビットコインなどを購入してから海外の取引所へ送金をしてからビットコインとステラを交換する形になります。以下ステラを購入することができる取引所です。

・Binance 去年取引高世界一を記録した中国の取引所です。アルトコインの数も100種類以上あり、去年一時的に日本語対応していたこともあって非常に人気になりました。

・Bittrex アメリカの取引所で世界でも指折りの取引所です。アルトコインも200種類以上あるだけではなく、手数料も0.25%とかなり安いのでおススメです。

・Poloniex アメリカの取引所です。売買高は世界でもトップクラスに入ります。手数料は0.1~0.15%と非常に安いのが特徴です。

・ミスターエクスチェンジ 日本ではあまり有名ではありませんが、ステラの他にドージコインも購入することができるのは、ミスターエクスチェンジだけです。

ステラの将来性

ステラは総発行枚数が1,000XLM億枚と非常に多いばかりか、その後も毎年1%ずつ増えるというかなり珍しいコインです。そう考えるとステラの価格はあまり大きくは上がらないようにも思えます。

ただ将来的には、ステラのような個人の送金や決済に焦点を当てたものは使用される可能性は高いと考えられます。海外のフィンテック専門家が予想した2018年12月31日のステラの価格というものが発表されています。

2018年12月31日ステラの価格は$7.59と予想しているようです。(ある程度専門家の希望もあるでしょう)あまり鵜呑みにしてはいけませんが、期待を持ちつつステラを購入するきっかけにはなるのではないでしょうか。

ステラはすでにIBMなど大きな企業との提携している

リップルやステラのようなブリッジ通貨といわれているものは、他の仮想通貨をみても今のところ存在していません。リップル同様ステラもすでにIBMなどかなり大きな企業との提携もしています。

今後も様々な世界的な企業との提携が発表されるに違いありません。現在はかなりチャート的にも不安定なところに位置していますが、将来性はかなり高いのではないかと予測することができます。

年末までに$7.59までいくかどうかは別として、将来的にはステラを日常的に使用する機会も多くなってくると考えられるので、今のうちに少しずつ購入をしていくのも良いのではないでしょうか。