第二のBinance「KuCoin(クーコイン)去年末くらいから、日本の取引所では購入できないコインが売っている海外の取引所へ登録する人が多くなりました。海外の取引所に登録をする人が多くなった理由は草コイン(1円以下の安いコイン)です。

理由は安いコインなら資金が少なくても大量に買うことができるからです。草コインはビットコインのような時価総額の大きいコインよりも、短期間で数倍、数十倍もの価格に値上がる可能性があるからです。

海外の代表的な取引所というとBinanceやBittrexなどが有名ですが、日本人でそれも英語が苦手な人は中々手を出しにくい状態です。Binanceは一部日本語対応をしていますが、やはりトレードをする際には英語で対応しないといけないので、慣れないと苦労してしまいます。

KuCoinの特徴

KuCoinは2017年にできた取引所で、「第二のBinance」と呼ばれています。その理由は、Binanceにホームページが似ている事、登録が非常に簡単だということです。

それに取引所にも関わらずホワイトペーパー(仮想通貨発行前に仮想通貨を知ってもらうための公開文章)とロードマップが公開されています。少し紹介しますと、2018年12月までに1000種類もの仮想通貨を取り扱うことが書いてあります。

ちょっと大それた話のようですが、ロードマップに書いてある2017年5月から2017年12まで、確実にロードマップを通りに進んでいることから、期待をもってもよいのではないでしょうか。ですがそれ以上に特徴的なのが、英語の苦手な日本人でも分かり易いようにトレード画面が日本語で表示されてあるところです!

Binance とKuCoinの比較

前述したようにKuCoinの大きな利点としては、トレード画面が日本語表記になっていることです。Binanceも一部は日本語になっていますが、トレード部分など重要なところは、英語表記のままでした。しかしKuCoinは日本語で表記されているのでトレード画面で戸惑うことはありません。

KuCoinは取り扱っているコインも68種類と多く、Binanceと比べてしますと若干少なくなってしまいますが、これから2018年12月までに1,000種類まで扱うことを考慮すれば、いつBinanceを超えるコインを扱うようになっても不思議ではありません。

さらに扱っているコインはスタッフたちがしっかりと将来性などをしっかりと精査したうえで扱っているので安心して購入することができます。

そしてBinanceにはバイナンスコイン(BNB)と呼ばれている仮想通貨取引所のトークン(通貨)があります。バイナンスコインを使うことで手数料が0.1%から0.05%になるというトレードを多くする方にとっては非常にありがたいコインです。

KuCoinにも(KCS)というトークンがあります。KuCoin でKCSを使用すると手数料は0.07%まで下がります。BNBと比べると若干高くなってしまいます。しかし保有しているだけで毎日配当報酬を得る事ができるのです。

配当報酬ですが、KuCoin全体で発生した手数料の50%が保有するKCSに応じて貰えることになっています。

ちなみに報酬計算式というものがあるので、実際に計算してもいいでしょう。
1日の総手数料×(KCS保有数/総発行数1億KCS)×50%=毎日の報酬

KuCoinの高度なセキュリティ

高度なセキュリティを持つKuCoinに登録すべき理由とは?海外の取引所はどこかセキュリティに対して不安を覚える方もいることでしょう。しかし日本の取引所だから安心で外国の取引所だから安心ではない、という訳ではありません。
ではKuCoinはどのように安全性が保たれているのかを説明していきます。

・中国アリババ系列の金融会社のスタッフとブロックチェーンチームが設立。
創業者は、中国最大手企業であるアリババグループの金融会社の技術者とブロックチェーン技術チームによってKuCoinは設立されました。

ブロックチェーン技術チームは2011年からブロックチェーン技術を研究しており2013年にはプラットフォームを開発した実績があります。

・低スペックのコンピューターでもトレードがし易い。
取引所のトレード画面を出していたりすると、非常に重たくなることはないでしょうか。

トレードは1分1秒が命取りです。買いたいときに買い売りたいときに売れないと、大きな損をしてしまいます。KuCoinのシステムは低スペックのコンピューターでも非常にトレードし易いようにできているので、使いやすいです。

KuCoinの登録方法

KuCoinのホームページへアクセスをします。おそらく英語表記になっているので、画面右にある国旗の部分をクリックし「日本語」を選択し、「新規登録」をクリックしてください。
画面に使用条件と出てくるので画面を下にスクロールさせ、「サービス契約に同意する」をチェックし「次へ」をクリックします。

メールアドレスを入力しパスワードを入力してください。パスワードを考える際は大文字や小文字はもちろん、数字や記号を散りばめておくと良いです。

ただ、複雑なパスワードを考えるのも一苦労なので、いくつかパスワード生成サイトを紹介しておきます。

・パスワード・乱数自動生成 http://tomari.org/main/java/password.html
・パスワード自動生成    www.graviness.com/temp/pw_creator/
メールアドレスとパスワードが入力し終わったら「次」をクリックしてください。

すぐにKuCoinから確認メールが届きますのでメールに記載されてある、URLをクリックし、登録は完了です。

次に二段階認証設定をします。日本の取引所でも同じですが、セキュリティを向上させるためにも二段階認証設定をしないといけません。仮にパスワードが知られてしまったとしても、ハッキング等のリスクを最低限まで落とすことができます。画面上部にある「設定」をクリックします。

画面左の「グーグル2ステップ」をクリックしてください。二段階認証設定をするページが現れます。二段階認証設定をする前にGoole Authenticatorをインストールしないといけないので、まだインストールをしていない方は

・IOSアプリ
・Androidアプリのどちらかを選択しインストールをしてください。

インストールが終了したら、Goole Authenticator を起動させQRコードを読み取ります。すると6桁の数字が表れますので、取得した番号を入力してください。というところにさきほどの6桁の数字を入力します。そして「提出」をクリックすれば二段階認定の終了です。

Kucoinにはまだ多くの草コインが眠っています

日本の仮想通貨取引所の多くは扱っている仮想通貨は少なく、一番多く扱っているcoincheckでも13種類となっています。

bitFlyetは1月中に新しいアルトコインを採用するようですが、それでも7種類とBinanceやKucoinと比べると扱っているアルトコインの量は十分の一です。おそらく今年は日本の多くの取引所が様々なアルトコインを扱ってくると思います。

それでもBinanceやKucoinくらいの量を扱うようになるか、というとその確率は非常に低いと言わざるを得ません。

なぜならば、日本の金融庁の認可を受けた取引所が扱う仮想通貨のリスト――ホワイトリストというものがあります。このホワイトリストに載っていない匿名性の強い通貨であるXMR(モネロ)やZcash(ジーキャッシュ)、DASH(ダッシュ)を取り扱っているcoincheckは未だに仮想通貨交換業者として正式な認可が下りていません。

このように日本は金融庁が正式に認可した仮想通貨しか取り扱うことができない、というような状態になっています。

現在bitFlyerの社長である加納祐三氏も「金融庁で認可を受けている通貨をbitFlyetに上場させる」とインタビューで答えています。

しかし日本の取引所で購入できる仮想通貨のほとんどは100円以上になってしまっているため、資金の乏しい方が大きく買う事というのは難しくなってしまっています。

仮想通貨で大儲けするにはいかに安い価格で購入し、いかに大量に保有するかということです。Kucoinにはまだ多くの草コインが眠っています。資金の少ない方は強くKucoinの登録をおススメします。