12月の上旬にあるインフルエンサーによってつぶやかれたのがきっかけで、世間から注目を浴びるようになったのがビットゼニーです。呟かれる前までは1ZNY、約2円ほどでしたがわずか2日で48円まで上昇しました。しかしビットゼニーは時価総額がまだ低いことから、草コインなどと言われています。草コインの意味はカスのようなコイン。という意味です。よくネット掲示板などで使用されている、文章の終わりに「w」とつけるのをみたことがあるのではないでしょうか。この「w」は「笑」を意味で、この「w」が「www」のように複数あると草が生えているようも見えることから、草コインと呼ばれるようになったといわれています。
ビットゼニーとは
ビットゼニーが公開されたのは2014年11月8日で、モナコインと同様に2chの有志によって作られました。その後開発者が行方不明になってしまい3年間放置されてしまいました。それでもビットゼニーのすごいところは、3年間行方不明になった開発者に代わってビットゼニーを支えていた人がいたことにつきます。それに去年の12月の末から開発者が戻ってくるという朗報も、ビットゼニーが大きく上がる要因の一つになったのでしょう。
次にビットゼニーのスペックをモナコインと比較していきます。分かり易く図にまとめてみました。
ビットゼニーとモナコインの大きな違いは、総発行枚数もありますが、それ以上にビットゼニーをマイニングをするのに非常に容易なことです。モナコインの場合はすでに高額になっているので、POW(Proof of Work)の略でビットコインやライトコインも同じマイニング方法です。ビットコインやモナコインはすでに価格も上がっているので、一般のPCでマイニングをすることは、かなり難しく効率も悪くなっています。
しかしビットゼニーは、一般的なPCでマイニングができるので、比較的に初心者でもマイニングがし易くなっています。後程詳しく説明しますが、ビットゼニーはコミュニティがモナコインと同様に発達しているため、蛇口と呼ばれている、ビットゼニーを無料で貰えるサイトもあります。
ビットゼニーを購入できる取引所
ビットゼニーを購入できる取引所は現在、
https://c-cex.com
https://crypto-bridge.org/
のいずれかになります。両取引所も日本の取引所ではないので、一度日本の取引所でビットコインを購入してから、どちらかの取引所に送金してからビットゼニーを購入するというかたちになります。
今回は日本語対応もしているCryptoBridgeでの登録方法から、ビットゼニー購入までの経緯を説明していきます。
1.]CryptoBridgeにアクセスし、DOWNLOADを選択します。
2.自分が今使っているPCの種類のところをクリックします。(WINDOWSだったらWINDOWSをクリック)
3.クリックするとダウンロードが始まり、終わったらアカウント作成になります。英語のままだったら、国旗のところをクリックして、日本語にしてから、アカウント作成をクリックしてください。
4.画面が変わったら、アカウント名の下に生成したパスワードと表示されているので、しっかりコピーしておいてください。そして3つの項目にチェックした後に「アカウント作成」をクリックします。なお、このパスワードは決してなくしてはいけません。一度無くしてしまったら、資産を取り戻すことは不可能だからです。
5.アカウント作成が終了したら、次に日本の取引所で購入したビットコインをCryptoBridgeに送金する作業に入ります。
6.画面上にある入金をクリックします。
7.入金したいコインのところにビットコイン選択し、BTC受け取りのところには、日本の取引所の自分のビットコインアドレスを入力し、画面真ん中にある入金をクリックすると、数時間後くらいにビットコインが日本の取引所から送金されてきます。
ビットコインが送金されたら、いよいよビットゼニー購入になります。
8.画面右にあるビットゼニーと書かれているところをクリックします。
するとチャートと画面下に、ビットゼニーを買うところと売るところがでてくるので、「買う NZY」のところで、価格と金額入力してから、「買う」をクリックして終了です。
ビットゼニーを貰えるサイトの紹介
前述した通りビットゼニーを貰えるサイト(Faucet 蛇口)のアドレスが以下になります。
http://shiganairingozeny.chocottokozukai.click/bitzeny/faucet_top.php
しかし毎日100%貰えるというわけではないので、ご了承ください。加えて1日に1回しかできないことになっています。あくまでも「おまけ」的な要素が強いので、多くのビットゼニーを貰えるのを期待しないほうがよいでしょう。基本は前述したCryptoBridgeなどの取引所でビットゼニーを購入するべきです。
ビットゼニーのチャート価格推移
ビットゼニーのチャート価格推移ですが、12月6日に48円まで上昇したあとは、大きく乱高下が続きました。しかし12月17日になると、力を失い20円前後まで下落してしまいます。その後は30円を超えることなく、20円から30円の値幅で推移していました。ただ、現在下値が20円よりしたになることはないので、20円前後が底値であると予測できます。一月になると少しずつ底値を上げつつ上昇傾向になりました。
そして1月7日には30円を突破しました。現在31円ほどで、チャート上7日の高値である30円を超えダブルトップ(二つの山)を否定しているので、このまま上昇トレンドに乗る可能性が非常に高いです。
ビットゼニーの今後と将来性マイニングとは
ビットゼニーの最大の特徴は、モナコインと同様にコミュニティが発達していることです。コミュニティが発達しているということは、蛇口のようなサイトがあることによって、少しずつビットゼニーホルダーが多くなるからです。それにビットゼニーのマイニングが比較的容易なことです。前述したように、すでに1,000円近くするモナコインも一般のコンピューターでマイニングをすることは非常に難しいので、まだ30円前後のビットゼニーなら十二分にマイニングによってビットゼニーを得る事は難しくはないでしょう。
ただ、ビットゼニーの価値を大きく上げるにはやはり日本の取引所に上場するというのが、一番に違いありません。事実モナコインは日本の最大手の取引所であるbitFlyerに上場したことをきっかけに一時2,400円近くまで値を上げました。おそらく2018年日本の多くの取引所は他のアルトコインの採用をかなり積極的に行っていくに違いありません。
なぜならば、バイナンスやビットレックスなどはすでに100種類以上ものアルトコインを採用しているからです。一方で日本の取引所はcoincheckの12種類が一番多い取引所になっているなど、外国の取引所と比べるとかなり力不足を露呈してしまっています。バイナンスも日本支社を設立するなどの噂もあるので、かなり日本の取引所は置いてきぼりになってしまう可能性が高くなっています。
しかし1月5日bitFlyerの社長である加納祐三氏が1月中に新たなアルトコインを導入するとツイートしました。様々な意見があるようですが、中にはビットゼニーなのではないかという話もあります。もしかしたら……。というのもあるので、今のうちにビットゼニーを買っておくのもいいのではないでしょうか。
もちろん、bitFlyerに上場しなかったからといって、ビットゼニーに今後もチャンスがないわけではありません。モナコインのように大きく2,000円くらいまでいく可能性は十二分にあると考えています。しかしビットゼニーはあくまでも「草コイン」と呼ばれているものなので余剰資金で買い、できる限り長期投資で購入を買っておくのがベターでしょう。