【インボイスおよび貿易金融プラットフォーム Populous（ポピュラス）】優位性と可能性

Populous（ポピュラス）とは

ポピュラスは、最新のブロックチェーン技術を使用して構築されたインボイスおよび貿易金融プラットフォームで、XBRL、Z Score formula、スマートコントラクト、安定したトークンなどを利用して、世界中の投資家とインボイスの売り手にとって有益な取引環境を作り出しています。プラットフォーム内の資金の流れは、世界の政府の通貨と1対1に固定されたカスタム安定した通貨のトークンの使用によって実現されます。このPokenは、請求書を調達するためにプラットフォームに資金を預ける投資家の資金によって支援されます。請求書が投資家によって融資されると、Pokenは借り手とも呼ばれる請求書の売り手に送られます。Pokenは現金通貨に交換するか、外部のイーサリアムウォレットに転送することができます。プラットフォーム内では、各通貨の各借入人および投資家の勘定の残高を使用して内部元帳を管理します。

Populous（ポピュラス）の購入方法・取引所
Populous（ポピュラス）は、国内の取引所では扱っていません。よって、海外の取引所で取引することになります。Binance（バイナンス）という海外の仮想通貨取引所で購入可能です。身分証明は不要で、簡単に登録できます。Binanceでは、非常に沢山のコインが取引されています。しかし、Binanceでは日本円を使って通貨を購入することはできません。したがって、日本の取引所「Zaif（ザイフ）」「bitFlyer(ビットフライヤー)」などでイーサリアムかビットコインを購入し、Binanceに送金するのがよいでしょう。

PPT（ポピュラス）の請求書に対する役割

Populous（ポピュラス）は、ブロックチェーン上に構築されたグローバルP2P（ピアツーピア）の請求書割引プラットフォームです。なお、PPTは「ERC20トークン」であり、イーサリアムのブロックチェーンから生まれたものです。請求書の売り手（借り手）は、条件付き請求書を「Populous」に出品します。請求書の買い手（投資家）は、「Populous」を使って融資対象とする請求書を決定します。売り手はPopulousを使えば、買い手を探す必要がないです。請求書の買い手である投資家は、請求書に入札し、金利を設定します。請求書の売り手である借り手は、入札内容を確認し、条件が合えば請求書を売却します。Populousを介するだけです。その他に仲介業者はいません。Populousでは、無駄な仲介手数料を支払わなくて良いのです。請求書の売り手（借り手）は、請求書を手放し、お金を入手します。請求書の買い手（投資家）は、請求書が決済されたらリターンを受け取れます。スマートコントラクトによって、簡単に契約行為を行うことができます。また、融資された請求書を使って更に融資を受けるなど、不正行為を防止することもできます。代金が回収できなければ、投資家は損してしまいます。よって、信用できる人に、お金を出したいものです。信用できない人にお金を出す場合は、もっとディスカウント（割引）したいでしょう。たとえば、1万円の請求書を８千円で買い取るといった具合です。

XBRLデータ

XBRLは、財務諸表などのビジネスレポートを電子文書化し、作成の効率化や比較・分析などの二次利用を目的として、XMLの規格をベースに作られた言語で、自由に利用できるビジネス情報を交換するためのグローバルスタンダードになっています。現在では、会社の財務諸表などの財務情報の定義と交換にも使用されています。これによって、毎日更新される28億件ものデータを用いて信用リスクの分析を行うことができ、分析結果から、インボイス・ファイナンスを効率的かつ効果的に中小企業に提供することを目指しています。また、XBRLデータをAltman Z-Scoreの公式などの異なる公式と組み合わせることにより、現在の業界標準よりも高度な自社与信評価システムも開発されています。

信用の格付け

Populousでは「信用の格付け」を行っています。「XBRL（Extensible Business Reporting Language）」という企業の財務データを公開するための標準フォーマットを使って、売り手の財務諸表データを収集します。収集したデータ、Altman Z-score等の公式を組み合わせて、売り手と取引先の信用格付けを行っています。、Altman Z-scoreとは、金融業界で世界的に使用されている標準式であり、「企業が信用できるか判断」するために、事業が2年以内に破産する確率、企業が不履行になるか、財務的苦境の管理措置の３つを予測します。投資家は、売り主や請求相手の信用を調査する手間を省くことができ、迅速に投資判断できるので、お金を借りる側も手早く資金を手に入れることができます。現金を手早く入手できることは、経営に大きなメリットがあります。黒字でも、現金が無くて倒産する企業が存在するのです。現金の迅速な回収は経営には最も大切な条件のひとつです。
Populousで使う「Poken」とは
Populousにおいて、請求書の売り手と買い手の間の取引は、「Poken」というトークンを使います。※Populousで使われるTokenなので、「Poken」と名付けたと予想しています。Pokenは、法定通貨と1対1でペッグされています。おかげで、安定的な取引が可能になります。Pokenは、法定通貨（イギリスポンドや日本円など）や仮想通貨（ビットコイン・イーサリアムなど）に両替することができます。
Populousのライバル
Populousのライバルは、金融機関になるのでしょうが、請求書の売り手は金融機関よりもPopulousを使いたくなるでしょう。なぜなら、高く売れる方で売りたいはずだからです。仮想通貨の世界におけるPopulousのライバルとしては、「HIVE（ハイヴ）」が挙げられます。HIVEは中小企業の請求プロセスを改善するプラットフォームであり、Populousより守備が広いといえます。