カルダノ財団の当初の目的は、不正の無いゲーム市場を作ろうとし、そこに使用するプラットフォーム用通貨としてエイダコイン(ADA)を開発しました。しかし、世界屈指の技術者が集まると様々な良い意見が続出してエイダコインのプロジェクトが派生した結果、ゲーム市場という枠を超えて世界経済に干渉する仮想通貨に成り代わりました。

そこで気になるのは、ゲーム市場の枠はどうなったのかという事です。カルダノ財団の開発チームはゲーム市場における構想を忘れておらず、エイダコイン開発の裏側で新たな仮想通貨を開発していました。

エイダコインのイメージを受け継ぐSP8DEとは

SP8DEは、オンラインカジノアプリケーションとして発行されるため、とても怪しいプロジェクトのように見えます。しかしながら実際はむしろ、現在のオンラインカジノの不透明な支払い方法、中央集権的や抽選のシステムに対して、非中央集権的かつランダム性をもった抽選機能をもったアプリケーションのプラットフォームを作ることが主眼とされています。

従来においては、もしオンラインカジノで勝ったとしても、詐欺の被害に遭う可能性が非常に高かったそうです。それは、入金したお金が中央集権で、さらにどういった運営がされているかも外部からは理解できなかったからです。

しかしながら、ブロックチェーン技術を利用することで、この従来は不透明だったお金の流れを可視化し、そしてランダム性をアプリケーションへと提供することで、より公正なギャンブルプラットフォームを作るのがSP8DEプロジェクトです。

次にウロボロスネットワークを使用したSP8DEの機能について説明します。
SP8DEは、次世代のブルックチェーンを基礎としたオンラインカジノ向けの革新的なプロトコルです。

ウロボロス上で開発され、カルダノチェーン上にてPOSプロトコルを形成しており、SP8DEはほとんど0に近い決済手数料にて多機能なギャンブルアプリケーションを実行・開発することができます。そして、これは公正なランダムな数字を出すことができることから、バイアスのないカジノ体験を提供することができます。

このICOの面白く特徴づけている点は、この未来的なモデルとICOに付随するジャックポットプライズの存在です。このプロジェクトは、イノベーションと楽しみというほかでは見られないものを全面に押し出したものとなっています。

SP8DEは、バイアスのない公共のランダム性によって、カジノアプリケーションを公平に作成することを可能とすることができます。このプロトコルは、現存するオンラインカジノを変革するために創造されました。

他の競合ICO・仮想通貨との比較

ゲーム系のICOや仮想通貨は今まで多く見られてきました。例を挙げると、Steemやgameは相場の高騰と、世界でも有名なゲーム、ファイナルファンタジーなどの購入決済に使用できる事は周知の通りですね。現在、ゲーム市場はこの2つの仮想通貨に二分されているといって過言ではありませんが、SP8DEのどこが真新しいのでしょか。

SP8DEホワイトリストによれば例えば、DAO.Casinoの場合ですと、支払いチャンネルから決済の方法についての明記があったとされていますが、ランダム性についての実装は見られなかったそうです。他の多くのBitPoker、Edgeless、BitDiceといったプロジェクトも、ブロックチェーンによって何らかの決済に関する記述はしていたそうですが、ランダム性については担保が出来ていなかったとされています。

また、FunFairについては、FateChannelを利用することで、こちらのランダム性については承認はされていない方法で実装はできていたようです。しかしながら、SP8DEは、カルダノの技術によって提供されたウロボロスによって、お金の流れとランダム性などすべての項目について承認された方法で処理を行うことができるのです。

では、SP8DEはどのように動作しているのでしょうか。
SP8DEは基本的にはカルダノチェーン上で動作をしています。SP8DEのホワイトペーパーによれば、このプロジェクトによってギャンブルアプリケーションのデザイン環境を整備したいのだと話しています。そこには、次のような3つの特徴があります。

①現存する他のオンチェーンのカジノプロトコル通貨では、手のとどかない0に近い処理手数料とProof-of-Stakeによるスケーラビリティ。
②非中央集権的なアービトラリータイムスパンにおける、承認された同様なランダム性を作成可能なメカニズム
③豊富なスマートコントラクトを創造的なゲームデザインのために提供することができる機能性。

SP8DEがここまで「ランダム性」へとこだわるには理由があって、それは結果の公正さが最もギャンブルには重要で担保される部分であるべきだと考えているからであるそうです。そこで、カルダノによってオンチェーンカジノにおける典型的な問題点を解決したと言います。

①取引手数料とスケーラビリティについては、ウロボロスがProof-of-Stakeであるため、信用されたノードによってシステムの統一性の維持がいつでもなされています。また、実験によって、いくつものこのギャンブルシステムへと攻撃しようというアクセスがあったとしても、それに耐えることができることがわかっています。
②ランダムな数字の生成については、カルダノブロックチェーン上のウロポロスというPOSプロトコルによって、バイアスのない同様な数字を生成することに成功しているそうです。
③柔軟性のある金融に特化したスクリプト言語である、カルダノによるコードを利用しているため、この親和性がオンラインカジノへの利用に非常に高相性となっています。

ICOに参加することで得られるジャックポットへの権利

不正の無いゲームに使用される仮想通貨SP8DESP8DEのICOは2018年2月2日から始まっています。ICOの参加者は、ランダムにて選ばれる追加のSPXトークンを得られる「ジャックポットステージ」へと進む権利が得られます。これはairdropという形で行われるそうです。

もし、参加者がより多くのSPXトークンを持っていれば持っているほど、より多くのairdropトークンを手に入れるチャンスが広がるというのです。すべてのジャックポットトーナメントは、トークンホルダーのみ参加ができるようになっています。

どのようにSP8DEのICOは運営されているのか

要点としては、それぞれのジャックポットチャンスにはそれぞれ違った変更点が加えられていくということが挙げられます。

ある特定のジャックポット期間において、トークンを購入している人へ、次のようなジャックポットの段階でジャックポットの抽選がされます。このプラットフォームSP8DEは、最大で28,888,888 SPXを10人のラッキーな人たちへ送信したそうです。

しかしながら、クラウドセールの期間中に、よりこの抽選金額が上昇していくのです。最終的には、合計して1000人もの人がジャックポットを受け取る計算となっています。

ジャックポットを勝ち取った人は、次のジャックポット段階へ進むことはできないので、その点より多くの人へもチャンスが行き渡ることになっています、あくまで、公正なランダム性によって、ジャックポットが決められます。倍率が引き下げられていくことと引き換えに、ジャックポット金額は下がっていきますので、より多くの人がより高額のジャックポットを獲得しようとICOへと参加をするわけですね。

ところで、売れ残ったトークンの処分についてはどうしているのでしょうか。
もし、売れ残ったトークンがあった場合は、すべてのクラウドセールにおいて、トークンの所持者へと一定を分配する予定です。そのため、もしもトークンが多く余ることが起きれば、より多くのボーナスとして余ったトークンを受け取ることができます。そして後に価格が高騰したときにより多くの利益を得ることができるよう設計されています。

クラウドセールは残りわずか

SP8DEのICOセールへ現在行われている最中です。それぞれの段階ごとに1週間の期限が設定されていて、ジャックポットはどの段階においても翌日にその結果を知ることができるようになっています。

朝起きて確認したら大量のトークンを獲得できたらと思うとワクワクしますよね。さらに多くの情報はSP8DE公式サイトへアクセスすることで手に入れることができます。今参加することができれば、今回のジャックポット抽選へ参加ができるので、是非とも参加する場合は早めの参加をお勧めします。