仮想通貨、単に技術的な革新性だけでなく、現在は投資資材としても注目を集めています。そんな仮想通貨、激しい値動きや昨今のcoincheck騒動のように、信頼度が揺らいでいるのも事実です。気になっているけれども、自分の懐を痛めてまで投資をするのにはためらいがある、という方も多いのではないでしょうか。でも、タダで仮想通貨が手に入るとしたらどうでしょうか。

別に詐欺でもなんでもありません。(あとで詳しく説明しますが詐欺もあります。)実は多くの振興仮想通貨では、顧客を獲得するために、日夜タダで仮想通貨をばらまいているのです。仮想通貨をばらまくこの仕組みこそAirdropです。この記事ではAirdropの仕組みからAirdropのメリットデメリットまで細かくご説明していきます。

仮想通貨がタダでもらえるAirdropとは

仮想通貨が無料で入手できる仮想通貨がタダでもらえるAirdrop。タダということで怪しさを感じる人も多いかもしれません。実際のところAirdropは、以下のような目的をもって行われているため、実はそれほど怪しいものではありません。基本的にAirdropは仮想通貨の基幹技術を利用したシステム、サービスの開発、あるいは運用を手掛けるプロジェクトが配布するもので、プロジェクトの知名度アップ、運用するサービスの事前登録者を集める、あるいは発行する通貨が取引所に上場した後の流動性を高めるといった目的のもとにAirdropが行われています。

簡単に言ってしまえばAirdropは、仮想通貨を利用した広告。当然その分価格もあまり高くありません。ですがAirdropで、1件当たり数百円から1000円単位で仮想通貨をもらうことができるため、場合によっては一日で日本円にして万単位の通貨をAirdropで手に入れることも可能です。もちろんものによって違いますが、多くのAirdropの場合他の仮想通貨へと交換することもできます。投資する予算が少ない。自分のお財布を痛めるのは少ししんどい、そんな方でもAirdropを利用すれば、人気銘柄である、ビットコインやイーサリアムなどの投資を始めることもできてしまうのです。

Airdropを始める前に必要なもの

次にAirdropで通貨を手に入れる前に必要なものをご紹介していきます。Airdropで配布している通貨を受け取るためには多くの場合、サービスへの事前登録や、自社teleglamへの登録が必須である場合が多いです。例えばブログなどでご自身で情報発信をされている場合は別ですが、Airdrop登録後大量に情報が送られてくる可能性もあります。また、後で説明しますが、ハッキングなど詐欺関連の案件である場合もあるため、やはり普段使いしているメールアドレスを利用することは極力避けましょう。場合によってはAirdropのためだでのメールアドレスを用意するのがよいでしょう。

また、あらかじめテレグラムのアカウントを解説しておきましょう。企業直の情報が得られるので、単純にAirdropで使う以外にも仮想通貨関連の情報収集に利用できるので、これを機に作っておくのがいいでしょう。もう一つはイーサリアムウォレットアカウントの取得です。基本的にAirdropで通貨を配布する新規のシステムやサービスはイーサリアムのシステムを基盤としている場合が多いです。

もちろん、Airdropで配布する通貨のプラットフォームもイーサリアムを採用しています。そのため、受取にはイーサリアムウォレットが必要になります。ネット上で簡単に取得することができるので、あらかじめ登録取得しておきましょう。さて、ここまではAirdropの概要や利用の際に必要なものをご説明してきました。次にAirdropのメリット、デメリットをご説明していきます。

メリット 将来性のある仮想通貨がタダでもらえる場合も

Airdropの仕組みやメリットデメリットを解説Airdropを利用するメリットは大きく分けて二つあります。一つは先ほどもご説明してきたように、予算が少なくとも、あるいはなくとも仮想通貨投資を始めることができるという点です。常時数百以上のAirdropが世界中で実施されています。うまく利用することができれば、数万円単位の資産を手に入れることも可能です。ただ、こちらのメリットはあくまでも副次的なもの。本当に大きなメリットはこれからご説明させていただく、二つ目なのです。

簡単に言うと、これから、価格が急上昇するかもしれない将来有望な仮想通貨をタダで手に入れることができる可能性がある、ということです。場合によっては、瞬間的に急騰し、資産価値が10万円単位で上昇することもあります。実際のところ、そもそも本格的に稼働することすらできず、消えてしまうものも多いのですが、場合によっては長期保有していたら、100万円単位で資産が築けたということも。

実際、現在時価総額で10位前後、1DASH60000万円前後をキープしている仮想通貨DASHも上々の際に、Airdropを行っていました。Airdrop自体は数に限りがあり、早い者勝ちという仕組みなため、実際のところ、よほど大きな動きがないとそこまで大きな資産を構築することはできませんが、夢があるのも事実なのです。

デメリット 詐欺目的の案件もある

ここまではいい点ばかり書きましたが、デメリットも当然あります。それは先ほども説明したように、本格的に活動することがなく、ただの無価値な電子ごみになってしまうというものもあります。もう一つ大きなものは詐欺目的のものが少なからずあるということです。中にはサイト自体がハッキングされていたりするものもあります。ただ、専門的な知識がない場合は見分けられないことも多いかと思います。

獲得を考えている仮想通貨のAirdropが危ないかどうかを調べる場合にまず確認してほしいのが、必要情報を入力する際にウォレットのアドレスや秘密鍵を入力するように求められているかどうかです。もし求められているようであれば、100%詐欺であるといっても過言ではありません。入力してしまえばまず間違いなく、資金が奪われてしまうでしょう。そういった文言を見つけたら決して、従わないようにしてください。

もう一つはAirdropしている銘柄をtwitterで調べてみるということです。話題性のある銘柄である場合は情報交換がなされています。ここで利用者の声を聴いて、安心化どうか最低限の確認を取りましょう。ここで合わせて、銘柄が将来性があるかどうかも確認しておくといいでしょう。

Airdrop関連情報の調べ方は

Airdropは簡単に言ってしまえば早い者勝ちです。人気のある銘柄はものの数十秒でAridrop分の配信が終わってしまうということもあります。いかに早く情報を入手するかが肝心なのです。ここでは最後にあくまで一例ですが、Airdropを獲得するための、情報を確認する方法をご紹介したいと思います。

まず有効なのが、海外のニュースサイトです。基本的に仮想通貨案件に関しては英語圏の情報が一次情報。日本のメディアは日本初のもの以外はほとんど、海外からの情報を利用しています。ここに最初にアクセスしてしまうということです。多くの仮想通貨関連メディアでは、記事中で紹介した仮想通貨やブロックチェーン関連サービスの公式サイトへのリンクが張られています。そこからより細かい情報を得ることも可能です。

オススメのニュースサイトは以下の通り
https://www.ccn.com
https://www.coindesk.com/
https://cointelegraph.com/

特に三つ目のcointelegraphはイラスト付きで文章も比較的平易で分かりやすいのでおすすめです。英語が使えないという方でもgoogle翻訳を使えば、簡単な概要を知ることができます。

二つ目はまとめ情報を利用するというものです。現在、多くの「airdrop まとめ」といれてgoogleやyahooで検索をかけると実に多くの情報が出てきます。また、twitterでも関連の情報を公開している方が多いです。これら情報を利用しましょう。ただ、中には単純に情報を羅列しているだけのものもあります。できるだけ、情報を記載した人が利用していることがわかるものを選ぶようにしましょう。

ブロガーのイケダハヤトさんがブログやツイッターで日夜更新している情報は基本的に彼が取り組んだものです。信頼度が高くおすすめできます。ここでご紹介したことを参考に気を付けていれば、気軽に取り組むことができます。これを機にAirdropを初めて見てはいかがでしょうか。