日本と同じく韓国は仮想通貨の取引が盛んな国で知られています。特にビッサム(Bithumb)は韓国の3大仮想通貨取引所の一つといわれています。残り2つの取引所であるコインワン(coinone)、コビット(Kobit)と比べると、大幅に取引量が多く韓国全体の取引量の約75%以上を占めているのがビッサムだといわれています。取引量が多いせいかビッサムへの上場はコインの価格上昇のきっかけになっています。ただもったいない事に日本ではビッサムという取引所を、知っている方も多くないようです。

ビッサム(Bithumb)とは

ビッサム(Bithumb)仮想通貨取引所冒頭でも書いた通りビッサム(Bithumb)は、韓国の取引所の中では圧倒的な取引高を誇り、1日の取引額は、719億円にもなっています。2014年から営業を開始していて、株式会社BTCKorea.comが運営をしています。代表者はkim jae wook氏で所在地はソウル特別市江南区です。そして今年3月26日、ビッサムは、年末までに実店舗8,000軒で仮想通貨での支払いを実現する計画をしていることを発表しました。さらにビットコインでの決済を促進させるためビットペイとも契約を結んでいます。

冒頭でも書いた通り、ビッサムへの上場によって、アルトコインは大きな価格上昇をしていています。例えばワンタイムリング署名という、匿名技術を実装しているMoneroが上場したときは価格が3倍近く上昇し、ゼロ知識証明のZcashは2倍近く価格が上昇しました。

ビッサム(Bithumb)のメリットとデメリット

次にビッサム(Bithumb)のメリットとデメリットを挙げていきます。

ビッサムのメリット

1.日本語での対応も可能
海外の取引所を使用するのが一般的になったとはいえ、多くの取引所では日本語での対応は不可能になってしまっています。英語力にある程度自信がある方は問題ないでしょうが、自信がない人にとっては、海外の取引所の使用はかなりハードルが高くなってしまいます。今年の初頭くらいまではBinanceでも一部日本語での対応が可能でした。(しかし本当に一部で、それもどこかたどたどしい日本語でした)

ですが、ビッサムはかなり分かり易い日本語に翻訳されているので、使い難さを感じることはないでしょう。それに24時間365日、外国語での相談支援を電話でしているので、なにかあったときは、非常に便利です。

ビッサムのデメリット

1.比較的高めな手数料
ビッサム(Bithumb)の基本手数料は0.15%ですが、割引クーポンを使用することで、最大85%まで割引になります。さらに優良顧客になることで、手数料が0.01%に大幅に低くなります。しかし現在日本の仮想通貨取引所は、手数料無料の取引所がいくつかあるのでビッサムの基本手数料の0.15%は現状ではかなり高めになってしまっています。

2.ハッキングへの懸念
2017年7月ビッサム(Bithumb)は社員のPCがハッキングされ、約3万人分の名前と携帯電話番号、電子メールアドレスなど個人情報が流出してしまいました。さらに口座に入っていたコインも無くなっていることも発覚し、最終的な被害総額は7,000万円以上になってしまいました。その後セキュリティの強化に努めたことで、現在は再び新規の登録者が増えているようです。

ビッサム(Bithumb)しか購入できない仮想通貨を紹介

日本の仮想通貨取引所は、金融庁が認可した仮想通貨いわゆる『ホワイトリスト』入りをしている仮想通貨しか極力取り扱わないようにしています。そのため購入できるコインは非常に少なくなってしまっています。ビッサム(Bithumb)で購入できるコインの種類と、コインの特色を簡単に書いていきます。

EOS(イオス)
1秒間に数百万のトランザクションと送金を無料で行うことができるとトークンですが、現在のところ、価値がないとホワイトペーパーに記載されています。

TRON(トロン)
世界時価総額ランキング8位の企業であるアリババとの提携が噂されているトークンで、すでに多くの企業との提携をしていることで有名です。

VeChain(ヴィチェーン)
NFCチップと呼ばれる正規品と非正規品を見分けることのできるチップを埋め込み、ブロックチェーンで本物か偽物かを照合することができるようにすることができるプラットフォームを築こうとしています。

Qtum(クアンタム)
ビットコインのブロックチェーンにイーサリアムのスマートコントラクトを融合させたコインで、

ICON(アイコン)
韓国版イーサリアムと呼ばれICOでもわずか1日で完売してしまうほどの大人気でした。

Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)
去年の10月24日にビットコインのハードフォークによって誕生したのがBitcoin Gold
です。Bitcoin Goldはマイニングを簡単にすることができるように作られたコインです。

aelf(エルフ)
ICOを行わなかったものの、中国企業が多数投資していることで話題になりました。主にデジタル証明書やIOTなどに使用されることを目指しています。

Mithril(ミスリル)
イーサリアムのプラットフォームを使用したトークンで、分散型ソーシャルメディアプラットフォームです。主にライブ配信やソーシャルメディアなどのコンテンツを利用するために作成されたものです。

ビッサム(Bithumb)の登録方法

全仮想通貨24時間取引量第8位の韓国NO1仮想通貨取引所ビッサムビッサム(Bithumb)への登録は日本語対応なので、非常に簡単に登録をすることができますが、本人認証が少し間違えやすいので注意が必要です。

①ビッサムのホームページhttps://www.ビッサム(Bithumb).com/ へアクセスをして右上の『会員登録をクリック』
②Eメールアドレス、パスワード、国、携帯番号等を全て入力してから画面一番下の『登録』をクリックすると、メールが送信されてきますので記載されているURLをクリックして登録は完了です。
③登録完了後、取引を行うために本人確認を行います。マイページ右上の『出金』をクリックし『認証へ』をクリックします。
④本人確認はメールでも記載されている通り、携帯本人認証、身分証明書のいずれかです。画面切り替わったら下へスクロールし「身分証明書(パスポート)を送る」をクリックします。
⑤まず認証目的を選びます。基本はアカウントレベル2の1日「150BTC、1月で500BTC出金」で大丈夫です。次に本人身分証写真を添付します。身分証明写真の

添付の際に注意しないといけないのは、
・本人認証のリクエスト(身分証をもっている本人の写真)
・加入ID(登録したメールアドレス)
・写真撮影日
以上の3つが必要なことです。この3つをメモ帳に記載してから、ファイル添付し『提出』をクリックして終了です。その後審査が通れば晴れてビッサムで売買が可能になります。

現在の全仮想通貨の24時間取引量のランキング

最後に現在2018年4月18日現在の全世界の取引所のランキング、トップ10までを紹介します。さてビッサム(Bithumb)は何位に位置しているのでしょうか。

全仮想通貨24時間取引量ランキング

上の図のようにビッサム(Bithumb)は現在8位に位置しています。去年の8月は1位に君臨していたこともあったので、かなりランクダウンをしてしまったということになります。3位のbitFlyerはホワイトリスト入りのコインしか扱わないとしているため、結果として扱うコインの数は少なくなってしまうにも関わらず3位を位置していることは、かなり凄いことでしょう。

ビッサムが去年に比べてランクダウンした要因は2つ考えられます。一つは、扱っているコインの少なさでしょう。1位のBinanceも2位のUpbitも取り扱っているコインの数は120種類以上と非常に多いです。しかしビッサムが扱っているコインは17種類とかなり少ないのが欠点となっています。もう一つは、前述した去年起こったハッキング事件の影響が尾を引いているのでしょう。以上がビッサムのランクダウンの要因だと考えます。

しかしビッサムは海外の取引所では珍しく、日本語で対応をすることができます。今後日本での認知度が高まっていくことで自然とランキング上昇していくことでしょう。