仮想通貨NEM(ネム)とは

NEM(ネム)の最新動向と将来性仮想通貨の中でもいまとても熱く盛り上がっているコインにネムがあります。ネムは日本での人気が高く、取引量も増大傾向が強まっているコインです。ネム関連のコミュニティでは活発に情報交換が行われています。2018年、ネムがこれまでにないほど高騰するという情報も飛び交っており、ビットコインの次世代の強力な仮想通貨としての存在感を増しつつあるのがネムなのです。

ネムは”New Economy Movement” の頭文字から取らており、新しい経済動向の英語です。仮想通貨の大きな可能性である国家経済やリアルな世界経済から切り離された、これまでにない次元での経済を立ち上げるために計画されたコインです。現在でもビットコインは仮想通貨における基軸通貨として圧倒的な存在感を持っています。しかし、時間の経過とともにビットコインの持つデメリットが大きくなっており、取引に暗い影を落とすようになりました。

いま、仮想通貨の世界ではビットコインの課題を克服するため、さまざまな仕様変更や新たなコインの開発が進められています。そのなかでも2015年に始まったネムは日本人が開発メンバーの一員だったため、日本国内での注目度や取引量がとても大きなコインです。

ネムの時価総額ランキングはトップ5入りを果たしており、たった2年ほどで、とてつもないコインに成長しました。このように大きなシェアを誇るネムの人気の秘密や取り扱いしている取引所、そして将来性をまとめてご紹介します。

日本とゆかりの深いネム

ネムは日本とゆかりが強く、世界的にも日本国内の取引が盛んに行われているコインです。ネムの開発メンバーの一人に日本人が参加しているという情報があり、そこから国内での知名度が一気に高まりました。

ネムは国内取引所のZaif(ザイフ)とも密接な関係にあります。Zaifはネムの開発チームと運営元のテックビューロが共同で技術開発を行っているからです。さらに、日本では経済界とネムを取り巻く動きが加速化しており、ますますネムの国内注目度はアップすると期待されています。

コインチェック事件の影響

2018年1月、日本国内で過疎通貨の世界を揺るがす大きな事件が起こりました。仮想通貨取引所の大手であるコインチェックからネムが流出した問題です。コインチェックは流出後、取引を含めたすべてのサービスが停止され、顧客が仮想通貨を引き出せない事態に陥りました。流出した仮想通貨は日本円で約580億円分で、仮想通貨での流出事件のなかでも最大級の巨額流出と報道されました。

その後の調べによって流出したネムはビットコインやアルトコインなど他の仮想通貨へ換えられて、そのまま現金化された疑いが高まっています。

コインチェック事件でターゲットにされた仮想通貨がネムだったため、国内でも仮想通貨やネムに対する不安感が一気に噴き出しました。そこで心配されているのがネムの将来性についてです。

ネムが高騰するというのは本当か

ネムの最新動向と将来性2018年はネムを高騰させる大きなイベントが控えています。それが「カタパルト」と呼ばれる大幅なアップデートです。先程紹介したZaifの運営会社テックビューロとネム開発チームが連携して開発を進めています。

ネムはビットコインのウィークポイントである取引スピードの遅さを克服した仮想通貨です。今回のカタパルトによって性能が飛躍的に高まれば、あらゆるコインのなかでもトップクラスの処理速度が実現すると期待できます。

仮想通貨の取引スピードはトランザクションの処理速度に比例します。仮想通貨によって取引サイズの仕様が異なるため、1秒間に処理可能な取引件数も自ずと差が生まれます。

ビットコインやイーサリアムは1秒間に14〜15件の取引が可能なのに対し、処理速度の速いといわれるリップルでも1,500件程度のところカタパルトを実装したネムは4,000件程度まで一気に取引対応件数が増加します。

近い将来、リップルは銀行間の国際送金に応用が警句されているほど処理速度の速い仮想通貨ですが、アップデート後のネムは約2.5倍ものスピードで驚異的なスペックが実現するのです。処理速度の向上と合わせて大幅なセキュリティ対策も手当てされるため、仮想通貨の中でもこれまでにない利便性と安全性が手に入るコインとなります。

ネムの大幅アップデートとなるカタパルトの実装時期は2018年内とだけ明かで、具体的な日程は発表されていません。もともと2017年後半に実施予定という情報もありましたが、開発が若干遅れている模様です。ただ、ネムのカタパルト実装は仮想通貨の世界を大きく変化させるとともに、ネムの価値を大幅に底上げすると期待できます。

ネムの将来性はカタパルトとバイナンスでの取り扱いがカギ

ネムの気になる将来性をどう予測すればよいでしょうか。なんといっても仮想通貨の概念を覆すほどの壮大なアップデートとなるカタパルト実装までは相場トレンドは好調に動くと予想されます。実装時期が2018年としかわかっていないため、タイミングの見極めが長いスパンとなってしまうのはしかたありませんが、確実に買い足ししていって手元に置いておくことをおすすめします。

ネムの将来性の判断材料でもう一つ大きな話題となっているのは、世界一の取引高を誇る取引所・Binance(バイナンス)の動きです。ビットコイン以下、アルトコインに至るまでさまざまな種類の取り扱いコインがあるバイナンスですが、時価総額ランキングで10位以内のネムは含まれていないまま現在に至ります。

それが、2018年2月以降、「かなり近い時期で(上場を)考えている」とのバイナンスのCEOの発言がネットで広まっています。世界トップの仮想通貨取引所がネムの取り扱いをスタートすれば、名実ともに仮想通貨のメジャーコインに躍り出るのは間違いないでしょう。

ネムのおすすめ取引所はZaif

世界中で注目される仮想通貨ネム。国内、海外を問わずいくつもの取引所で取り扱いをしていますが、とりわけ国内取引所Zaifがおすすめです。その主な理由は、Zaifのネム取引高は世界一であること、運営会社のテックビューロがネム開発チームと技術開発をしていること、ユーザー同士の取引の場合、ほぼコストを掛けることなく取引ができること、です。

Zaifで注目すべきサービスは積立投資、信用取引、取引手数料にあります。まず、『Zaifコイン積立』サービスによって毎月定額の仮想通貨を積み立てていくことができます。積立投資ならドルコスト平均法によるリスクヘッジが可能なだけでなく、少額から仮想通貨の取引を始めたい初心者にもピッタリです。

また、最大7.77倍のレバレッジで信用取引も可能です。追証がないこと、ネム、ビットコイン、日本円での取引も可能なことが特徴です。さらに、Zaifが注目されているのはマイナスの取引手数料の設定があることでしょう。マイナスの手数料とは、つまり取引しただけでボーナスがもらえるというユーザーにとってはお得すぎる特典です。条件によって取引手数料のマイナス割合は変わりますが、マイナス0.01%なら10万円分の仮想通貨取引で10円分が戻ってくる計算となります。

カタパルト実装にバイナンス上場の動きまで、ネムの将来性はとても明るいと考えられます。今後、ビットコインと肩を並べるようなコインに変貌することが期待されるネム。ぜひ2018年の動きに注目しておきましょう。