仮想通貨取引をこれから始めようと、仮想通貨取引の用語などを調べていると様々な項目が出てきます。そして、仮想通貨取引にとって重要な要素とされている事のひとつが、分析手法についてです。投資未経験者の中には、投資や仮想通貨は感覚で取引していると、考える場合もあります。実際に、感覚で仮想通貨取引をしている人も存在している可能性はあります。しかし、継続的に利益を得ようと考えるのであれば、分析を行った上で取引する方がリスク回避に繋がります。なぜなら、初心者の多くは相場や市場の流れについて知りません。

その中で、なんとなく取引をしていれば気付かないうちに、下落相場で売買してしまう可能性もあります。しかし、分析をしていれば下落相場と気づきやすい状態にすることができます。そこで、今回は仮想通貨に関係のある分析手法の基本と、2018年4月の主なファンダメンタル要因について紹介していきます。

仮想通貨に必要な分析方法は2つある

仮想通貨で利益を出すノウハウテクニカル分析とは、チャートを中心として分析する方法のことで、ファンダメンタル分析は、投資対象に関係のある外部要因から分析する方法です。どちらも、株式投資などで良く使われる分析手法で、主に短期取引ではテクニカル分析中心、中期・長期取引ではファンダメンタル分析が利用されてきた傾向にあります。なぜ、そのような使い分けが行われてきたかというと、短期取引から説明します。

投資の世界で短期取引とは、数分から1日以内で完結させる取引のことを指します。そして、チャートは時間単位が短くなればなるほど、市場内の需給関係で分析する方が価格予想をしやすいという特徴がありました。そこでチャートを軸に分析を行うテクニカル分析が、短期取引でよく用いられてきたということです。対して、ファンダメンタル分析は各国が発表する経済指標や、時事情報、株式であれば企業の業績や技術的進展など商品価値の上昇に繋がる情報、といった事柄を整理してチャートの予測に利用します。そして、株式投資において企業の株価が、ファンダメンタル要因を反映する時期は少し遅れる場合が多いです。

これは、特性として考えるのが分かりやすく、そのような関係性があることで中期・長期取引でよく用いられるようになりました。つまり、投資対象の価値を示しているのがファンダメンタル要因といえます。

仮想通貨相場分析はチャートから読み解く

前述でも簡単に紹介しましたが、テクニカル分析は主にチャート・ローソク足から分析を行います。そして、テクニカル分析の中にはトレンド系とオシレーター系、その他の3つに分類されています。この3つは、特徴があり取引スタイルも考えつつ組み合わせて使うことで、分析精度を上げることが可能となります。テクニカル分析は、計算に基づいてグラフが形成されるので、システムトレードとの相性も良いです。

ただし、ひとつ気を付けるポイントがあり、2018年時点では各仮想通貨のチャートとテクニカル分析との相性や、分析精度がマッチしているか検証途中の段階です。なぜかというと、仮想通貨の価値と株式の価値は違うからです。また、仮想通貨自体の価値を考えると、現段階では明確に示されていません。つまり、国内ではビットコインの価値を円に置き換えますが、円の価値や基準があることによって相対的に仮想通貨の価値が決まっているという考え方があります。ですので仮想通貨チャート分析に、株式投資で用いられてきたテクニカル分析が通用するかは各個人が独自に判断する必要があります。

仮想通貨ファンダメンタル分析はニュースをチェック

ファンダメンタル分析とは、政治・経済などの指標や時事情報をもとに将来の価格を予測していく分析方法です。テクニカル分析との違いは、チャート=需給関係で分析していない点です。この分析方法も、元々株式投資で用いられてきたツールで、株式の場合は企業の業績や四季報・決算などの情報やニュースが軸となります。

ファンダメンタル分析のメリットは、投資対象の価値がどのように変化していくか考えるので、長期的な上昇傾向などを掴むことができます。例えばブロックチェーン技術が、仮想通貨以外の分野で本格的に活用されたとします。この情報で、短期的に急騰しますが、それ以上に重要な情報が含まれています。それは、仮想通貨が企業などで受け入れられ、今後も積極的に活用されるということが読み取れます。ですので一時的な人気ではなく、長期的な価値の上昇が見込めます。そうすると、長期投資が可能となり、より大きな利益を狙うことができます。

一方デメリットは、そのひとつが情報の精査が難しいという点です。経験や慣れが必要なことは、どの業界でも当然ですが、ファンダメンタル分析は情報の取捨選択が初心者には難しいといえます。なぜなら、ファンダメンタル分析と名称がつけられていますが、具体的にどれがファンダメンタル要因かは、自分で判断する必要があるからです。ですので、ファンダメンタル分析は、幅広い知識が必須となります。

仮想通貨のファンダメンタル分析でトレンドを読む

分析手法の基本と仮想通貨との関係性についてファンダメンタルの概要について紹介しましたが、次は仮想通貨におけるファンダメンタル分析を紹介します。前述でも解説していますが、ファンダメンタル分析は具体的にどの情報を示しめいているかは自分で判断する必要があります。また、投資対象によってファンダメンタル指標は変わります。例えば、仮想通貨取引をしているにも関わらず、株式投資に関係ある指数などを見ても間接的な情報を見ているだけです。他にも、ビットコイン取引をしていて、イーサリアムの情報を中心に分析していても、ビットコインの重要な情報を得ることは難しいです。

このように、今投資対象としている通貨と関係のある、情報を取捨選択する力が必要になります。

仮想通貨のファンダメンタル要因とは、
・各仮想通貨に関係する時事情報
・ブロックチェーン技術
・取引所の情報
・仮想通貨の法令に関する情報
・企業の仮想通貨事業に関する情報
・技術的情報
などが挙げられます。

特に、企業と仮想通貨事業・取引所・法令に関する情報は、頻繁に更新されているので毎日チェックする必要があります。

投資スタイルに合った仮想通貨分析ツールを利用する

そして、仮想通貨のファンダメンタル分析で気を付けるポイントが、テクニカル分析と同様にどこまで有効な分析方法か未知の分野ということです。株式投資やFXなどの分析用に用いられてきた、ファンダメンタル分析が、新しい概念・システムで構成された仮想通貨にどれだけ適応しているのかは、各々が毎回の分析結果を見て判断する必要があります。また、上達する為には、毎回の取引と分析結果をチェックして、改善点を洗い出す行動も大切です。分析が外れたそのままにしないことです。

ただし、メリットもあります。それは仮想通貨のチャートが、ファンダメンタル要因に対して短期間で反応するという点です。更に、価格変動が大きいという点を逆手にとって、ポジションを取ることでファンダメンタル分析を使って短期から長期まで活用することも可能です。