女優の鳴海凛子さんをCMに起用したことでも話題になり、新聞広告などにも積極的に宣伝をしているので、仮想通貨に興味がない人もbitFlyerという名前を聞いたことがある人も増えてきました。さらに、ビックカメラがbitFlyerのシステムを利用した決済サービスを採用したことも、様々なマスコミに報じられました。
先月の初旬、モナコインがbirFlyerに上場し、1mona50円前後だったモナコインが一気に、500円前後にまで暴騰しました。このように、ある国の有力な取引所が取り扱うことがきっかけで、ある仮想通貨が注目され急上昇するということは、珍しくありません。
話は少しそれますが、仮想通貨で大金を得るにはどのような方法があると思いますか?少し前ならビットコインを大量に買っておく――というも可能だったでしょう。しかし現在1bit、70万円もするので、一般的には中々一気に買うことができないのではないでしょうか。なので、大金を得る方法としては、まだ世間に知られていない、安い仮想通貨を大量に持つ。というのが、一番の近道なのです!
もちろん言う事は簡単ですが中々見つけることは難しいです。なので、今回は主観で申し訳ありませんが、次にbirFlyerへ上場をするであろう、仮想通貨を3つほど選んでみました。
bitFlyの国内ビットコインシェア割合
冒頭で書いた通り、bitFlyを上手に利用しているので、知名度が抜群に他の取引所と比べても高いのが特徴です。しかし取引所としての実力が伴っていないといけません。下の数値をみてください。
1位 bitFlyer FX 66.7%
2位 Coinchek 20.9%
3位 bitFlyer 9.3%
4位 Zaif 2.63%
この数値は日本の取引所別ビットコインボリュームを現しています。bitFlyer一社だけで、全体の75%を占めていることが分かります。ちなみにこの1位と3位にbitFlyerとあるのは、1位がリバレッジ取引(取引会社に証拠金を預け入れることで、証拠金の数倍から~25倍までの金額で取引可能)で3位が現物取引となっているからです。
現物ではcoinchekに大きく差を開けられていますが、coinchekは取り扱っている通貨の量が違い過ぎるので致し方ないでしょう。扱うコインの量が多ければ分散投資(様々なコインを買うことでリスクを分散していく投資方法)をすることが可能だからです。しかし、それでも全体の75%を占めていることを考慮すると、やはりbitFlyerに上場するか否かでその仮想通貨が伸びるか伸びないか命運をわけるといっても過言ではありません。
つまり、bitFlyerに上場することによって、より多くの人の目に注目が集まりやすいからです。特に先例させたモナコインはまだ50円ほどと安かったこともあって、多くの人が買いに向かったのでしょう。
次にbitFlyerに上場するのはどのコイン?
それではbitFlyerに上場するであろう、仮想通貨をカウントダウン方式で紹介していきます。ですが今回は、あえて現在日本で売られている仮想通貨に限定させてもらいます。
【ベスト3 Ripple】
Rippleは現在時価総、800億円程度で全ての仮想通貨の中では4位につけています。Rippleが特に注目されている点は、国際送金の際に生じる遅延や送金失敗を防ぐことができるというところです。別名ブリッジ通貨ともいわれ、多くの世界的に有名な銀行がリップルネットワークに参画していることでも有名です。
今年の5月に三菱UFJ銀行が参加を決めたことが発表されたことで、Rippleは非常に多くの人の注目を浴びることとなりました。その結果1XRP(リップル)3円前後だったにも関わらず45円ほどにまで上昇してしまい、日本でも多くのリップル長者を生みました。
Rippleを保持者は特に日本人に多く、「秒速で億を稼ぐ」で有名になった与沢翼氏も1億買っていることでも有名になりました。現在は20円前後に落ち着いていますが、今年現在日本と韓国間のリップル送金テストの実施予定がされていること、国内外の銀行を繋げる共通のモバイル決済アプリのリリース予定など、様々な材料が控えているので、これから価格の上昇に期待ができるのではないかと期待できます。まだ1XRP、20円程度なので、かなり格安ではないかと考えています。
【ベスト2 Zcash】
Zcashは現在時価総額、3600億円程度で、時価総額ランキングでは、6位にランクインさえています。発行上限がビットコインと同じ、2100万枚でビットコインとほぼ同じ性能をもっています。
ですがZcashにはビットコインとは違う特徴をもっています。それは「ゼロ知識証明」いう非常に匿名性に特化した、仮想通貨だということです。この「ゼロ知識証明」は、JPモルガン銀行と提携するほどの技術です。仮想通貨はブロックチェーンという技術を使用しているので、取引を追跡できてしまうことが欠点の一つです。
しかしこのゼロ知識証明は、秘密鍵をもつ人以外取引情報を閲覧できないなど、非常に優れた匿名性をもった仮想通貨になっています。ロシアに亡命したアメリカ人で元NSA,CIA職員だった、エドワード・スノーデン氏もビットコインの代わりになるのではないかと。ツイートしています。
現在1ZEC、31000円と下落気味でしたが、底値が少しずつ切りあがっていていますので、上昇傾向にあるようです。Rippleと比べてしまうと多少高めではありますが、総枚数が少ないため今後の値動きに期待ができるのと、「ゼロ知識証明」という技術で、他の世界的な大企業と提携話が突然発表されるという可能性も否定できません。そうなれば、Zcashの価格はさらに上昇していくことは間違いないでしょう。
【ベスト1 XEM】
XEMと書いてネムと読みます。時価総額ランキングでは現在1800億円、10位にランキングしています。イケダハヤト氏など有名なブロガーたちもXEMを強く推していることもあって、氏のブログを読んでいる方は知っていることでしょう。XEMがどのような仮想通貨かというと、ブロックチェーン技術だけでなく、スマートコントラクト(契約の自動化)を実装していることです。
つい先日までトークンセールで100億円以上売り上げた、COMSAというICO は(initial Coin Offering)でも購入可能になっていました。ICOというのは、会社が新しい事業などを行うためにブロックチェーン上でトークン(通貨)を発行し、市場で売却することで資金を調達するという新しい方法です。中国ではICOは禁止されたことをニュースでも報じられたのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、韓国の仮想通貨取引所である「Coinrail」にXEMの上場が決まっています。さらにXEMには今年、カタパルトと言われるシステムのアップデートが予定されています。カタパルトをすることで、取引時間が1秒間に4000件できるとされているなど、仮想通貨の中でもかなり早くなります。
XEMは現在、1XEM、22円で購入可能でRippleと同様、かなり購入し易いのが大きなメリットです。もしbitFlyerに上場したら、冒頭でも書いたモナコインと同様に高騰の可能性が高く、一気に100円までいくのも夢ではないかもしれませんよ。XEMは今年の9月に37円を記録してからは、下落トレンドでした。カタパルトも本来は夏ごろにされるのではないかと言われていたこともあって、失望売りの状態になっていました。しかし、11月12日に底値である18円になってからは、上昇トレンドに変わりつつあるようにみえます。すでにXEMはもうすぐカタパルトの実装が約束されている状態ですので、安心して購入してもいいのではないでしょうか。
今後は日本の取引所以外にも目を向ける
今回は日本の取引所で売買可能なもの、というところに限定をしました。しかし外国の取引所には、日本では売られていない仮想通貨がたくさんあります。その中で、時価総額が高いも関わらず、現在日本では売買不可能な仮想通貨も多くあります。次は外国でしか買えないが時価総額が高い、仮想通貨についても書いていこうと考えています。