新しい仮想通貨のプロジェクトは、日々更新されICOなどで資金調達が行われています。画期的なアイデアであったり、新しいシステムを混みこんだりと、個性豊かな仮想通貨の開発が進められ、仮想通貨投資初心者からすると、どの通貨を購入すればよいのか分からない程の情報量になっています。仮想通貨投資初心者がどの通貨を購入すればよいのかは、人それぞれの投資スタンスや初期段階の知識量や投資経験があるかによって変わってきます。
2018年5月時点で、再び上昇基調へと推移している仮想通貨市場ですが、そんな中でも一部の投資家で仮想通貨MINE(マイン)が注目されています。MINEは、5月時点で上場もICOによるプレセールも行われていませんが、SNSや動画配信サイトなどで紹介されつつあり、仮想通貨投資家にも認知されつつあります。注目されている理由は、後述でも紹介しますが調達した資金をマイニングに再投資するなど、新しい収益システムを構築予定という点などが挙げられます。仮想通貨投資家によっても意見が分かれている、仮想通貨MINEの概要やロードマップ、ICOの状況や前評判等について紹介していきます。
仮想通貨MINE(マイン)のマイニングファーム
仮想通貨MINE(マイン)は、2018年秋頃に上場予定していて、これからICOのプレセールが行われる新しい仮想通貨です。MINEの理念は、従来の法定通貨の経済圏から脱却して、MINEプロジェクトして様々なシステムなどを開発していくことを示しています。プロジェクトは、主に4つで、マイニングファーム、MINEデビットカード、MoT、MINEウォレットとなっています。
そして、根本的な仕組みというのが、仮想通貨を保有して利用した分だけ仮想通貨が増えて、価値も上がり続ける経済圏を構築するというシステムを目指しています。前述のプロジェクトの1つであるマイニングファームが、システムのポイントとなっています。簡単に説明すると、MINEのマイニングマシンは、中国にあるのですが、スーパーコンピュータを何台も用意しプロジェクト名通りマイニング農場のような規模で整備されています。そして、マイニングファームは、ICOで回収した資金の7割を再投資に充てて、残りの3割をアップデートや維持管理費用、新たな開発資金に充てる予定となっています。そして、ホワイトペーパー内の計画では、マイニングファームで利益を生み出すのですが、その利益は資金の1割と計算されています。1割の利益の内2割をMINE投資家にイーサリアムで分配するという一連の仕組みとなっていて、MINEのICOを購入した投資家へ、均等に利益分配がされるという仕組みをMINE開発チームは計画しているということです。
仮想通貨MINE(マイン)のマデビットカード、MoT、ウォレット
次の、MINEデビットカードは、VISA付きで商品やサービスの決済をMINEで行うことができるカードです。更に、MINEウォレットと連動させる予定でもあり、同ウォレットに対応している仮想通貨であれば、MINE以外の決済にも利用することができるよう設計されています。これまで、ウォレットとカードの連携、そして支払い手段をカードにするという事例は、メジャー仮想通貨にはなかったシステムで、MINEは注目されている理由の1つにもなっています。そして、MINEウォレットについてですが、こちらもホワイトペーパーに記述されているプロジェクトの1つで、MINEプロジェクトにおいては財布というより銀行の機能を果たす為の役割が考えられています。なぜかというと、MINEの理念にもあるMINEを保有していることで毎日MINEを貰うことができるだからです。リリースは、2018年中にされる予定です。
そして、MoTとはMINEプロジェクトの要で、冒頭でも紹介したように仮想通貨MINEを使った経済圏を構築する為のシステムのことを指しています。先ほどの、ウォレットではMINEを保有していることで分配される仕組みですが、このシステムが実用化されるとあらゆるものやサービスを購入した際にも、MINEが分配されるようになります。
仮想通貨MINE(マイン)のロードマップ
仮想通貨MINE(マイン)は、まだ未上場の仮想通貨となっています。従って、ホワイトペーパーなどの情報で仮想通貨投資家は判断する必要があります。では、その判断の参考になる情報はというと、仮想通貨MINEのロードマップです。ロードマップとは、今後の開発予定について示された予定表になります。
仮想通貨MINEのロードマップの第一段階は、MINEファームつまりマイニングマシンを設置する用地の取得と、営業許可取得を完了させることです。また、プライベートセールも同時期となっています。第二段階は、公式サイトとホワイトペーパーの公開、トークンセールとトークンの配布、MINEファームの建設とされています。2018年5月時点では、MINEファームが中国で稼働されているということで、第一段階と第二段階の最中と考える事ができます。トークンセールについては、2018年11月頃を予定しているとされています。
第三段階では、MINEウォレットのリリースや、MINEデビットカードの受け付け開始予定、MoTのハードウォレットリリース、取引所上場などが予定されています。特筆すべきは、MINEの取引上場が予定されている事です。仮想通貨投資家にとって、重要なイベントは仮想通貨取引所へ上場されて、市場で取引されること、開発元が継続的にMINEの管理やアップデートを行う作業が為されるかという点です。仮想通貨のICOの中には、未上場のままのトークンや上場後の放置などが問題となり、各国でICOに関する一定の規制や認可も検討されています。仮想通貨MINEの購入を検討している、仮想通貨投資家も、MINEが上場されて、更に開発元の継続的なサポート体制が維持されているか、チェックすることがこれからの仮想通貨市場でリスクを抑える方法です。
そして、最後の第四段階では、MINEウォレットの正式版のリリース、MINEデビットカードを受け付けた方へのカード発送作業開始などが予定されています。この段階を経ると、仮想通貨MINEのロードマップは全て完了となります。この段階で注目すべきは、MINEデビットカードが発送されるという予定です。順調にカードの発送作業が完了されれば、仮想通貨市場では珍しいデビットカードのシステムが運用されるということです。
仮想通貨MINE(マイン)のICO
仮想通貨MINEのICOについては、いくつか情報が公開されています。発行枚数は2,500億MINEになり、販売価格は1MINE=0,001ドルのレートと予定されています。通常のICOプロジェクトと違う点があり、仮想通貨投資家と同様にICOで販売が開始された時点で、発行元側も購入手続きを行うという流れになっています。なぜ、わざわざ発行元が最初から、MINEを保有していないのかというと、考え方に違いがあるからです。発行元だからといって、仮想通貨を購入せずに保有しているのは、非中央管理制度の価値観とはずれるという認識もあり、仮想通貨投資家と同様に販売されているMINEを購入していくスタンスに変えたとされています。
MINEをICOで購入すると、ICOのボーナスというものが付与される予定です。100,000ドルより小さいとICOボーナスはありませんが、100,000ドル以上のMINEを購入すると5%のICOボーナスが付与されます。また、更に1,000,000ドルの購入で10%のICOボーナスも付与されます。仮想通貨MINEは、まだ上場していない事や仮想通貨投資家の中でも、考え方に違いがあります。上場までの仮想通貨、特にICO段階では多くの仮想通貨投資家が、信用性を確かめながら購入検討をしています。一部の仮想通貨投資家は、マイニング収益月利10%という数字や、銀行について慎重な意見もあります。また、伊一方では、画期的なシステムとしてICOへの参加を検討している投資家も存在します。今後、仮想通貨MINEの購入を検討している方は、ホワイトペーパーは勿論、様々な情報から判断していくことが大切でしょう。