2017年の仮想通貨市場は、右肩上がりの市場で投資未経験者や初心者でも比較的短期間で、収益を出すことができる相場でした。また、そのような市場だった為、中には「億り人」と呼ばれる仮想通貨で一獲千金を手にした投資家も存在します。
ビットコインは勿論、イーサリアムやリップといったアルトコインでも収益を出していました。そのような状況でもあったので、2017年後半は更に市場が過熱し、投資未経験の学生や会社員、主婦などの方達も参加するようになりました。そして、2017年12月頃には1BTC=200万円を超える価格になり、同年1月頃からホールドしていた方は、大きな収益を出すことができた相場といえる状況でした。
2018年は、仮想通貨バブルが落ち着き仮想通貨の新たな発展について注目されていきています。そこで今回は、ビットアカデミーというスクールと運営者の松本太陽氏について紹介していきます。
松本太陽氏について
ビットアカデミーについて知る前に、まず運営者の松本太陽氏について紹介します。松本太陽氏は、福岡出身で、株式会社one massageという企業の代表取締役を務めています。後述でも紹介するビットアカデミーの運営者であると同時に、様々な事業を手掛けていることでも知られています。
一般的にコンテンツ関係や仮想通貨関係の事業を手掛ける場合には、周辺事業もデジタル関係になることが多いのですが、松本太陽氏は実店舗経営やセミナー講師、コンサルティング業など幅広く手掛けています。実店舗では、マッサージや脱毛専門店を開いており、店舗経営以外ですと販売コンサルティングや集客指導といった講師関係の事業を行っています。
そして、コンテンツ関係にも携わっており、FBの集客講座や通販サイトの運営、ビットアカデミーの運営なども進めています。つまり、仮想通貨に関する事業以外にも幅広い事業展開と視野を持っている方といえます。
松本太陽氏自身も仮想通貨投資を行っていた経験があり、他の投資家やビジネス関係から仮想通貨の富豪とまで呼ばれています。仮想通貨に関するビジネスは投資だけに留まらず、LINEを使ったセミナーや書籍の発行、そしてビットアカデミーの開設などといった分野にまで広げています。
松本太陽氏は、仮想通貨に関しても投資だけの収益を狙うのではなく、集客やコミュニティといった部分を重視することで、新たなビジネスを生み出すような方法をとっています。更に、集客に関しては、前述でも記述しているようにLINEなどSNSやインターネットも活用した集客を、行うことにより短期間で多くの方にビジネスの存在を周知させつつ、その内容も視覚的に伝えられるようにしていることが特徴でしょう。
他にも松本太陽氏のスタイルには特徴があります。それが、ビットアカデミーにも繋がる投資の経験やスキルについてです。仮想通貨に関するスクールを開講するということは、自身も仮想通貨に関して知識や経験がないと説明できないでしょう。松本太陽氏は、仮想通貨投資でも大きな収益を上げているとされていて、投資家やビジネスマンから仮想通貨の富豪と呼ばれるほどの存在になっています。
ビットアカデミーの概要と特徴
松本太陽氏が運営しているビットアカデミーとは、仮想通貨投資初心者に対して様々なノウハウやトレードの基本について教えているスクールのことです。簡単に説明すると、仮想通貨は様々な取引方法や通貨が存在しています。投資経験者からすると、戦略の立て方に幅が利くので各投資家がオリジナルの投資戦略を組むことができます。
例えば、メジャー通貨でもビットコインやイーサリアム、リップル、ライトコインなどがあります。これら数種類の銘柄だけでも機能やシステムが違います。従って、投資の知識やプログラミングなどの技術がある方であれば、様々な機能を理解したうえで投資できるのですが初心者の場合は難しいといえます。
仮想通貨投資初心者や投資未経験者であると、仮に取引方法を自分で調べたとしても専門用語を理解するのに時間が掛かったり、投資のイメージが湧きにくかったりとなかなか投資が上手くいかない事があります。ビットアカデミーは、そのような投資初心者や投資未経験者に向けて、取引タイミングや松本太陽氏が編み出した方法などを、スクール内で教えているということです。
ビットアカデミーの基本情報
次に、ビットアカデミーの基本情報について紹介します。ビットアカデミーはインターネット上のデジタルスクールで、2つのコースが提供されています。1つは、ライトコースです。料金は78,000円で受講期間は3か月間と決められています。その間の受講内容というのが3つあり、1つ目は、サンライズと呼ばれる数多くある仮想通貨の中の1種類の両替タイミングについて、メールなどで配信されます。
2つ目は、ビットラージの情報を配信されます。ビットラージというのは造語ですが、アービトラージのビットコイン版として名付けられています。アービトラージとは、取引所間の通貨の価格差を利用した投資方法になります。この価格情報についてのメール配信です。3つ目は、ICOに関する情報を不定期で配信するということです。ICOは、企業や団体が新規プロジェクトの立ち上げ時や、新たな仮想通貨プロジェクトの為の資金調達方法です。ICOも仮想通貨投資の1つなので、その為の情報を配信しています。
もう1つのコースが、プレミアムコースになります。料金は、158,000で受講期間は、入会から6ヶ月間となっています。コース内容は、ライトコースよりも多い4つあります。1つ目は、ライトコースと同様にサンライズになりますが、仮想通貨の種類が6種類に増えていることが特徴です。他は、通貨の両替タイミングに関する情報を受け取るといった同じ内容です。
2つ目は、ビットラージとこちらもライトコースで提供されるサービスと同じです。内容についてもライトコースと同様に、取引所間の通貨の価格差に関する情報をメールで配信します。3つ目も、ライトコースと同じでICOに関する情報発信になります。そして、ライトコースにはないサービスが、海外の仮想通貨に関する情報配信とのことです。こちらは、海外の仮想通貨に関する最新情報を不定期配信しています。
ビットアカデミーが受講者に伝える3つのポイント
続いて、ビットアカデミーで受講者に対して伝えている3つのポイントがあり、それはプレミアムコースで配信している、ICO・ビットラージ・仮想通貨投資です。つまり、これら3つを使って仮想通貨で収益を出すようにするといった事になります。ICOは、前述でも紹介したように、企業や団体が新規プロジェクトや、新たなシステム開発に伴う資金を調達する為の方法です。
ICOで利益を出す方法は2つ程あり、ICOを利用してトークンを発行し、資金を増やすというやり方とICOで発行された仮想通貨に投資を行い、通常の仮想通貨投資のように売買で利益をだす事もできます。
続いてビットラージとは、造語で正式にはアービトラージと呼ばれています。ビットラージは、ビットコインによるアービトラージからという意味と言われています。アービトラージは、取引所間に生じている仮想通貨の価格差を利用して、売買を行う方法です。
例えばAの取引所ではビットコインが100円の価値で、Bの取引所では200円とします。この時Aの取引所でビットコインを購入し、Bの取引所で売れば100円の利益を出すことができます。つまり、価格予測を行って投資をするのではなく、現在の価格差を利用している点が特徴です。
3つ目は、仮想通貨の売買チャンスをビットアカデミーが、毎日情報発信することによって、仮想通貨投資家が利益チャンスを逃さないようにできるとされています。
ビットアカデミーの評判
ビットアカデミーは2018年時点でも公式サイトが存在するので、運営しているでしょう。また、評判に関しては、利用者によって大きく分かれており、ある仮想通貨投資家達は、全く稼ぐことができなかったといった趣旨の評価をしていますし、また一方で利益を出すことができたと良い評価をしている投資家の方もいます。ですのでこれからビットアカデミーを利用検討している方は、どちらの情報も把握しつつ、更に松本太陽氏についてもよく調べて判断することが大切です。