仮想通貨投資初心者の方でも、仮想通貨に関する技術的な情報も収集することが大切です。また、過疎通化投資を始めた段階で、技術的な資料についても分析している方は、長期的に見て成長性のある投資家といえます。そして、そのような技術的資料や情報を日々分析しているならば、知っている問題があるでしょう。それは、スケーラビリティ問題や少額決済、送金スピードの遅延などです。

仮想通貨は、ブロックチェーン技術を用いて取引処理や通信、管理を行っています。そして、ブロックチェーンは、鎖のようにデータの箱が連なっています。これらの箱には、取引処理や履歴が入っており、例えば仮想通貨売買を行う度に箱へ取引データが格納されます。しかし、ここである問題が起きます。ブロックチェーンの容量に対して、仮想通貨を使っての売買や、新しいシステム構築をするユーザーが急速に増えたことによる容量の限界が想定されていることです。つまり、将来的に仮想通貨のブロックチェーンが、ユーザーと取引処理容量の増加により限界となり、エラーや大幅な遅延が起こるという事です。

そこで、各仮想通貨開発チームは、ブロックチェーンに関する新たな技術の導入や、新しいシステム構築を急いでいます。そして、今回紹介する仮想通貨Raiden(ライデン)は、イーサリアムでも想定されている、スケーラビリティ問題も解決するためのプロジェクトです。ですので、仮想通貨Raidenの基本情報やプロジェクトの概要、購入方法について紹介していきます。

仮想通貨Raiden(ライデン)の基本情報

仮想通貨Raiden(ライデン)の将来性仮想通貨Raiden(ライデン)の正式名称は、Raiden Networkと呼びます。公開は、2017年11月8日で比較的新しい通貨に分類されます。トークンはERC20を準拠しており、この規格の送受信であれば共通で使用できます。時価総額は、約10兆円台でイーサリアムのプロジェクトの一部ということもあり、資金流入も活発化していると捉えることができます。ちなみに、順位は40位台を推移しています。

通貨単位は、RDNで通貨発行上限枚数は、100,000,000 RDNとなっています。2018年5月25日のレートは、1RDN=約150円と、2017年末頃以降に発行された仮想通貨の中では比較的安いといえます。つまり、これからの価格上昇にも期待できるといえます。

仮想通貨Raidenは、ライデンネットワークというシステムを構築しており、仮想通貨イーサリアムの機能拡張の為に開発されたプロジェクトです。つまりイーサリアムは、ブロックチェーン上でトランザクションやあらゆる処理を行っています。しかし、ビットコインなどのように、スケーラビリティ問題が課題となっており、その解決策としてライデンネットワークとの接続が検討されています。

ライデンネットワークが完成し、イーサリアムのシステムに組み込まれるとイーサリアム内のブロックチェーンでは取引処理の結果だけが記録され、取引処理はライデンネットワークで行われます。そうすると、イーサリアムの負荷が減少するので、スケーラビリティ問題や手数料コストの課題を解決することができると期待されています。

具体的に説明するとライデンネットワークは、State Channel技術というものを活用したオープンソースプロジェクトのことで、前述でも紹介した課題解決のためにイーサリアム上でERC20規格の送受信を実現させようとしています。ビットコインでもスケーラビリティ問題の解決に向けて、同じようなプロジェクトを進行させています。ですので、スケーラビリティなどの課題は、仮想通貨共通で起きる事象といえます。

仮想通貨Raiden(ライデン)の特徴

仮想通貨Raiden(ライデン)の特徴と言えば、冒頭でも紹介しているようにスケーラビリティ問題を解決できる点です。仮想通貨は、単純に通貨としての機能だけでなく、あらゆるシステムの構築も可能です。その中の1つが、Raidenです。Raidenがどのようにスケーラビリティ問題を解決するかというと、イーサリアムのブロックチェーン外でトランザクションを行います。つまり、イーサリアムのブロックチェーンにも容量の限界があり、毎回のトランザクションを同一のブロックチェーンで行うことは容量限界を早めます。

そこで、Raidenを組み込むことで、イーサリアムのブロックチェーンへのアクセスを、最初と最後の2回に抑える事ができます。そして、その間の取引処理はRaidenのシステム内で、全て行いイーサリアムへの負担を減らします。このようにRaidenは、イーサリアムの取引処理を行うことで通信過多や容量の限界を抑える役目を果たしています。また、スケーラビリティ問題を解決することで、送金スピードの改善や手数料コストを低下させることができます。

次の特徴は、Raidenを利用することでイーサリアムの少額決済に向いている点です。仮想通貨は、0,1以下の単位でも売買を行うことができます。従って、例えば1秒0,001単位で支払われる、動画コンテンツの決済にも利用しやすいといわれていました。しかし、イーサリアムなどのブロックチェーンで、少額決済を実行してしまうとトランザクションの関係で、取引手数料が決済額よりも高額になる問題がありました。さらにRaidenをイーサリアムに組み込むことで、イーサリアムのブロックチェーンにアクセスする回数が減り、手数料コストが減ります。そして、送金スピードも高速化するので頻度の高い少額決済に向いているということです。

次の特徴は、Raiden利用時に2種類の手数料が掛かる点です。ペリフェラル手数料と、プロトコルレベル手数料という2つがあり、前者はRaidenを使った様々なサービスを利用する際に発生する手数料です。そして後者は、スマートチャンネルと呼ばれるシステム利用時に発生する手数料になります。スマートチャンネルを簡単に説明すると、トランザクションを行う際に最初と最後はイーサリアムで処理、途中の取引所はRaidenで行うために必要なシステムのことです。そして、この動作の際にRaidenではプロトコルレベル手数料が発生します。

仮想通貨Raiden(ライデン)はERC20に対応

仮想通貨イーサリアムの機能拡張の為に開発されたRaidenNetworkを構築する仮想通貨RaidenRaiden(ライデン)を知る上で欠かすことのできない部分が、ERC20規格に対応している点でしょう。イーサリアムは、トークンを発行できるのですが、ERC20という規格で発行されています。従って、共通規格でなければ新しいシステムの導入も難しいです。そこで、RaidenはERC20規格にも対応できるように設計されたので、イーサリアムに限らずERC20規格のトークンによるトランザクションの効率化に貢献できます。

仮想通貨投資家は、RaidenやERC20規格トークン、そしてイーサリアムの取引時にはスピーディで低コストの送金ができるようになります。これは、仮想通貨投資だけでなく、決済や送金といった実用性の面でも期待されている部分です。

仮想通貨Raiden(ライデン)のICOと購入方法

仮想通貨Raiden(ライデン)のICOは、2017年10月頃に行い既に終了しています。従って、現在は取引所に上場されているので、他の仮想通貨と同じように購入することができます。2018年時点では、海外の仮想通貨取引所でしか取り扱っていないので、換金作業が必要になります。つまり、国内の取引所で円とビットコインを交換し、Raidenを取り扱っている海外の仮想通貨取引所で、ビットコインを元本にして購入する方法があります。
ちなみに、取り扱っている取引所は、
・Binance
・Houbi
・OKEx
となっています。仮想通貨取引初心者は、大手取引所のバイナンスで取引するのがよいでしょう。