昨年以来、仮想通貨に対する注目は増える一方となっていて、仮想通貨関連のサービス提供や新しい通貨、トークンなどの誕生も相次いでいます。そのなかで、仮想通貨取引に対する新サービスの提供と新しいトークンの発行に関するプロジェクトとして注目されているのが「FTEC(エフテック)」になります。

今回は、FTECのプロジェクトに関する全体像と発行予定の新トークンについてのICO情報を解説していきます。将来性についても期待されているこのプロジェクトをいち早く理解して、新しい投資のチャンスに対する参考としてください。

仮想通貨FTEC(エフテック)プロジェクトの概要

仮想通貨FTEC(エフテック)の将来性「FTEC(エフテック)」とは、個人で行う仮想通貨取引を、より効率的で効果的なものにするための各種サポートサービスやシステムなどを包括的に提供するプラットフォームのプロジェクトになります。

現在、個人の投資家が現物での仮想通貨取引やレバレッジ取引となるビットコインFXなどを行う際には、デイトレーダーと同様に各種取引所などが提供しているチャート情報などを常にチェックをし、細かな取引を頻繁に繰り返す必要があります。仮想通貨については、株式商品や為替商品などに比べて値動きの変動幅が大きく、1日のなかで数十万円単位での乱高下が発生することが珍しくないため、FXや株などの取引よりも頻繁なチェックや取引は必須となります。

また、昨今の仮想通貨投資に対する人気上昇を受けて、投資経験が浅い初心者の市場参加も目立ってきており、初心者ユーザーにとってのリスクヘッジなどは急務となっています。

このような仮想通貨投資に対する課題や問題点を解消するためにスタートしたのがFTECのプロジェクトで、効率的で効果的な取引に必要となるツール群を集約したプラットフォームサービスを現在開発中となっています。

仮想通貨FTEC(エフテック)の特徴とメリット

FTEC(エフテック)が目指している、ユーザーへの提供価値については以下のようなものがあります。

・トレーディング活動効率の向上
・仮想通貨取引に関する時間節約
・チャートの最新変動情報のリアルタイム受信
・ユーザーの取引戦略と投資戦略へのアドバイス
・投資分野におけるリスクヘッジ
・仮想通貨取引における特殊性の検討
これらの価値提供をFTECが開発するサービスを通じて実現することを目指しており、サービスを利用するユーザーは、仮想通貨取引におけるリスクを削減すると同時に、プロ投資家にも負けない投資戦略をもって市場参加をすることが可能となります。

現時点で、計画化された全サービスのβ版による実装テストは完了していて、15のツールについては既にリリースがされています。

《リリース済みのサービス一覧》
・プロ向けトレーディングシステム
・交換注文管理モジュール
・投資ポートフォリオ管理
・SNS支援ツール
・仮想通貨関連ニュースの分析情報
・価格通知ツール
・トレーダーの行動分析サービス
・アービトラージ(価格差取引)アシスタント
・テレグラムアシスタント
・検索用アシスタント
・取引推奨銘柄情報
・クリプトアカデミー
・価格のグローバルアナライザ
・デスクトップアプリ
・モバイルアプリ

次に上記サービスについて内容と特徴をいくつか解説をします。

仮想通貨FTEC(エフテック)が提供するサービス内容と特徴

【仮想通貨FTEC(エフテック)の将来性】より効率的な仮想通貨取引を実現させるプラットフォーム「FTEC」FTECが提供するサービスの内容と特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?

・スマートトレーディングシステム
スマートトレーディングシステムは、投資活動に関する初心者でも安心して仮想通貨取引が行うことができる「取引の自動化」のシステムです。

FXなどの投資経験が豊富なプログラマーなどであれば、自作で取引管理を行うことができるシステムなど簡単に構築できますが、一般的な人には可能なことではありません。

そこで、このシステムを利用することで投資に対する経験やプログラミングの知識などがなくても、プロの投資家が活用しているテクニカル分析を元に利益が出せる取引を自動的に行ってくれます。

投資の経験がなく、仮想通貨市場についての情報をあまり持っていない初心者でも、効率的で安全な投資活動を実現できるサポートツールになります。

・クリプトアカデミー
仮想通貨の投資をはじめる際には、投資の仕組みや仮想通貨などについての学習が少なからず必要となります。そこで、FTECが提要している「クリプトアカデミー」では投資初心者を対象とした分析手法やテクニカル分析についての学習ツールを提供しています。

初心者が学習をしようとしても、何からはじめるべきなのか?学習するためには何が必要となるのか、分からないことだらけであまり役に立たない書籍などに対して無駄な投資をしてしまうこともよくあることです。

FTECでは仮想通貨取引を行ううえで必要となる知識やテクニックを動画やテキストで体系的に学ぶことが可能となっています。

さらに、実績的な学習としてトレーダー演習機能も付いているので、実際のチャートや値動きの情報を元にした投資シュミレーションも可能です。

そのほか、SNSなどで飛び交っている仮想通貨関連の情報を自動的に整理・分析してくれる機能などもあり、初心者だけでなく上級者にも便利なシステムとなっています。

仮想通貨FTEC(エフテック)のICOに関する情報

FTEC(エフテック)では仮想通貨取引支援サービスの提供だけでなく、独自のトークンとなる「FTEC」を発行し、以下の内容でのICOを計画しています。

《FTECのICO情報》
・トークン名:FTEC
・総発行枚数:998,400,000枚
・ソフトキャップ:2,000ETH
・ハードキャップ:26,500ETH
・購入対応通貨:ETH
・初期価格:1ETH=39,960枚~
また、今回のICOについては期間を2つに分けて先行販売などを行っています。
・プレセール期間:2018年4月24日~5月22日
・トークンセール期間:2018年6月20日~7月18日

ICOにおいてハードキャップに達しなかった売れ残りのトークンはすべてバーン(焼却)されることになっているので、総発行枚数が調整されることとなり、相対的に1枚あたりの価値が上昇します。早期購入に対するボーナスなども設定されているので、興味がある方は早めの購入がお得です。

また、今回のICOについて第三者による評価も高く、ICOの評価を行っているサイト「ICObench」では5.0満点の評価で最高の5.0点の評価を取得しています。通常このサイトでの評価は4点でも非常に高い得点とされているので、FTECに対する市場からの期待の高さがうかがえるスコアです。

FTECについては、仮想通貨取引の支援サービスだけでなく、新しい仮想通貨(=トークン)としての魅力もあります。

仮想通貨FTEC(エフテック)の今後と将来性

FTEC(エフテック)の今後については、公式サイトや公表済みホワイトペーパーにて2019年までのロードマップが公開されており、以下のような計画を立てています。

・2018年1Q:各取引所とAPI接続を実施。ホワイトペーパーをリリース。
・2018年2Q:ICOスタート。広告キャンペーンの展開とスタッフ増員。
・2018年3Q:モバイルアプリリリース。取引管理と価格モジュールの開発。
・2018年4Q:ロードマップ更新。クリプトアカデミー、ポートフォリオの開発。
・2019年1Q:デスクトップアプリ開発。グローバルテストの実施。

FTECに関するプロジェクトは2017年7月から既にスタートをしていて、提供予定の全サービスに関するβ版のテストは完了しています。
独自のトークンである「FTEC」に関してもICOが実施され、予定されていたソフトキャップは成功し、新しいプロジェクトのスタートとしては上々の滑り出しと言えるでしょう。

現時点では、仮想通貨取引を効率化するためのプラットフォーム構築というプロジェクト全体のごく一部がリリースされているに過ぎないので、今後より本格的なサービス提供が実施されて、登録ユーザー数などの増加とともに、トークンであるFTECの通貨としての価値も上昇していくことが期待されます。

FTECが提供するサービスについても、初心者から上級者まで効率的で効果的な仮想通貨取引を行ううえで非常に有効なものが多く、更なるサービス拡大やシステム開発にも期待ができるのでFTECに対する動向に対しては注目することをオススメします。