資産が少ない人が一攫千金で、一発大金を得る事ができる。それは仮想通貨です。しかし一攫千金を得るためにも、資本金が少ない人はそれだけでチャンスを逃してしまいます。そこで少しずつ多くの仮想通貨を貰うことができる――そんなシステムが仮想通貨にはあります。それが、Airdropという方法です。Airdropというのを簡単に説明すると、無料で仮想通貨が貰えるという仕組みです。ではどうすれば、Airdropで無料で仮想通貨を受け取ることができるのでしょうか。
AirdropとAirdropに必要なもの
仮想通貨はすでに2,000種類近くあるとされ、著名人や有名な企業が絡んでいたりするもの以外、ほとんどが日の目を当たることはほとんどないというのが実情です。そこでAirdropを行うことで知名度を高め、保有者を増やすことでトークンの流通、そして宣伝をするという目的があります。Airdropで、タダでもらえるということで多くの人が寄ってくるのは間違いありません。なので、Airdropには一定の人数を超えた場合、Airdrop支給総額を超えた場合、受けとることはできません。
仮想通貨は独自のブロックチェーンを作っているというところもありますが、多くはEthereumやWAVESといった仮想通貨のプラットフォームを使用して作られているため、これらのウォレットを作成しておく必要があります。そしてメールアドレスや各種SNSも必要になってきます。Twitterやテレグラム、Facebookなどが必要なケースが多いです。
ちなみにAirdropの際、ウォレットの秘密鍵や電話番号をAirdropの際に要求などをしてくるコインもあります。このようなコインはAirdrop詐欺の可能性が非常に強くなっているのでAirdrop登録してはいけません。次からはAirdropの際に必要な各種ウォレットの作り方を説明していきます。
Airdrop にEthereumウォレットが必要な理由とMY Ether Walletの作り方
ウォレット作成の前にどうしてEthereumウォレットが必要な理由を説明しておきます。Ethereumには非常に有名なスマートコントラクトという機能だけではなくERC20、現在はERC223と呼ばれている機能があります。ERC20とはトークン規格を統一することによって、1種類のウォレットでトークンを保管できるようになる技術です。ERC20の欠点である、誤送信を防ぐために作られたのがERC223です。
Ethereumを保管するにはMY Ether WalletやMetaMaskなどがありますが、最もポピュラーなMY Ether Walletの作成方法を説明していきます。ちなみに取引所のアドレスではAirdropを受け取れなくなっているようです。
① MY Ether Wallet(https://www.myetherwallet.com/)にアクセスをする。
なお、MY Ether Walletはフィッシング詐欺の被害が多くなっていますので、できればブックマークをして登録しておいたほうが良いでしょう。
② 次にパスワードの作成です。9文字以上とありますが、セキュリティーのためにも20文字くらいは必要だと考えてください。パスワードを作るのがめんどくさかったり、苦手だったりする場合は、パスワード生成ツールというものもあるので紹介しておきます。
・パスワード生成http://www.luft.co.jp/cgi/randam.php
・パスワード自動作成http://www.graviness.com/temp/pw_creator/
・ランダムパスワードを作るパスワードhttps://www.benricho.org/password/
パスワードを作り終えたら空欄にパスワードをコピペして「お財布の作成」をクリックします。
③ 画面が切り替わったらまず『ダウンロードKeystore』をクリックし、Keystoreをダウンロードして保存します。そして『理解できました。続けます』というところをクリックします。このKeystoreはWalletを使用する際に必要になってきますので、大事に保管しておいてください。
④ 次に自分の秘密鍵というのが出てくるので保存しておいてください。秘密鍵は他人には知られてはいけないものなので、しっかり保管しておきましょう。秘密鍵を保存し終えたら『アドレスを保存してください』をクリックします。
・最後にダウンロードをしたKeystoreでのウォレットの開け方と秘密鍵を使ったときの開け方です。
① 画面上部の『お財布情報の確認』をクリックします。
② すると、どの方法でお財布を操作しますか? とでてくるので、Keystoreを選択します。Keystorの場合は先ほどダウンロードしたファイルをクリックした後、最初に設定したパスワードを入力『アンロック』をクリックします。秘密鍵の場合はメモをした秘密鍵を入力するだけでOKです。
WAVESという仮想通貨について
WAVESは2016年4月に公開された分散型の金融取引プラットフォームです。発行上限数は1億WAVESとなっています。昨年マイクロソフトのクラウドプラットフォーム『Microsoft Azure』やロシア連邦の中央証券保管庫『NSD』と提携を果たし話題になりました。そしてWAVESは4つの大きな特徴をもっています。
それにWAVESのトークンは非常に安く作成できるので、個人でも簡単に作成できるという長所と、1秒間に1,000件というハイスピードで処理をすることができます。
・CAT(Custom Application Token)による独自トークンの発行 EthereumでいうERC223に似た機能がCATです。これによって WAVESのプラットフォームを使用したトークンが発行可能になります。なので、Airdropの際にWAVESのウォレットが必要となってくるのです。
・分散型取引所(DEX)としての機能 ZaifやbitFlyerのような取引所のように、中央の管理者が顧客の秘密鍵や仮想通貨を管理していると、ハッキングをされるリスクが大きくなります。分散型取引所というのは、個人同士で取引をする取引所のことをいいます。取引所のように資産を一つのところに集中させずに、個人で管理するのでハッキングでのリスクを最小限に抑えることができます。
・WAVES上で法定通貨との取引可能 WAVESのプラットフォームで上ではドルやユーロといった法定通貨と交換することができるようになっています。しかし今の所日本円での交換をすることはできません。
・Lease Proof of Stakes POS(Proof of Stakes)というマイニング方法に似ていますが、少し異なります。Lease Proof of Stakesの場合は、自分の持っているWAVESをLease(貸出)することで、報酬を受け取ることができるようになっています。
WAVES Walletの作り方
MY Ether Walletを作った方だったら、WAVES Walletはそこまで難しくは感じないでしょう。
① WAVES Wallet(https://waveswallet.io/)にアクセスし、『NEW Account』をクリックします。
② 利用規約が英文で書かれているので、I UNDERSTANDをクリックします。
③ WALLET SEEDというものがあるので、必ず控えて置いてください。これはパスワードを忘れた場合、他の端末でログインをする際に必要なものです。そして名前、パスワード、パスワードの再入力、そしてREGISTERをクリックでWALLET作成終了です。
・ウォレットの開き方もMY Ether Walletに比べると非常に簡単です。
① WAVES Walletにアクセスすると自分のアカウント名が出てくるので、クリック。そしてウォレット作成時に作った自分のパスワードを入力して、『LOG IN』で終了です。
効率よくAirdropができる方法とサイトの紹介
ここまで読んでくるとさすがに早くAirdropをしてみたいという方もきっと多いことでしょう。しかしAirdropは基本的に早い者勝ちのところがあるので、いち早くAirdropを発見しないとAirdropをするチャンスを逃してしまいます。なので、Airdropは一般的なGoogleを使った検索方法よりは、TwitterでAirdrop検索をした方が簡単にかつ、リアルタイムでAirdropを見つけることができます。また、いくつかAirdrop専用のサイトがありますので、紹介しておきます。
・99airdropps.com/(https://99airdrops.com/) 昨年できたAirdropサイトで簡略化してあり、Airdropを非常に分かり易くつくられてあります。
・Alet Airdrop(https://airdropalert.com/ ) 個々のAirdropサイトは登録をするとほぼ毎日無料で仮想通貨をAirdropで受け取ることができるようになります。
以上Airdrop専用のAirdropサイトですが、全て英語なのが玉にキズといったところでしょう。英語が苦手な方はGoogleの翻訳機能を使用すると良いでしょう。ただ紹介Airdropサイト全てAirdropされるコインの信ぴょう性やAirdropの正確性を保証しているものではないので、Airdropは自己判断でお願いします。