仮想通貨投資になれてきた方は、新たに購入する仮想通貨を探しているのではないでしょうか。また、中にはICO案件から上場後に急騰するような期待ができる、仮想通貨プロジェクトも調べている場合もあるでしょう。しかし、ビットコインなどの仮想通貨投資になれてきたからといっても、優良なICO案件を探すことは難しい作業ですし、1つ1つのホワイトペーパーを読む時間がない方もいます。そこで今回は、上場前の仮想通貨の1つである仮想通貨JobCoinの特徴や、ICOプロジェクトの状況などを解説していきます。

また、今回紹介する仮想通貨JobCoinは、主に会社員など給与を受け取る立場の方にとって特に注目の仮想通貨プロジェクトともいえます。仮想通貨でありながらも、新たな給与計算・支払いシステムとして開発進んでいる、個性の強いプロジェクトでしょう。ですので、会社員として働きながら仮想通貨投資を始めた方は、仮想通貨JobCoinとの相性が良い可能性があります。

仮想通貨JobCoinとは

2018年6月時点では仮想通貨JobCoin(ジョブコイン)の仮想通貨取引所上場は行われていないので、取引所から購入することはできません。開発チームには、日本オラクルの元CEOの方が開発メンバーとして加わっており、他にもセントラリティのメインメンバーやブロックチェーン技術のエンジニアなど、著名な方達がチームを構成しています。開発目的・理念は、世界中の貧困層や海外労働者、中小企業の労働者などで労働条件が劣悪な環境にいる方の不平等な状況を改善することを目的としています。

そこで、最初に取り組んでいるプロジェクトが、不当な労働環境の原因の1つである給与システムです。現在一般的とされている給与のシステムは、毎月決まった日に決められた金額の給与が銀行口座に振り込まれるという流れです。しかし、中には給与未払や支払い前に企業が倒産してしまうこと、そして労働者は給与に関する要求等の権利が少ないことが問題といえます。

このような不当な労働条件を改善する為に、仮想通貨JobCoinを活用して給与の前払いシステムです。このシステムは、まず企業とJobCoinが連携を行い、勤怠管理システムと仮想通貨JobCoinシステムを同期させます。そして、従業員は任意の機会に給与の前払い要求を行ったり、システム側が作業時間に見合った給与を計算したりすることで、仮想通貨JobCoinによる前払いが実行されます。

企業側は、給料日前までに仮想通貨JobCoinで前借した金額分を、給与天引きによって改めて支払うことで収支バランスを保ちます。従って、従業員はいつでも仮想通貨JobCoinで、前借を行うことができるようになるので、生活費の捻出や緊急で支出が増えた際の補てんが可能となりますし、企業側は長期的に見て雇用の安定化や促進が期待できます。

仮想通貨JobCoinの特徴

仮想通貨JobCoinの特徴はいくつかあるので、項目ごとに分けて説明します。

まず1つ目は、仮想通貨を活用した新しい給与システムという点です。前述でも解説したように、JobCoinの開発理念は世界中で起きている経済格差をなくし、不平等な労働条件を改善させる活動をしています。その一環として、まずは労働者が給与を任意のタイミング・金額で受け取ることができる、仮想通貨JobCoinを使った前借システムの開発に注力しています。

2つ目の特徴は、通貨として決済手段として用いたり送金手段として活用したりできるようにも、開発が進められている点です。仮想通貨JobCoinは給与システムとして運用されるだけでなく、一般的な仮想通貨同様に送金や決済にも使用できるということなので、活用の幅が広がりますし長期的な価値の上昇にも繋がります。

3つ目の特徴は、仮想通貨JobCoinのカードも支給される予定なので、仮想通貨の利用経験が無い方もクレジットカードのように支払いなどを済ませる事ができます。従って、仮想通貨JobCoinの普及促進にも繋がりますし、将来的に現金引き出しの機能も付けやすいメリットがあります。

4つ目の特徴は、仮想通貨JobCoinによる給与の前払い方式になるので、JobCoinの価格変動によって値上がり益や値下がりによる損失ということが考えられます。通常の給与支払いは、日本円であればそのままの通貨で銀行振り込みが行われます。それに対して、仮想通貨JobCoinのシステムは、例えば円支払いの給与金額を仮想通貨JobCoinのレートに換算して、前払いされます。

ですので、前払いされた後の科価格変動によって、利益・損失双方の可能性がでてきます。人によっては、損失の可能性のあるシステムを利用したくないと感じる方もいるでしょうし、反対に値上がり益を確保できる可能性もあるから積極的に利用してみたいと考える方もいるでしょう。こちらに関してはメリット・デメリット双方の性質が含まれていることと、利用する方の考え方によっても変わる事からどちらの特徴ともいえます。

5つ目は、主に途上国や貧困層に多い事例を解決するサービスともいえますが、銀行口座が不要で送金処理を行うことができる点です。日本では、銀行口座を各自保有していることが常識となっている為、あまり意識しませんが世界では銀行口座を取得していない・できない方の割合の方が多い現状となっています。従って、出稼ぎで働いている方が家族への仕送りをする際に、10%以上の送金手数料を使って様々なサービス経由で送金処理を行わなくてはいけない事情があります。

そこで仮想通貨JobCoinを活用すれば、給与の前払いシステムを受ける事ができて、生活費の補てんができるだけでなく、送金手数料を押さえて送金処理を行う事が可能となります。また、送金手段に困っていた方も、仮想通貨JobCoinの導入だけで送金手段を得られることは経済格差の改善にもつながるでしょう。

仮想通貨JobCoinのICO状況

給与の前借ができるシステムを開発中の仮想通貨「JobCoin」2018年6月時点では、既にICOプレセールが終了しているので仮想通貨JobCoinを購入することはできません。従って、購入する機会を逃した方は、今後仮想通貨取引所への上場を待つのみとなります。また、仮想通貨JobCoinをプレセールで購入した方は、順次トークンが配布される予定なのでこちらも待機状態といえます。

気を付ける点は、仮想通貨JobCoinを購入する為に非公式サイトや、詳細な情報が不明な個人や団体などが宣伝している所では購入をしないように心がけましょう。ICOプロジェクトに投資を行う基本は、公式サイトからであって、第三者経由での購入はハイリスクです。また、中には仮想通貨JobCoinなどトークンの配布を偽って資金だけ回収する業者などもあるので、仮想通貨JobCoinを購入したいと思っても仮想通貨取引所への上場を待ちましょう。

仮想通貨JobCoinの将来性

仮想通貨JobCoinの持つシステムや、開発チームの理念は今後の価値上昇に繋がるポジティブ材料といえます。特に給与の前払いに仮想通貨JobCoinを活用する方式は、独自の発想ともいえる珍しいサービスです。このサービスが、上場後に認知度向上へと繋がれば、企業が導入する可能性がありますし労働者も生活の助けになります。従って、順調に開発が進み取引所上場が行われれば、購入候補に考えることができますし将来性が見込める仮想通貨の1つでしょう。