近年国内では働き方について国を挙げて改正を進めており、その1つが企業の副業解禁に向けた枠組み作りなどが有名です。このような流れもあり、最近では副業の一環として仮想通貨投資を始める方もいるので、市場が更に盛り上がっている側面があります。
会社員の多くは、決められた労働時間・日数、上司などからの指示で動くといった、様々なストレスを抱えて働いている状況もあります。そのような状況下において、働き方改革が進み自由な労働市場へと変化が起きれば喜ぶ方も多いでしょう。
しかし、気を付けるべき点もあるのです。それは、働き方が自由になるということは裁量労働制を軸にした仕組みが中心となっていく可能性があります。従って、安定という面では自身で作り上げていく力が必要になってきます。
そこで、副業を始めて新たなスキルを磨くことや、本業を2つ持ちながら働くなど多様な働き方を活用していくことが大切です。そこで今回は、仮想通貨・ブロックチェーンを活用した新しい働き方を提案しているbeepnowプロジェクトの概要や、働き方と仮想通貨についての考え方について紹介していきます。
多様な働き方と仮想通貨
従来の日本では、終身雇用制度や年金制度が安定した運営が続いていたので、誰しもが新卒入社した会社のみで定年まで働き続けるという働き方が基本となっていました。しかし、バブル経済の崩壊とアジア金融危機、サブプライムローン問題や東日本大震災と、バブル経済から約30年弱で実に様々な事象が起こり日本経済・社会も変化に対応しなければならない時期に差し掛かってきました。
その1つが、不景気による賃金低下など、経済と雇用に関する問題が深刻化しており終身雇用制度の恩恵を受けられる機会が減少しつつあります。また、最近では大手企業の赤字決算などのニュースもあるように、大手企業だからといって入社すれば一生安泰とはいいきれない事情といえます。
他にも、少子高齢化社会に突入しており、年金制度の危機を迎えています。年金制度が立ち行かなくなると、どのような事が想定されるかというと例えば定年である65歳を超えても働く必要がでてきますし、健康で働くことが好きな方はいいかもしれませんが、もし怪我や病気になった場合のリカバリーが難しくなります。
このように、2018年の日本は経済・雇用・社会保障の問題に直面している最中であり、従来のような固定観念で働くことがリスクに繋がる可能性もあります。そこで、政府は近年働き方改革と称して、裁量労働制や多様な働き方を推進しています。また、老後の資産に関しても投資を活用するような考え方も導入しており、国レベルでこの問題に関して現在進行形で取り組んでいます。
そこで最近では会社員や主婦層も、資産運用や副業といった事に関心やテスト的に実行している事例もでてきており、その中に仮想通貨を選ぶ方もいます。例えば、仮想通貨投資を行いながら、資産を増やしていきつつ仮想通貨やブロックチェーンに関する様々なスキルも習得します。一般の方にとっては、投機的なイメージを持つこともありますが、仮想通貨には様々な可能性が秘められており今後仕事に関するプラットフォームも構築される可能性もあります。
beepnow(ビープナウ)プロジェクトとは
前述の説明で、日本が抱えている経済・雇用・社会保障の基本的な問題は理解できたでしょう。ここからは、その問題の中でも働き方に焦点を当てたプロジェクトのbeepnowについて紹介していきます。
Beepnow(ビープナウ)は、スキルを持った人とそのスキルを必要とする人の市場を作り、そして報酬は仮想通貨beepnowで受け取るというシステムです。つまり、多様な働き方・スキルを活かすことができる市場を作っているといえます。
仮想通貨投資家や一般の会社員の中には、スキルに対してハードルを感じる方もいるでしょう。しかし、
公式ページで例として挙げられている事例では、旅行に行くからペットを預かってほしいという注文や、ローカルな観光スポットを案内して欲しいなど、特別なスキルを必要としない案件があります。ですので、beepnowは会社員や仮想通貨投資家・主婦など誰でも参加しやすい特徴があります。また、その逆で特定のスキルが必要且つ、単価の高い仕事の発注もあるでしょう。
最近では、フリーランスやネットを使った自営業者向けに、クラウドソーシングサービスなどが普及していますが、基本的にプログラムやライティングスキルなどBtoB向けスキルが基本でした。その点でも見ても、今後更に需要が増してくる副業や多様な働き方の、受け皿となるプロジェクトといえるでしょう。
次にbeepnowが掲げる理念についてですが、人々が裕福にというキャッチフレーズがあります。抽象的表現ですので、詳細な理念は把握しにくいですがサービス内容から分析すると、雇用する・されるという関係性ではない働き方を提案していると考えられます。
従来の副業というとバイトが一般的でしたが、バイトも雇用される条件があったので会社側の都合に合わせて、厳しい労働環境で働かなければいけませんでした。ですので、急なシフト変更や本業に支障が出る働き方もありうるので、手軽に副業できる環境ではありませんでした。そこで、beepnowプロジェクトを利用すれば、自分の働き方に合わせた仕事ができますしスキルアップしながら新たな仕事へと気軽に挑戦できます。
beepnow(ビープナウ)アプリとは
Beepnow(ビープナウ)プロジェクトは現在も開発中ですが、iOSでベータ版アプリがリリースされています。また、アプリとしてリリースされていますが、ブロックチェーン技術が活用されているので通常のアプリとは違います。ですが、会社員や主婦層など仮想通貨に関心がなかった方達は、なぜブロックチェーンでわざわざアプリをリリースしたのか疑問に感じるでしょう。
それは、通常のシステムでは管理会社・仲介会社が存在するので、仲介料や場合によっては情報の操作が行われる可能性があるからです。これでは、人々の貧困問題は解決しません。そこで、beepnowアプリでは、ブロックチェーン技術を導入し、情報の管理サポートには人工知能も活用することとなりました。
そして、ブロックチェーン技術の導入だけでなく、仮想通貨beepnowの発行も予定されています。仮想通貨beepnowの開発理由は、beepnowアプリ内で行った仕事の報酬用通貨としての利用もありますし、低コストでスピーディな決済・送金手段として用いることができるからです。
また、他にも働いた側が受けた評価や、利用年数、稼いだbeepnowの金額、現在beepnowをどれだけ保有しているかなどを、人工知能が総合的に評価・ランク付けします。そして、ランク上位であるユーザーに対して更に報酬が与えられるという仕組みも考えられています。
仮想通貨beepnow(ビープナウ)とbeepnow(ビープナウ)プロジェクトで働き方に新たな選択肢
仮想通貨beepnow(ビープナウ)のICOは2018年8月以降に予定されており、しばらく待つこととなりますが今後正式版のアプリリリースと、仮想通貨beepnow(ビープナウ)の上場が実現すればbeepnow(ビープナウ)を使って手軽に副業を始める事ができます。
また、Beepnowアプリ・プロジェクトである、新たな働き方と仮想通貨beepnowの組み合わせは、全ての労働者にとって新たな働き方のモデルを提供しています。仮想通貨投資家だけでなく、働きながら仮想通貨取引をしている方も注目のプロジェクトといえます。