仮想通貨について学ぶ方法
最近仮想通貨について興味関心がわいた方や、仮想通貨投資を始めたばかりでこれから仮想通貨について勉強する方も多いでしょう。仮想通貨の勉強方法として挙げられるのは、まずネットの情報です。株式投資やFXと違い、市場が形成されたのが2010年代からなので情報源も個人のブログやSNSといった傾向が強いです。従って、仮想通貨経験者が開設した入門者向けサイトなどを参考に、仮想通貨の基本を学ぶのも良いでしょう。
次は、書籍で勉強する方法です。2018年に入り、徐々に仮想通貨に関するノウハウ系の書籍も販売されるようになってきたので勉強できる環境が整いつつあります。また、書籍による勉強を選ぶのであれば、仮想通貨だけでなくフィンテックや投資に関する内容の本も選ぶといいでしょう。特にフィンテックは仮想通貨と密接な関わりがあるので、のちのち役立つことがあるでしょう。
3つ目の勉強方法は、仮想通貨に関するイベント・セミナーに参加することです。それぞれのイベント内容は、企業の信頼性や方向性によって役立つものか変わりますが、他の仮想通貨投資家に会って交流しながら仮想通貨について知ることができるメリットもあります。
そこで今回は、仮想通貨投資初心者に向けて、勉強方法の1つとして活用できる可能性のあるイベントと、初心者がカンファレンス参加についてのポイントを解説・紹介していきます。
ブロックチェーンカンファレンスBlock Co+ Tokyo2018の概要
2018年6月29日に、仮想通貨に関するブロックチェーンカンファレンス、「Block Co+ Tokyo2018」と呼ばれるイベントが開催されます。時間は、10時~18時までで場所はヒルトン東京お台場になります。開催企業は株式会社Block Co+で、2011年に設立されたベンチャー企業として注目されており、主な事業内容は、ものづくりをコンセプトにデザイン関係から小物類の製作、さらにイベント開催事業まで手掛けているマルチな運営をしています。
また、それだけでなくIOTや人工知能・ブロックチェーン技術開発など、最先端技術を活用した社会貢献活動にも力を入れている点で要注目です。そんな、ブロックチェーン技術も開発している株式会社Block Co+が主催する、ブロックチェーンカンファレンス「Block Co+ Tokyo2018」の内容について紹介していきます。Block Co+ Tokyo2018で行われる事について詳細な内容は発表されていませんが、概要については公式に発表されており主に先端技術と社会との関わりについて企画されているようです。
1つ目のポイントは、業種や国などあらゆる壁となるものを取り払って、世界中の人々が新しいアイデアや技術に触れて共有し、社会の発展につなげる事を理想として掲げています。
2つ目のポイントは、技術的内容についてです。ここでは、人工知能やIOT、そして仮想通貨にも活用されているブロックチェーン技術に関して、研究・開発を行っている方を招いた企画が考えられています。
続いて3つ目のポイントは、1・2つ目のポイントを実際に普及させる為に必要な、社会的秩序・ルールに関する考え方のモデルケースを用意しているようです。そして4つ目のポイントは、Block Co+ Tokyo2018というブロックチェーンカンファレンスを通じて、未来志向で社会を作り上げていくことを目標に運営側が精力的に準備を行っていることです。
大きな特徴は、ブロックチェーン技術を含む最先端技術を、いわゆる収益目的でビジネスモデルを紹介するカンファレンスではなく、「技術」・「社会」に焦点を絞って各技術の面白さや社会の発展にどのような期待がもてるかといった、未来志向型であることです。ですので、仮想通貨だけでなくブロックチェーン技術の可能性について知りたい方や、業務としてブロックチェーン技術に携わっている方などはおすすめできるイベントです。
また、仮想通貨初心者の方も、この機会に収益一辺倒な考え方になり過ぎないようにする意味でも、ブロックチェーン技術が持つ面白さなどに触れてみるのも良い機会でしょう。
改めて概要の確認ですが、場所は東京都港区お台場にある「ヒルトン東京お台場」で6月29日に開催されます。時間は10時~18時までイベントが行われ、その後20時頃まで懇親会が予定されています。チケット金額は一般20,000円で、一般+懇親会付きになると40,000円です。
ブロックチェーンカンファレンス:Japan Blockchain Conference(JBC)-TOKYO Round2018
続いて紹介するのも国内で開催予定のブロックチェーンカンファレンス、「Japan Blockchain Conference(JBC)」-TOKYO Round2018」というイベントになります。開催日時は、6月26日~27日の2日間を予定しており、それぞれ9時~18時までになります。場所は東京国際フォーラムで、参加費用に関しては事前登録が必要になるチケット、数種類のチケットがあることに注目です。
1つ目は、VIPパスと呼ばれる事前購入チケットで、50,000円掛かりますが2日間のカンファレンスに参加できるだけでなく、それぞれのカンファレンス終了後に行われるパーティーに参加できますし、ラウンジも利用可能になります。
2つ目も事前購入チケットで、エキスポパスと呼ばれています。1日券は3,000円、2日券は5,000円とVIPパスよりもリーズナブルな値段で、購入しやすいでしょう。そして、3つ目は当日券も発行予定で、4,000円で購入可能です。
Japan Blockchain Conference(JBC)-TOKYO Round2018の特徴・概要についてですが、詳細な内容について公開されていない部分が多いので出展企業や、スケジュールについて簡単に紹介します。まず、出展企業は、70社が公式サイトに記載されており、多くは仮想通貨開発・関連企業となっています。また、SBIグループやナスダックもゲスト企業として、公式サイトに記載されており大手企業も名を連ねています。
続いてカンファレンス内容ですが、公式サイトには出展企業による展示ゾーンの設置や、ブロックチェーン開発者やゲストによる講演会も予定されています。また、その他コーナーも企画されている予定ですが、詳細については公開されていないので当日確認する形でしょう。
Japan Blockchain Conference(JBC)-TOKYO Round2018は、ブロックチェーンカンファレンスの中でも仮想通貨を軸にしたイベントといえますが、主に企業向けカンファレンスともいえるので事業としてブロックチェーンに触れている方は特におすすめといえます。
ブロックチェーンカンファレンス:TOKENSKY(トークンスカイ)東京大会
最後に紹介するのは、アジアでカンファレンスを行っている「TOKENSKY(トークンスカイ)」についてです。主催は、オンラインゲーム開発会社のアソビモ株式会社と、TokenSky組織委員会が共同となっています。開催日時は、7月4日~5日の2日間・9時30分~18時までを予定しています。場所は、ベルサール汐留で、チケット費用は3,000円~120,000円と幅広いです。
カンファレンスのコンセプト・内容は、ブロックチェーン技術者や経済学者・事業家・専門家など様々な著名人を集めて、ブロックチェーン関連の問題について議論を行うという内容です。コンセプトとしては、TOKENSKYを通じてブロックチェーンコミュニティの活性化と、企業向けにブロックチェーンビジネス発展を目的としています。
ですので、仮想通貨投資家が情報収集や、様々な知見を知る機会として活用出来る機会であることは勿論、ビジネスとしてブロックチェーン技術の活用を検討している起業家にもおすすめでしょう。