株式会社セレスと株式会社グッドラックスリーが共同で開発を進めているブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」が配信されたことが発表された。
株式会社セレスはインターネットメディアを企画開発し運営しており、株式会社グッドラックスリーはスマートフォン向けアプリを開発運営を行なっており、累計350万ダウンロードを突破した「さわって!ぐでたま」シリーズを配信している。お互いの強みを活かしたサービスを展開した。
ブロックチェーンを使ったスマホゲームは国内初のスマートフォン向け新作ゲームアプリとなっており、イーサリアムのブロックチェーン技術を組み込んだ仕組みとなっている。
イーサリアムのブロックチェーン技術はスマートコントラクトというシステムを組み込んでおり、ブロックチェーン上の取引内容に契約を記録でき、契約の履行を行うことができる。
Dappsとは(Decentralized Applications)の略で、「非中央集権・分散型アプリケーション」のことを言い、ブロックチェーン技術を応用したスマホゲームとなっている。
「くりぷ豚」のゲーム概要としては育成シミュレーションゲームで、無数に存在する「くりぷ豚」の中からお気に入りの「豚」を手に入れ、プレイヤーは「オーナー」となり選択した「くりぷ豚」を育てていく。ユーザーが「くりぷ豚」をコレクションし、交配組み合わせは3京6,000兆通り。「くりぷ豚」はスマホ上に生息する、不思議な生き物という設定でオス・メスの区別はなく色や形など様々。
「くりぷ豚」をマーケットでうまく売買するとETHを稼げることができ、日本円に換算して利益を得ることができる。
ブロックチェーンによりアイテムの複製が不可能となっており、ユーザーの不正なゲーム利用を防ぐことができる。
現段階で、スマートフォンにはiphoneに対応した配信はしておらず、Android用に対応したGoogleplayにのみ配信が行われおり、WEBブラウザ版でも利用が可能である。
始めるにあたってゲーム専用ウォレットを作る必要があり、Dappsのゲームはどれもウォレットを必要とするのでウォレットを持っていないユーザーを新規として取り囲むのには課題が残る。
ブロックチェーンを使ったゲームは以前から配信されており、Dappsのゲームは、イーサエモンやイーサ三国志などのゲームが配信されている。