デジタルカレンシー株式会社が行なっているマイニングマシンのプロジェクトにDCマイニングファームというものがあります。今回はマイニングマシンのプロジェクトについて、詳しく見ていきましょう。また、マイニングマシンのプロジェクトに関連したDCMコインについても詳しく解説していきましょう。マイニングマシンのプロジェクトに関連したDCMコインの運営会社や上場の予定など、全体の流れをお伝えしていきましょう。
マイニングマシンの特徴
デジタルカレンシー社のマイニングマシンはアステック社(データセンターの立ち上げ会社)と提携を結んでいます。ちなみに、この会社は業界ではかなりの有名どころです。デジタルカレンシー社はアステックの技術を使い、熱の発生しにくいマイニングマシンを開発しています。具体的なマイニングマシンの特徴を見ていきましょう。
① マイニングマシンの対策
マイニングマシンは非常に高度な計算を行うことで、マイニングマシンを長時間稼働させますので、マイニングマシンは当然熱を持ちます。通常マイニングマシンは、冷却設備に莫大な電気代を支払いアイシングを行い故障をマイニングマシン自身で防いでいます。マイニングマシンに多額の電気代がかかってしまうのは、マイニングマシンの大きな課題点と言えるでしょう。しかし、アステック社の技術をもとに開発をすすめるマイニングマシンは熱の発生しにくいものになります。これによりマイニングマシンの冷却設備の「節約」が可能になり、マイニングマシンにかかるコストはカットできます。また、マイニングマシンの「場所の広さが必要になる」というコストも同時にカットできます。マイニングマシンはいくつもの機器を連結させることでパワーを生むので、非常に使いやすいマイニングマシンになると言えるでしょう。
②マイニングマシンのネットワーク環境
マイニングを行うには当然インターネットへの接続が必要であり、高速であるほど処理が早くなるので、競合との勝負にマイニングマシンは有利に働きます。家庭用の光ファイバーでは、ネット速度が急激に落ちてしまうため、デジタルカレンシー社はアステック社の独自回線のマイニングマシンを使っています。アステック社を利用する世界的な大企業が使う回線を利用し、マシンが増加してもマイニングマシンの速度を低下させずにマイニングを行うことができます。
③マイニングマシンの大企業とのコラボ
アステック社のクライアントは非常に大きな企業ばかりです。したがって、デジタルカレンシー社もマイニング事業を通して、アステック社のクライアントとのコラボ企業を進めています。後に紹介するDCMコインも、こうした企業との関わりが好材料に働く可能性は高いです。
④AI技術を導入したマイニングマシン
デジタルカレンシー社は東京の国立大学の人工知能研究の最先端の技術の協力を得ています。AI技術によるマイニングマシンを導入することで、パフォーマンス向上が可能になるでしょう。
マイニングマシンのオーナーになるメリット
マイニングマシンのオーナーになることで、管理手数料を支払う代わりに設置場所や資産運用、メンテナンスをデジタルカレンシー社に託すことができるサービスです。マイニングマシンのオーナーは、デジタルカレンシー社に期待できるマイニングを行なってもらい、資産運用のサポートを受けることができます。これを「DCマイニングファーム」と言います。マイニングをする通貨は、BCH,LTC,XEM,ETH,MONAなどの通貨。これらをマイニングし、BTCに変えたあと、マイニングマシンのオーナーに配当として渡します。
最初からBTCで行わない理由は、マイニングのディフィカリティや競合の多さが理由なようです。BTCのマイニングを行うのは、世界有数のマイニングマシン(代表例としてBITMAINのS9など)を使う必要もあり、小さな規模では淘汰されてしまいます。しかし、他の通貨はまだ競争が激しくないこともあり、デジタルカレンシー社はある意味ブルーオーシャンともいえる通貨のマイニングを行い、BTCに変換して還元することを選びました。
どの通貨が狙い所かを判断するのがAIです。銀行の金利0.02%に比べると、高金利での資産運用が期待できます。マイニングマシンでの得た収益の内訳は、20%が電気代などのコスト、30%がDCMコインの買い支えに使用され、残り50%がマイニングマシンのオーナーへの配当になります。30%の収益で安定してDCMコインを買いながら、マイニングマシンのオーナーには50%の報酬を支払っています。では、DCMコインとはどんなコインなのでしょうか?
マイニングマシンとDCMコイン
DCMコインはデジタルカレンシーマイニングコインの略でデジタルカレンシー社のオリジナル仮想通貨です。デジタルカレンシー社は松田智氏が代表を務めており、グローバルな活動を行うことで世界に対して社会貢献をすることを事業目的としています。WEBマネー、開発事業、クレジット決済事業、金の採掘事業、ITネットマーケティング事業、WEBサイト制作などをメインに行い、児童支援としてipadを寄付したり、給食費が払えない苦しい家庭環境に対して、子供たちが満足に食事ができるように「子供食堂」のオープンに向けて食堂支援イベントなどを開催しています。
社会貢献に向けて積極的に活動している企業になります。そんなデジタルカレンシー社によって作り出されたDCMコインは保有しているだけで価値が上がると言われています。その理由はマイニングにあります。マイニングマシンのマイニングで得られた収益の一部でDCMコインを買い支えていくので、需要によって変化するようなことは起きにくいということですね。つまり、ある程度がホールドされた状態によって価格が安定し、上昇を促すという仕組みになっています。
DCMコインはAIとマイニングを融合させた新しい取り組みと言えます。マイニングマシンのマイニングの難易度は年々難しくなる中、効率よくマイニング先を判断し、配当はもっとも安定したBTCで配当し、DCMを買い支えることで価格の急落がある程度防げるといった点がメリットでしょう。
マイニングマシンとDCMの今後のイベント
DCMでは今後イベントが沢山予定されています。なんといっても2018年7月中に韓国での上場が予定されています。DCMにはボードメンバーと呼ばれる主要メンバーがいます。現在デジタルカレンシー社の主要メンバーの中にはかなりの有名人が加わることが予定されています。なんと、伊藤忠商事の元役員でもあり、超有名メディア会社の創始者でもある方です。メディアへのコネクションがある方なので、テレビCMなどでの広告展開が期待できます。
さらに、デジタルカレンシー社は若者へのチャンスを伸ばすべくある財団に寄付を行なっているとのことです。その財団の名前はヤングバリー財団という世界でも有名な大富豪「ヤングバリー」によって設立された財団です。ヤングバリーはノーベル平和賞になんどもノミネートされている方です。ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットなどが協力的な姿勢を見せてくれるほど影響力のある人物です。
貧困をなくすことに焦点を当てた資金支援を行なっています。DCMでは送金する際に0.15%の手数料が発生します。その手数料の一部をヤングバリー財団へ寄付しています。DCMが活発になれば、寄付金も増え、ヤングバリー財団を通して貧困に苦しむ世界中の子供たちを救うことにつながるかもしれません。DCMにはそんな大きなビジョンがあります。
マイニングマシンの将来性
本日はDCMコインについてまとめました。非常に多くの可能性をもち、社会貢献まで成し遂げることを考えて開発された通貨です。マイニングマシンオーナーのシステムはオーナーになれば、特に難しい作業をせずとも資産を運用してくれます。また、そのマイニングはアステック社と提携して開発された高品質のマイニングマシンです。マイニングのディフィカリティにも影響しないよう、狙い所の通貨をAIで選びマイニングします。昨年はこのAIのテストにも成功しています。
韓国上場後にはドバイでのカンファレンスも予定されています。この記事をご覧いただいて、興味がある方は確認していただければと思います。