みなさん、Bankera(バンクエラ)ってご存知でしょうか。おそらく初耳の方も多いかもしれませんし、名前だけは聞いたことあるという方がおられるかもしれません。ここで紹介をするということはBankeraは仮想通貨というイメージが強く感じるかもしれませんが、Bankeraは仮想通貨の名前ではありません。仮想通貨でなければBankeraとは一体何なのでしょうか。

Bankera(バンクエラ)って仮想通貨でなければ何なのでしょう

仮想通貨取引所の開設も目指しているBankeraBankera(バンクエラ)は一応企業の名前なのです。Bankeraはスペクトロコインと言われる仮想通貨販売所とバンクエラトークンと言われる仮想通貨を取り扱っております。そしてBankera自体は企業名であると同時に仮想通貨の銀行なのです。

Bankeraは資金確保の為にICOを実地していました。通常のICOであれば非常に短い期間で行われるのですが、Bankeraの場合、約3ヵ月ほどの間ICOを行っていました。期間はもう終了しましたが、BankeraのICOは達成することができました。これだけの長い期間で達成できたのはやはりBankeraに非常に魅力があるからでしょう。

通常のICOであれば短期間で設定して、資産を集めるのですが。期間が長すぎると設定金額を割れたり短期売買目的の人によって失敗する可能性があるのです。さらにBankeraのICOは仮想通貨の中では最大規模のICOを行ったのです。ですのでこれだけの長い期間で規模の大きいICOを達成できたのはすごいことなのです。

ちなみにICOとは、Initial Coin Offeringの略で、株式のIPOを少し変化させたものです。新規に仮想通貨を上場するのに、上場前に仮想通貨を売り出し、その売り出した仮想通貨をもとに資金調達を行うのです。上場前は非常に安い値段で仮想通貨を購入することができるので、投資家にとってチャンスでもあり、新規上場側にとっても資金を集めやすいのです。

しかし、上場していない仮想通貨もあり、詐欺の温床になっているのも事実です。上場前に資金を集めて、実際は上場せずになかったことにしてお金だけを集めたりなどの手があるので要注意が必要です。

Bankera(バンクエラ)が新時代の銀行になる

Bankera(バンクエラ)はブロックチェーン時代の銀行と謳っており、新時代の銀行となろうとしているのです。実はこの新時代の銀行とBankeraにお金を預けたり、バンクエラトークンを買うことによりメリットに魅力がありICOが長期間でも成功したのです。

このBankeraの新時代の銀行とは、現行の銀行では、海外にお金を送金する場合は、多くの銀行を中継し、多額の手数料や、時間が掛かってしまうのです。こうした不便な点を解決するために、ブロックチェーンや新時代の技術を応用して、今までの銀行が持っていない新銀行となろうとしているのです。

ブロックチェーンの技術を使えば安全にお金を送金するこも可能ですし、お金や仮想通貨をそこまで時間を掛けずに送金できます。仮想通貨は、現在の紙幣の形や不便な点をどんどん改善した通貨になることは間違いないでしょう。

それともう一点、BankeraのICOが成功した一番の理由がBankeraの配当です。Bankeraでは、Bankeraの純利益の20%をバンクエラトークンの保有枚数に応じて配当を得ることができるのです。現在の日本の銀行の場合、どこの銀行でも利息が約0.01%位で、100万円預けていたとしても年間100円しか利息が付かないのです。これを考えれば圧倒的にバンクエラトークンにして、預けるほうが利益がでます。直近の配当でも年率でいくと約1%もらえているので、不労所得のような感じになるでしょう。

取引所ではない販売所って?

Bankera(バンクエラ)のスペクトロコインは、仮想通貨の取引所ではなく販売所なのです。まずは販売所とは何かを説明しようと思います。取引所は、仮想通貨を持っている人たちが取引をする場所を提供しています。販売者は、仮想通貨自体をそこで販売しているのです。名前からわかりやすいと言えばわかりやすいです。

販売所の場合は、取引の相手が個人ではなく販売所自体となるので、価格は販売所が設定したものとなるのです。ですので、基本的には取引所で取引をする価格よりも儲けにくくはなっています。

しかし、初心者にとっては取引所で取引をするよりも、始めは販売所で売り買いをした方がおすすめです。ちなみにスペクトロコイン(販売所)でバンクエラトークンの売買は、手数料が無料となっています。販売所は基本的に、手数料が高くなりやすいので無料というのは非常に助かります。

取引所と違い、販売所の場合は取引相手を探す必要がないので確実に売買ができるのです。取引所の場合は、仮想通貨を買いたい人がいてもその値段で、売りたい人がいなければ取引が成立しません。しかし、販売所は決められた値段で販売しているので、その値段になってしまうのは仕方がありませんが、確実に売買ができるのです。

Bankera(バンクエラ)は取引所の開設も目指している

仮想通貨取引所の開設も目指しているBankeraもちろん、Bankera(バンクエラ)は販売所だけではなく取引所の開設も目指しています。バンクエラトークンを他の取引所での上場はもうすでに決まっているのですが、Bankera自体の取引所はまだ無く、これから開設を計画しているみたいです。このBankeraが基軸通貨となる取引所ができれば、さらにBankeraは強くなることが予想されます。

ブロックチェーン時代の銀行を目指すと言っているだけあって、取引所の開設も必須と言えます。販売所だけでは、どうしても流通量がすぐには増えません。ICOで増えたとしても、その後は平均的にしか伸びていきません。しかし、取引所でBankeraが取引できるようになれば、どんどんBankeraでの取引量が増えていきます。

Bankeraの取引所が開設されれば、さらに仮想通貨の取引所を渦巻く環境は激しくなると思います。Bankeraの場合、すでに取引所開設前からこれだけ注目と力を持っているので、取引所が開設されれば、順調に大手取引所と肩を並べることが可能なはずです。

Bankera(バンクエラ)の登場で高まるブロックチェーン時代の新たなる銀行の可能性

もしかすると、Bankera(バンクエラ)は取引所を開設することにより物凄い成長を遂げるかもしれません。単なる取引所ではなく、銀行が開設した取引所という形で仮想通貨業界を震撼させるかもしれません。現在日本の銀行などは衰退の一歩をたどっています。特に地方の銀行では生き残ることでやっとの銀行も少なくないはずです。そういった日本の銀行は悪しき風習や、体質、構造を改善できなかった結果が今出ているものだと思われます。こういった問題は世界の銀行でもあるはずで、ブロックチェーン時代の新たな銀行を目指しているBankeraは仮想通貨取引だけではなく、新たなる銀行としての道標になれる可能性もあります。

海外への送金問題や手数料、さらに人員の過多、セキュリティの問題など、仮想通貨とブロックチェーンがそもそもの改善策として作られたものなので、その銀行となれば素晴らしい形になると思います。ただ、まだ可能性の話であって確実にこうなるというものではないと思います。どうしても前例がないものなので、失敗する可能性もあるかもしれませんし、他の大手取引所が似たようなことに手を付け始めるかもしれません。しかし、やはり一番違うのは既存の銀行よりも対応スピードが速く、未知の分野ということで将来性があり、他の取引所も様々な挑戦をしかけており、多種多様というのが現状です。

ここから先、確実に仮想通貨が世界の基軸通貨となるとは言えないですが、このままいけばその可能性は十分見えてきます。しかし、仮想通貨自体がまだ安定していないが現状です。基軸通貨が常に変動し続けていれば、その地位は怪しいものです。特に、1000種類以上の仮想通貨が乱立する中では、まだ厳しいのかもしれません。

ですが、こういった新たなる銀行や、可能性のある通貨が出てきたこと自体が、時代が変わりつつあるのかもしれません。それに乗り遅れないためにも、仮想通貨には常に目を見張ってなければなりません。特に、Bankeraは間違いなく、ウォッチリストに入れておくべきです。