Use The Bitcoinが7月8日にビットコイン長者トップ10を発表しました。それによると、1位がサトシ・ナカモト、2位がブルガリア共和国、3位が仮想通貨取引所のBitFinex、4位がFBIということです。
1位のサトシ・ナカモトはビットコインを開発した謎の人物として有名ですね。開発者である彼は、約110万コインを保有していると言われており、そのビットコインのウォレット残高も確認されています。しかし、何年もそのウォレットには手がつけられておらず、1ビットコインも移動していないことから、「ウォレットからビットコインを取り出せなくなってしまったのではないか」「サトシ・ナカモトは既に亡くなっているのでは」などと様々な憶測を呼んでいます。
ブルガリア共和国とFBIはともに、犯罪組織を取り締まった際に、ビットコインを押収したようです。このように、国家や国の組織がビットコイン長者とは、少し意外な気もしますね。しかし、ビットコインはアンダーグラウンドな場所での決済方法として、長く利用されてきたという歴史がありますので、犯罪組織が多くのビットコインを保有しているのも頷けます。今後、犯罪組織を摘発したところが、ビットコイン長者になっていくという現象が起きるかもしれません。
これらの大量保有者がビットコインを売りに出してくると、量が多いために価格が暴落する危険性があります。大量のビットコインが移動すると、ツイッターでその都度話題になりますので、情報をこまめにチェックしておくようにしたいですね。