中国で人気のアプリ「WeChat」にビットコインキャッシュのウォレットが追加されました。WeChatは中国で主流のアプリで、そのユーザーの数は11億人と言われています。中国は日本と違い、モバイル決済が進んでおり、現金はほとんど使用されていないような状態ですので、日本よりも仮想通貨決済が受け入れられやすいと考えられています。

そのような中国で、ビットコインキャッシュのウォレットが追加されたことから、中国でビットコインキャッシュが広く使われていくのではという期待が膨らんでいます。

仮想通貨は、今後は「実需」が重要であると言われています。ビットコインをはじめとする仮想通貨は、数百種類あると言われており、今でも新しいコインが生まれ続けています。

しかし、今後は人々に選ばれ、実際に利用されるものだけが生き残っていくと考えられており、人口が多い中国で、一体どの仮想通貨が今後使われていくのかということが注目されていました。

去年は、WeChatのアプリに、「XEM」が追加されるのではという噂が立ったのですが、結局追加されませんでした。リップルが、WeChat同士の送金で使われていくのではという話も出ていたのですが、まずはビットコインキャッシュが頭ひとつリードしたと言えます。

中国でどの仮想通貨が主流となっていくのか、現時点ではまだ明らかになってはいませんが、皆が使い始めると、一気にその仮想通貨の価格が一気に高騰することも予想されますので、中国の動きから目を離さないでおきたいですね。