仮想通貨を学ぶためにはネットの情報だけじゃなく、本がおすすめです。仮想通貨の入門本には様々な種類があり、どれが良い本なのかわからないでしょう。そこで、仮想通貨が学べるおすすめの本をご紹介します。
「1時間でわかるビットコイン入門」
インプレスR&D 小田 玄紀
「1時間でわかるビットコイン入門」は、ビットコインをメインに解説してくれている本で、仮想通貨のしくみをわかりやすく解説してくれています。「1時間でわかる」と書いてあるように、ページ数が、かなり少ないので、短い時間学ぶことができるようになっています。
ボリュームも抑えてあるので、本が苦手な人でもすんなりと頭に入り、1時間以内で読み上げることができ、1時間以上の内容を理解できて、満足したという声も寄せられています。
よって、仮想通貨の入門本として、おすすめの1冊であるといえます。
「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」
ディスカヴァー・トゥエンティワン 大塚 雄介
「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」は、仮想通貨やブロックチェーン、フィンテックに関して網羅しており、ビットコインの誕生や仮想通貨の今後の動向を体系的にわかりやすく解説しています。著者の大塚氏は、国内の取引所「coincheck(コインチェック)」のCOOを務めています。大塚氏は仮想通貨の第1人者として動いている人物なので、この本はこれから仮想通貨の取引を始める人だけでなく、中級者から上級者の人でも、役立つ本であるといえます。また、仮想通貨の成り立ち、安全性や将来性が理解でき、要点も整理されていて、著者が実務に携わっているため、説得力があって興味が出てきたという声が寄せられています。フィンテック業界についても、知りたい人におすすめの本であるといえます。
「はじめてでもわかる!稼げる!仮想通貨入門」
Kindle版 上野義治
「はじめてでもわかる!稼げる!仮想通貨入門」は、ビットコインが普及している背景や、ハッキングや横領がある中で未だ注目を浴びている仮想通貨の仕組みについて深く紹介しています。仮想通貨の本質、メリット・デメリット、今後どのように普及していく可能性があるのかが紹介されています。また、実際に仮想通貨でどう稼ぐのかについても解説しています。著者の上野氏は昨年度、仮想通貨セミナーを何度も開いているので、実際の取引の方法も学ぶことができます。初心者向きで、これを読んでおけば仮想通貨で失敗しない、仮想通貨で稼ぐというのではなく、お金で損をしないためのノウハウや意識が持てるという声が寄せられています。仮想通貨だけではなく、そもそもお金の本質について学べる本といえるでしょう。
「5000円ではじめる仮想通貨投資入門」
インプレス 上野義治
「はじめてでもわかる!稼げる!仮想通貨入門」の著者である上野氏が書いている別冊の本です。最近、投資の本ではいくらから開始するというタイトルの本が多くなっており、初心者が仮想通貨の取引をはじめたくなるようなタイトルになっています。この本ではビットコイン以外の仮想通貨はなにを買うべきか?仮想通貨投資を始めるときに読んでもらいたい入門書となっています。仮想通貨の仕組みから、その価値、投資方法、被害にあわない心構えを解説しています。また、仮想通貨の取引にあたり、暴落したときや、高騰したときに何度も読み返して自分の投資スタイルを貫くべきという姿勢についても書かれています。
最近、仮想通貨は話題が先行して、投資対象としてはトレンドとなっています。しかし、まだ、未知数の部分は多く、投資スタイルをどうするべきか、迷っている人が多いのが現状です。この本では、今後、仮想通貨を所有する事に意味があることを確認できます。著者である上野氏の経験を踏まえての堅実な暗号通貨への投資、そして投資そのものの捉え方が分ります。将来を見定めることのできる投資であることが認識できるでしょう。また、仮想通貨投資は単なるトレードに走るのではなく、堅実に投資していくことが大事であることも確認できるでしょう。5000円は投資をはじめるには最適であり、仮想通貨の投資を行うには、十分な金額であるといえます。
「仮想通貨革命」ビットコインは始まりにすぎない
ダイヤモンド社 野口悠紀雄
著者は日本経済学やファイナンス理論専業で、業界では有名な方で野口 悠紀雄さんです。ビットコインの真髄を流行前から理解していて、なぜ流行るのかという観点もあり、リスクについても詳しく解説しています。この本は仮想通貨の仕組みが分かっていて、その先を知りたいという中級者向けの本となっています。この本を読めば、ビットコインの長所と短所が明確になるでしょう。
「一冊でまるわかり暗号通貨 2016~2017」
幻冬舎 森川 夢佑斗
「一冊でまるわかり暗号通貨 2016~2017」は、2016年~2017年にかけて流行した仮想通貨を種類ごとに解説しています。仮想通貨の中でも、ビットコインやイーサリアム、リップルといった時価総額上位通貨が網羅されています。また、仮想通貨の種類だけでなくブロックチェーンの基本や巻末には用語集もあり、仮想通貨の仕組みも理解できるようになっています。そして、仮想通貨バイブル本として持っておきたい、専門的な内容も含みつつ、わかりやすく解説してくれているという声が寄せられています。ビットコイン以外の仮想通貨に関しても、しっかり解説されています。仮想通貨を始めてみたい方や、興味があるという方におすすめの本であるといえます。
「60分でわかる! 仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン 最前線」
技術評論社 仮想通貨ビジネス研究会 (著) 株式会社ブロックチェーンハブ (監修)
「60分でわかる! 仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン 最前線 」は、ビットコインやブロックチェーンを始めとする仮想通貨周辺の知識をわかりやすく解説した書籍です。ビジネスマンから投資に興味のある方まで、ビットコインの利用について、ブロックチェーンを活用するうえで参考となる知識が網羅されています。この1冊で、仮想通貨やブロックチェーンの原理やしくみを短い時間でしっかり理解できます。また、実例を豊富に掲載されているのでゼロからでも確実に知識が身につきます。よって、この本は、仮想通貨に興味ある人が、手に取るべきでしょう。各ページのタイトルと、イラストを眺めるだけでもイメージしやすく、左が文章、右がイラストになっていて、イラストも文字も大きめで、手に取りやすい本です。
「フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引」超入門」
実業之日本社 田代 昌之
「フィスコ仮想通貨取引所で始める「ビットコイン取引」超入門」は、ビットコインを売買する人を対象としたビットコイン取引の入門書です。最低限知っておきたい仮想通貨ビットコインの超基本や、ビットコインを始めとした仮想通貨市場、取引所の仕組み、口座開設から取引を開始するまでの流れ、ビットコイン相場の見方と分まで実際の取引の方法まで、分かりやすく解説しています。また、読者のための特別企画『ビットコイン特別レポート』まで、付いています。
仮想通貨がバブル状態であり、国の通貨であるドルや円に代わるのではないかという段階まできています。しかし、まだ、未知数の部分が多く、初心者は知識武装しておく必要はあります。ネットの情報では、一元的な見方をしている情報があふれており、体系的に仮想通貨のしくみを学ぶのは難しいでしょう。まずは、仮想通貨の仕組みを理解し、取引を経験している人のノウハウを学ぶためにも、ここで紹介している本を参考にして、仮想通貨取引をはじめてみましょう。