2018年も仮想通貨市場は活発な取引が続けられていて、大手企業なども事業の一環として仮想通貨を使ったプロジェクトを発足しています。また、2018年1月には、あるICO案件が仮想通貨投資家で話題となり、2018年6月には取引所で取引されています。その仮想通貨とは、MTCトークンでドカデミックというプロジェクトの一環として発行となりました。

医療系仮想通貨として、注目を上げているドカデミックですが、特に注目されているのは患者の情報管理やヘルスケアサービスで、さらにアプリケーションのリリースも検討されています。仮想通貨投資初心者の中には、ビットコインやイーサリアム以外の新しい仮想通貨に投資してみたいと思う方もいるでしょう。そのような方は、今回紹介する仮想通貨ドカデミックも検討してみるとよいでしょう。

仮想通貨ドカデミックとは

2018年の仮想通貨市場は、様々な分野との連携を図った仮想通貨プロジェクトが目立ちますが、今回紹介するのは医療系の市場を捉えた仮想通貨ドカデミックです。また、ドカデミックとはプロジェクトの総称でもあるので、取引所で取引されている仮想通貨の名称はMTCトークンです。ですが、今回は総称してドカデミックと呼びます。

ドカデミックは、前述でも触れたように医療系仮想通貨プロジェクトとして注目されており、その開発目的は、技術を使って人々を守るとなっております。また、その為にヘルスケアサポートや医療関係の情報管理の効率化を、ドカデミックプラットフォームで解決しようと考えています。

仮想通貨ドカデミックの通貨単位はMTCで、通貨発行上限枚数は850,000,000 MTCです。また、時価総額ランキングでは90位台と、まだマイナーな仮想通貨といえますが後述でも紹介する特徴を加味すると、今後の成長に期待ができます。

ドカデミックプロジェクトの掲げるヘルスケアというのは、同プロジェクトで発行しているMTCトークンでユーザーと医師を繋げる役割としてや、ドカデミックプラットフォームで提供するヘルスケアサービスの決済にMTCトークンを活用するなど、MTCトークンとヘルスケアサービスを組み合わせたサービスを指しています。

2018年6月時点の価格は日本円で、約27円台で推移しており割安な価格といえます。直近2ヶ月の相場を分析すると、2度急騰に近いチャートを記録しており、1度目は5月28日の相場で40円台を記録しました。また、2度目は6月19日で1度目と同じく40円台を突破し、ビットコインとの連動感が薄い仮想通貨といえます。一見すると、ビットコインと連動してない為、デメリットなのではと感じる方もいるでしょうが、一方でドカデミック自体の価値を見定めやすいという利点や、外部要因に左右されにくいので比較的ドカデミックのみに集中して取引しやすいでしょう。

従って、ビットコインと連動していないチャートは、ドカデミックで取引する投資家にとってメリットとなりうるでしょう。

仮想通貨ドカデミックの特徴

ヘルスケア分野における新しいアイデア・技術を取り入れ社会的に役立つ仮想通貨「ドカデミック」続いて仮想通貨ドカデミックの特徴について紹介していきます。ドカデミックプロジェクトの根幹にあるのは、ヘルスケアですが仮想通貨や様々な技術を使って健康を維持することを目的としています。そして、その特徴1つ目はアプリを使ったシステムです。ドカデミックプロジェクトというのは、ヘルスケアに関するサービスを、アプリを使って提供します。従って、MTCトークンお取り扱いや医療情報の受け取りなど、全てアプリ経由で手軽に利用することができます。

時代に合わせてヘルスケアを受けられるよう、発展させている点についてもドカデミックプロジェクト・MTCトークンの価値上昇に繋がるポイントでしょう。

そして、アプリを使ったサービ1つ目が、AIを使った健康チェックです。ドカデミックプロジェクトでは、MTCトークンやプラットフォーム以外に、ユーザーの健康状態をAIが判断し、その都度ユーザーに合わせた医療情報を提供してもらえます。従って、ユーザーはアプリを通じて、ユーザーの症状に合わせた対処法を導き出すという訳です。

2つ目の特徴は、AIではなく医師ともオンラインで、診療が受けられるサービスです。スマートフォンが普及し、多くの方がアプリを使って様々なサービスを受けています。そこで、ドカデミックも医師の診察に関して、ドカデミックプラットフォーム・オンラインを使ったサービスを受けられるようにしています。

3つ目の特徴は、ドカデミックプラットフォームで発行した、MTCトークンで前述のサービス料金を支払うことができるようにしています。従って、ドカデミックプラットフォームを利用する人数が増えれば、MTCトークンの価値が上昇し、市場も活発化することが予想できます。また、それだけでなくMTCトークンを使ったサービスとして、ヘルスケアを受けたユーザーデータを新たな医療関係の研究や製品との取引時に支払い手段にできます。

また、ブロックチェーン上でデータ管理をしているので、改ざんが不可能であり患者の情報を医師同士が共有し、効率的且つ患者に対して適切な診療を促す役目を果たしています。さらに、SNSとドカデミックプラットフォームを連携し、最新の医療情報の発信や医師向けのソフト・ツールも提供しています。このように、従来のヘルスケアと違いあらゆる場面で、テクノロジーを使ったサービスが見受けられるのがドカデミックや仮想通貨MTCトークンの大きな特徴でしょう。

4つ目の特徴は、アンチウイルスソフト大手のマカフィーのCEOである、ジョンマカフィー氏がドカデミックプロジェクトのアドバイザーとして参加し、仮想通貨投資家の注目を浴びました。また、Twitterなどでは、同氏が仮想通貨MTCトークンの価値やドカデミックプロジェクトについて、評価している趣旨の発言をしており今後のドカデミックプロジェクトに要注目です。

仮想通貨ドカデミックの購入方法

仮想通貨ドカデミック・MTCトークンの購入方法ですが、2018年6月時点ですでに海外の仮想通貨取引所で上場・取引されています。取引所については、HitBTC・Sistemkoin・Stocks,Exchange・IDEXといった4つで上場していますので、国内の仮想通貨取引所では取引することはできません。従って、仮想通貨ドカデミックを購入したい場合には、ビットコインを国内の仮想通貨取引所で購入し、ビットコインでドカデミックと取引する方法となります。

仮想通貨ドカデミックの将来性

仮想通貨ドカデミックの将来性についてですが、現在ロードマップが公開されているなど開発に力を入れています。そのロードマップを簡単に説明しますが、2018年~2019年までに開発を完了させることを目標としています。内容は、2018年中にヨーロッパとアメリカでドカデミックプラットフォームを開設し、2019年にブロックチェーン上のサービスも本格的な稼働を予定しています。また、2019年には、アジア・中東向けにプラットフォーム提供を予定しており、開発目的通り世界的にヘルスケアを充実させる計画を立てています。

また、ジョンマカフィー氏がアドバイザーとして参加する点についても、注目できますし何よりヘルスケア分野における新しいアイデア・技術を積極的に取り入れています。この部分は、単に仮想通貨の投機的な人気ではなく、社会的に役立つプロジェクト・仮想通貨といえる部分ですので将来性について期待できるでしょう。