2018年5月以降に仮想通貨を始めた人の中には、2017年の右肩上がりの相場をイメージして、「これで稼ぎたい!」と思ったことでしょう。しかし、2018年6月のビットコイン相場を見てみると、上昇・下落したり方向感のない相場になったりと、2017年とは状況が全く違います。従って、中にはビットコインで稼ぐのは難しい、稼ぎ方がよく分からないといった悩みを持っています。また、他には仮想通貨市場は下落基調になっているのだろうか、というような悲観的な見方をする初心者もいます。

しかし、特に悲観的に考えている初心者の皆さんは、機会損失をしているといっていいでしょう。なぜなら、仮想通貨市場は成長を続けており、2018年に入って企業が参入するケースが相次いでいるからです。ということは、仮想通貨に対して将来性を見込んでいると、考えている企業が多数存在する事ともいえるので、下落している時の相場に対して警戒し過ぎない事が大切です。どのような状況であっても、稼ぎ方はあるものなのです。

そこで今回は仮想通貨の稼ぎ方がよくわからないが、このチャンスに稼ぎたいと思っている人に向けて、2018年の仮想通貨市場の状況や、どのような稼ぎ方があるのか解説していきます。仮想通貨市場は、2018年も成長していますので、まずは稼ぎ方を理解しておいて頂きたいと思います。

2018年の仮想通貨市場での稼ぎ方

初心者の多くが感じていることといえば、2017年の仮想通貨市場よりも変動が激しく下落相場の時があるということではないでしょうか。確かに、2018年1月頃から3月、5月半ばから6月末と比較的下落が目立つ市場です。しかし、それぞれの下落には理由があり、仮想通貨の価値が下がっている訳ではないです。このような2018年の稼ぎ方を考えてみたいと思います。

まず、稼ぎ方を考える前に、1月から3月までの相場をビットコインで解説します。ビットコインは仮想通貨の基軸通貨なので、市場を分析し、稼ぎ方を理解する際に役立ちます。1月から下落した理由は、2017年末頃の暴騰相場とコインチェック事件、規制に関する議論が、主な要因として考えられます。投資というのは原則、上がれば下がるを繰り返すものなので、今回の暴騰相場が起きた時点で短期的に下落することは多くの投資家が想定していました。短期的というのは、当初1月~2月頃まででしょう。

しかし、その想定が外れる出来事が、コインチェック事件です。これにより、仮想通貨に対するイメージダウンや初心者投資家が必要以上に悲観的に見たこともあり、下落に拍車がかかりました。また、そのような影響が残っている状態で、世界的に仮想通貨に関する規制の議論が行われ、更に資金回収する動きになり3月頃まで下落となりました。また、3月は確定申告の時期とも重なっているので、余計に出来高が少なく事となります。

しかし2018年一年を考えますと、必ず下落は止まり、買いのチャンスが来ると予測し、稼ぎ方の幅が広がると考えます。現在の状況は2017年年末の暴騰の調整が行われたに過ぎません。バブルはあくまでもバブルであり、今の状況が普通と考えて下さい。そうすれば「下落」したのではなく、「横ばい」という事になります。仮想通貨の価値を考えますと、2018年に間違いなく上昇トレンドになると思います。「上昇トレンド」での長期的な稼ぎ方も良し。短期的レンジで買いのみの稼ぎ方でも良いでしょう。

銘柄をビットコインや主要なアルトコインに絞れば、そうそうリスクの高い稼ぎ方にはならないはずです。経済は為替や株式などを見ればお分かりの通り連動するものであり、ビットコインや主要なアルトコインも例外ではありません。冷静に判断すれば、自ずと効率的な稼ぎ方は見えてくるものです。仮想通貨市場の情報はこのサイトやメルマガなどでお伝えしていきますので、自分に合った稼ぎ方を見つけてみて下さい。

仮想通貨規制が広がる中での稼ぎ方

しかし、ここで仮想通貨投資初心者の多くは、勘違いしていることもあるでしょう。それは仮想通貨規制に関する事です。初心者の中には、規制=衰退というイメージがあるかと思いますが、もしそのような考えで仮想通貨投資をしているのであれば、今後も稼ぎ方を覚えても長期的に利益を出すことは難しい可能性があります。なぜなら、仮想通貨規制に対する考え方が間違っているからです。

そもそも、なぜ仮想通貨の規制に関する世界的な議論が交わされたか、要因の1つが違法な取引に使用されているからです。匿名性が高いのでこういった取引に活用されやすい背景があり、市場の健全化を目指して規制の枠組みを作ろうとしているのです。従って、仮想通貨を衰退させたり、稼ぎたい投資家を排除したりしようという動きではなく、市場の健全化も目的としていると考えましょう。

次の要因が政治的要因です。ここでは特定の国を指しませんが、国によってはリスクヘッジとして仮想通貨を購入している背景があり、法定通貨の利用減少や国外への資金流出を危惧して規制を推し進める場合があります。ただし、これは各国によって事情が違いますし、日本の場合は世界的に見てもまだまだ寛容的です。従って、取引所に対する業務改善命令もまだまだ優しい内容ですし、市場の健全化を目指した行動の一環です。

このように、仮想通貨規制に関する内容を深堀してみると、様々な要因や表面的に分からなかった部分がでてきます。また、5月~6月の下落も、ハッキング事件と関係がある動きなので仮想通貨自体の価値を疑った動きではないでしょう。

仮想通貨で稼ぎたいなら知っておくべきこと

仮想通貨投資での利益の出し方を徹底解説前述で解説したように、仮想通貨市場は2018年も活発に動いています。ですので、仮想通貨投資初心者も、相場の動きに一喜一憂するのではなく稼ぎ方=トレード手法について学ぶのがよいでしょう。

仮想通貨の稼ぎ方として考える時は、まずどのような商品があるか考えます。商品というのは、

・ビットコインやイーサリアムなど個別の仮想通貨
・現物取引や信用取引といった種類

の2つが考えられます。

まず稼ぎ方の基本として、少なくとも仮想通貨投資家と各仮想通貨の相性があります。相性というのは、チャートの動き方と自身の手法の相違があり、機会損失が多い場合です。

例えば、短期的な上昇相場が得意であるにも関わらず、仮想通貨のチャートは長期的に上昇する場合であればトレードのタイミングが合いませんし、稼ぎ方としては少々厳しい方法です。ですので、まずは自身が得意・好きなトレード方法を確認し、各仮想通貨を調べてチャートの相性が良いものを選びましょう。

次の種類というのは、ビットコインには現物取引と先物取引があります。この2つは仕組みが大きく違うので、稼ぎ方も変わってきます。両者の違いは別記事で解説してますので省略しますが、先物はリスクが高いため、初心者にはおすすめできません。先物で利益を出し続けるには、相場の状況判断が出来る事が必要です。利益の大きさに惑わされて、初心者は逆に大きな損失を出してしまう可能性が高いです。まずは現物で経験を積むことをおすすめします。

仮想通貨投資の稼ぎ方の種類

まず、現物を中心とした方法を選んでいる人は、稼ぎ方の基本として出来高が多く比較的方向性が分かりやすい仮想通貨を選びましょう。なぜなら、現物は買いからしか取引を始める事ができませんので、上昇するチャートパターンでなければ利益はでません。従って、価格変動の激しい仮想通貨を選ぶよりも、上昇もしくは下落が明確に分かるタイプの方が、初心者でも取引タイミングを見つけやすく、なおかつ売るタイミングも分かりやすいです。

次に、信用取引を中心とした方法を選んでいる人は、稼ぎ方の基本として下落基調で推移している仮想通貨でも利益をだすことは可能です。なぜなら、売りからトレードを始める事ができるからです。従って、堅調に推移している仮想通貨に限定しなくてもいいので、仮想通貨の候補が広がるでしょう。

また、信用取引を行っている人の中には、短期的なトレードを中心とした稼ぎ方で投資しているパターンもあります。短期的な稼ぎ方というのは、いわゆるデイトレードやスキャルピングのことで、1日ないし数分で1トレードを完了させる稼ぎ方です。この稼ぎ方は、主に専業トレーダー向きの方法なので、仮想通貨投資初心者には難しいですが、習得すれば中長期投資よりもトレードを行う機会が増えて、相場にも慣れます。また、1回のトレードの利益は少ないので、1日に何度もトレードを行うのが稼ぎ方のコツです。

生活スタイル合った仮想通貨投資の稼ぎ方を見つける

前述で紹介した稼ぎ方は、ごく一部の方法の触りだけを紹介したに過ぎません。ですので、他にもテクニカル分析やファンダメンタル分析から、稼ぎ方を探す方法やICO案件を狙って利益を出す稼ぎ方もあります。

仮想通貨で稼ぎたいのに稼ぎ方が見つからないと感じているのであれば、まず生活環境や生活スタイルについて整理してみましょう。仮想通貨投資は生活スタイルとも関係があり、例えば、会社員で土日しか休みがないのであれば、土日にトレードするのが一般的です。ですので、毎日デイトレードを行う稼ぎ方は難しいので、相性が良くないでしょう。

そうすると、稼ぎ方として考えられるのは、中期的な仮想通貨投資を行うという方法です。中期的な仮想通貨投資というのは、1週間から1ヶ月の間で1回のトレードを完了させる稼ぎ方で、土日に保有している仮想通貨を確認・売買の判断を行う余裕ができます。

このように仮想通貨の稼ぎ方は、生活スタイルからアプローチすることで思わぬ発見があります。ですから、仮想通貨で稼ぎたいのに稼ぎ方で悩んでいるあなたは、自分に合った投資方法を試しながら探ってみましょう。本気で稼ぎたいと思っているのでしたら、試行錯誤は必要です。