みなさんは仮想通貨を売買して利益を上げる方法をご存知でしょうか?ビットコインやアルトコインは、ここ2、3年で一気に注目の的なりました。ビットコインやアルトコインを売買することによって、2017年は利益を獲得している人が続出し、「億り人」と呼ばれる人が増加しました。このような状況から、ビットコインやアルトコインを売買したいと考える人が近年多くなっている傾向にあります。しかし、試しにビットコインを買ってみたいけどよくわからない、そういった方に向けて、知っておくべきこと、理解しておくべきことを述べていきたいと思います。
仮想通貨には2種類の投資のメリット・デメリットがある
仮想通貨を売買する方法としては主に2つの方法があり、短期投資と長期投資があります。短期投資とは文字通り短期で取引を繰り返すことをいいます。ビットコインもアルトコインも値動きが激しいので、買って利益がある程度出たら売るのを繰り返すこの方法も有効です。長期投資は、自分が売買したいコインの値段が安い時に買い、長期でその通貨を保有し十分に上がったところで売る方法です。どちらにしてもそれぞれのメリット・デメリットがあります。それをご紹介します。
1、短期投資のメリット・デメリット
短期で売買を行うメリットとしては、激しい値動きに細かく対応できるということです。短期売買の場合は、チャートをこまめに見ることになりますので、その値動きに敏感に反応できます。そして、うまくタイミングが合えば短期間で大きな利益をあげられることです。短期売買のデメリットとしては、ストレスが大きく、精神的なデメリットが大きくなることが挙げられます。1日中チャートが気になってしまい、自身の作業がおぼつかなくなってしまうこともあるのです。ですので、仕事をしながら短期売買をするのは厳しいと考えられます。
2、長期投資のメリット・デメリット
長期でコインを保有するメリットとしては、価値が数十倍になるような大きな利益をあげることができることです。また、取引回数自体は、短期売買と比べると少ないため、手数料による損失を招くことが少なくなります。長期保有のデメリットとしては、保有しているコインが急に暴落した場合、対応ができなくなってしまうということです。短期売買と違い長期でコインを保有しているとチャートを見る機会が減り、価格の変動幅を気にしなくなってきます。気づいた時には、自分が投資した時の価格よりも大幅に価格が暴落していることもあり注意が必要です。
仮想通貨の投資に必要な資金は?
ビットコインやアルトコインの投資に必要な資金は、売買における方針が、長期か短期かによって変わってきます。まず短期売買の場合、必要な資金は明確にこの金額というのはありませんが結論を言うと何円からでも稼ぐことが可能です。7728円を元手にして、短期売買を繰り返し、1億円にした人も存在しますので、資金が大きければ稼げるというのもあながち間違いではありませんが、失敗した時のリスクを取れる程度の資金を投資することをおすすめします。
これは株やFXの考え方と似ていると思いますが、なくなってもかまわない程度の資金を用意しておくことが大事です。短期売買は、トレード回数が多いので、何回もチャンスがあり、一回のトレードに大きな金額をかけないようにしましょう。長期でコインを保有する場合は、短期で考えている時よりも大きい金額を用意すべきです。
なぜなら、長期保有の場合は、購入したコインを長期的にホールドするということになるので、価格が低い今のうちにある程度の額を購入し、所持しているだけでも数倍の価格にはなると考えられます。ですので、ビットコインやアルトコインを購入し、長期的に保有する場合には数倍になる可能性が比較的高いので、大き目の資金を用意してじっくりと保有することがよいでしょう。
仮想通貨短期投資と長期投資のコツとは
ビットコインやアルトコインを売買する際には、短期・長期それぞれに共通する投資のコツが存在します。仮想通貨の売買を行う際には、まずチャートを読み込んで相場の流れを覚えることが必要となってきます。過去のコインの値動きや価格取引、実績などを参考に、将来の取引価格がどう変化するか予想するには欠かせなくなります。
ですので、チャート読み込みのテクニカル分析をしっかりと行い、ファンダメンタル分析で時事事項に対して、常にアンテナを張り情報収集を欠かさず行うことがどちらの投資でも必要となります。なので、毎日ビットコインや自分が売買しているアルトコインのニュースに目を通しておくことが大切です。
以前、韓国がビットコインやアルトコインの取引に対する規制を強める方針を打ち出した時、どのコインの価格も暴落し、市場関係者はかなりヒヤヒヤしたと思われます。また、 ZENCASHという仮想通貨が51%攻撃の被害に遭い、ユーザーの不安を煽らせました。その時、 ZENCASHレートの1zenの価格が数十ドル下がり、暴落が起きました。こういった情報を知っておくだけでも、どの仮想通貨にを売買していくのか、保有するのかということの判断基準になります。また、短期売買するのか、長期で保有するのかという判断にも影響しますので、情報収集は必要です。
短期投資と長期投資でおすすめの仮想通貨2選
仮想通貨売買を始めたばかりの人はまだまだどの仮想通貨を買ったら良いのか、長期と短期どちらにすべきなのか、これから伸びてくる仮想通貨が何なのかがわからないという方が多くいると思います。ここでは、短期投資と長期投資のどちらでも利益が期待できる、将来性が高いオススメの仮想通貨をご紹介します。
1、イーサリアム
イーサリアムという仮想通貨は投資をする上で知っておくべき仮想通貨の1つです。イーサリアムの特徴としてあげられるのは、スマートコントラクトです。多くの仮想通貨に使用されている技術であるブロックチェーンにこのスマートコントラクトという技術を持ち合わせています。この技術がとても注目されております。
スマートコントラクトとは、取引の際の仲介者を無くし、個人間だけで取引ができる仕組みのことです。仲介業者を経由せず手数料を払わないで済む仕組みです。この技術の実用性が高く、専門家の方からも高く評価されています。
また、イーサリアムは4段階のバージョンアップによって性能を高めております。フロンティアアップデート、ホームステッドアップデート、メトロポリスアップデート、セレニティアップデートの4段階のアップデート行います。現在は3段階目のメトロポリスアップデートの段階で最終段階のアップデートも期待されているので要注目です。
将来性がとても高いと考えられるので、長期で保有すると、大きな利益が期待できます。企業や機関がそのコインを利用したり、取り入れたりするのには、長期、つまりある程度の時間がかかりますので、短期か長期かで迷った場合は、長期で考えるのが良いでしょう。イーサリアムは、実績があり、様々な企業と提携する可能性があるコインです。そのことを考えると、長期的視野に立って、気持ちを楽にしてじっくりと保有するのに向いているコインと言えます。
2、リップル
リップルは2018年度の価格上昇が見込まれており、長期保有すべき銘柄としても注目の仮想通貨です。リップルの特徴についてあげられるのが国際送金スピードの速さです。従来の国際送金では銀行間の送金で多額の手数料を必要とし、送金時間も数日かかっているという問題があります。
しかし、リップルは送金時間が約4秒と銀行を経由するよりもはるかに速く、仲介の銀行も挟まないので手数料もかかりません。なので、リップルはブリッジ通貨として使われることが期待されています。ブリッジ通貨とは国際通貨間の架け橋となる通貨のことです。国際送金の速さがリップルの特徴であり、評価されているポイントです。
このように、リップルも非常に将来性が高いので、長期で保有すべき銘柄であると言えます。リップルは、数年前は1円以下で取引されていました。しかし、数年後には一時400円近くまで高騰しました。そのことを考えると、今後も成長しつづけていくと考えられるリップルを買い、長期で保有していれば、大きな利益を得ることができる可能性があります。
しかし、リップルには短期で価格が高騰するという特徴もあり、実は短期売買でも利益を見込めるコインです。2017年12月には、1カ月の間に30円台から400円近くまで高騰しました。この値動を考えると、短期売買でも大きな利益を上げられることがわかると思います。しかし、短期で考える場合難しいのは、いつこのような高騰が起こるかということです。最初は長期保有と思ってリップルを購入し、もし短期で大きな利幅が取れるような高騰があれば、一旦売って、利益を確定するというやり方もできます。
つまり、長期保有を前提に買うけども、保有途中に短期売買で利益が出るような局面になれば、短期売買にシフトするということです。急騰時には、かならず調整がありますので、短期売買としてリップルを売り、価格が下落したときに買い戻し、その後長期保有を続けるというやり方もあります。相場状況があまりよくないと感じる場合は、一旦短期売買として利確した方が安心でいるかもしれません。
何に投資すれば稼げるのか
ビットコインやアルトコインへの投資で稼げるかどうかは自分次第です。耳寄りな情報だけで売買を始めるのはお金を捨てているようなものなので、しっかりとした情報にアンテナを張りつつ、自分が将来性があると思った銘柄を購入することが稼げる方法の鍵です。また、短期売買と長期保有によってやり方もちがえば、メリット・デメリットも違います。自分の経済状況によってもどういった方法をとるのかでも変わってくるでしょう。まとまった資金がある人は長期保有を考えることができますし、少ない人は短期売買を繰り返して利益を積み上げるという方法もあります。このようなことを踏まえた上で、自分にとって稼げる方法は何かということをもう一度考えてみましょう。