個人を応援する仮想通貨VALU

最近話題になっているVALUというものをご存知でしょうか。VALUとは「上場している個人に対して投資を行う」というサービスになります。イメージとしては株式投資が一番近く、個人を株式として発行し、取引を行う新しいサービスになります。

個人が上場して資金調達が可能

冒頭で例に出した通り、会社であれば株式を発行して資金を調達しますが、VALUは個人でもVAというものを発行して、それを買ってもらうことで資金調達が可能になります。しかし、誰一人として知らないような人に価値が付くことは難しく、ツイッターやフェイスブックのフォロワー数によって、上場時の価値が決まります。SNSで有名である人は特に時価総額が高く、ホリエモンは8億円を超えています。

VALUは新たな投資先

VALUでは全ての取引にビットコインを利用します。その為、ビットコインの口座を持っていない人はVALUを利用できない為、注意が必要となります。

VALUは基本的に株式投資を同じである為、個人の価値が上がれば利益を得ることができますし、逆に価値が下がれば損をすることになります。ただし、一番重要なのは投資する先が企業ではなく個人ですので、より一層投資先の選定に目を凝らさなければなりません。企業であれば会社を成長させ、配当金等の形で投資家へ利益を還元する必要がありますが、個人であれば特に投資家へ利益を還元する必要はありません。そういった義務が無くとも、自分の価値を高めよう、若しくはホリエモンのように社会へ与える影響力が高い人に投資することが無難だと言えるでしょう。

まだまだ利用者は多くはない

話題になっているとは言ってもVALUの利用者は数万人程度とまだまだ少なく、当然株式のように取引が盛んに行われているとは言い難い状況になります。ただし、まだサービスは始まったばかりであり、今後利用者が増えていくとすると、より個人として成功する人が多く誕生する社会へと変化していくことになるでしょう。