仮想通貨取引を最近始めた人や検討している方で、取引を始められる端末の種類について疑問に感じている部分もあるでしょう。仮想通貨取引といえば、パソコンで始めるのが一般的ですが、最近ではスマホやタブレットなどでも対応しており、外出先でも気軽に取引を行えるようになりました。そこで今回は、取引ができる端末の種類や特徴、スマホで始める場合の手順からメリット・デメリットなどを紹介していきます。

会社員や外出をする機会が多い方ですと、パソコンで取引を行うタイミングが少なくなってしまいます。また、ノートパソコンを持ち歩いて取引を行う事はできますが、荷物になりますし手間も掛かります。そのような場合には、取引をスマホで始めるメリットがあるのではないでしょうか。今回の記事を読んで、スマホで取引を始めるメリットが見つかった方は、スマホの取引を検討してみるのもいいですよ。

仮想通貨取引が可能な端末とは

まずは取引が可能な端末と、それぞれの特徴を比較します。2018年時点で取引が可能な端末は、パソコン・スマホ・タブレットの3種類になります。ただ、厳密にはスマホとタブレットはOSが共通であることがほとんどですので、今回はパソコンとスマホで比較します。

例えば、株式投資の場合、テレビで専業トレーダーの方を特集する場面を見たことがあるでしょうか。デスクにモニターを何枚も並べて、複数の銘柄情報や最新のニュースを同時に映し出しているスタイルが有名です。このスタイルは、主にデイトレードを行う方の特徴で、短時間で複数のチャートをチェックして、取引の利確の機会を逃さないようにしているためです。また、専業ということもあり、ちょっとしたミスが生活に影響することを考慮した場合、前述のような取引環境作りが必要となるのは理解できます。

では、仮想通貨取引の場合ですが、市場の歴史が浅いこともあり、株式投資ほど膨大な情報を集める必要があるタイミングは少ないです。ただし、取引を専業にしている方やデイトレード、もしくはスキャルピングトレードなどの取引を行っている方は、パソコンと複数のモニターが必要である可能性はあります。

また、このような場合、パソコンでなければ複数の取引の処理を同時に行わせることが難しく、画面表示も大きくしないと見にくいですし操作しにくいでしょう。したがって、パソコンで取引を行う場合は、専業トレーダーであることや、デイトレードやスキャルピングトレードといった短時間に利確チャンスを複数回見つける必要がある場合に向いています。

対してスマホで取引を行う場合に向いている環境についてですが、1つは外出先での取引を行いたい方です。最近では、非常に薄くて軽いノートパソコンも登場しているため、外出先でも比較的気軽にパソコンを起動して取引を行う事も可能といえます。しかし、ノートパソコンといえど場所によって利用しにくい場合もあります。

スマホで取引を行う場合は、場所を選ばず手軽に始めることができるのが特徴です。また他にも、仕事や生活環境などの理由で外出することが多く、自宅で取引を行う時間が少ない方にとってスマホで取引ができるのはよい点といえます。例えば、長期出張が多く、なかなか家に帰ることができない会社員の場合、出張先で休日を過ごす時などに取引をスマホで始めることができます。これは、パソコンで取引を行う場合に比べて、スマホは負担が少なく手軽に始めてすぐ閉じることが可能な点で優れています。

仮想通貨取引をスマホで行うためには

パソコンとスマホで取引を行う場合の、比較するポイントについては理解できたでしょうか。続いては、取引をスマホで始めるために、必要なスマホの準備やポイントを紹介していきます。スマホで取引を始めるには、仮想通貨取引所へ口座開設する必要があります。また、スマホのアプリをリリースしている取引所のみでしか、スマホで取引ができないと考えている方もいますがそうではありません。

スマホもブラウザを開くことができるので、パソコンで口座開設する方法と同様の流れでスマホでも手続きができます。ただ、スマホのアプリの方が、スマホのインターフェースに対応しているので使いやすいメリットはあります。

ちなみにスマホの口座開設の流れですが、基本的にパソコンで口座開設する方法と同様に、メールアドレスの登録や個人情報の入力・登録を行います。スマホの違う点といえば、スマホのアプリで口座開設する場合は、スマホのカメラで身分証明書を撮ってアップロードするという、簡単な作業で申請できることです。

仮想通貨取引をスマホで始めるメリット・デメリット

セキュリティ対策について事前に検討・実行しておくことが必須次は取引を、スマホで始めるメリット・デメリットについて説明していきます。スマホのメリットの1つ目は、身分証明など口座開設に関する手続きが簡単という点です。パソコンで口座開設する場合は、大きなモニターで各手続を入力するので、見やすいという点で優れています。しかし、身分証明書の提出は基本的に郵送か、別途カメラで撮影したものをパソコンに移動して、アップロードするといった手間が掛かります。

対してスマホで口座開設する場合は、早ければ5分程度で終わるほど効率化されているので、優れたシステムといえます。前述でも紹介しましたが、身分証明の画像はスマホで撮影して、データの移動をせずとも、そのままスマホでアップロードできるのでスピーディに行えます。
2つ目のスマホのメリットですが、最近では取引に必要な取引所アプリだけでなく、仮想通貨を保管・管理するためのウォレットアプリがリリースされている点です。パソコンの場合は、仮想通貨取引所のサイトへアクセスしつつ、ウォレットのソフトウェアもしくは、ハードウェアウォレットを接続して保管・管理していました。セキュリティ対策として必要な作業もありますが、手間が掛かっていました。

しかし、ウォレットアプリがリリースされたことによって、簡単に仮想通貨を保管したり仮想通貨取引のために送金したりすることができます。また、国内ではビットフライヤーやザイフといった、大手仮想通貨取引所が、仮想通貨取引ができるスマホのアプリやウォレットアプリをリリースしています。

次はスマホのデメリットについて説明します。1つ目は、スマホのアプリ非対応の仮想通貨取引所で取引する場合、処理が重くなることや、画面表示のバランスが崩れる可能性があります。スマホのブラウザで仮想通貨取引所へアクセス、仮想通貨取引ができますがパソコンよりも処理能力で劣っている部分もあるので、結果的にブラウザ全体の操作が重くなり仮想通貨取引どころではなくなく可能性があります。

また、最近ではスマホ対応のブラウザも普及していますが、場合によっては仮想通貨取引の画面表示に必要なボタンがなかったりボタンが重なっていたりと、バランスが崩れていることがあります。従って、スマホアプリ非対応の場合は、スマホで仮想通貨取引が難しいことも知っておくことが大切です。

2つ目は、セキュリティ面でリスクがあることです。スマホで仮想通貨取引をする場合、一般的にプライベートで使用している端末で取引を始める事が多いです。しかし、普段使用しているアプリやブラウザからウイルス感染をしていたら、仮想通貨取引を行っている時にウォレットに侵入されるといった被害に遭うリスクがあります。また、外出先で仮想通貨取引を行う機会も多くなるので、万が一スマホを紛失した場合の対策も考える必要があります。

仮想通貨取引をスマホで始められるアプリ

最後にスマホのアプリもリリースしている、仮想通貨取引所について紹介します。国内の仮想通貨取引所の場合は、ビットフライヤー、ザイフ、GMOコイン、DMMビットコインが主なスマホのアプリ対応しており、仮想通貨取引の機能面や出来高を考慮してもおすすめです。

また、スマホのアプリで仮想通取引を始める場合は、セキュリティ対策について事前に検討・実行しておくことが必須です。