2017年末のビットコイン大高騰から注目を集め始めた仮想通貨業界。現在この世には、機能していない通貨も合わせると1,600以上もの仮想通貨が存在していると言われています。その数ある仮想通貨のうち、今回はGreenX(グリーンX)という仮想通貨に関して解説していきます。この記事では、そもそもGreenXとはどんな仮想通貨なのか?といった基本的な情報からGreenXの特徴、そして将来性までを徹底的に解説していきます。

GreenX(グリーンX)とは?GreenXの基礎的情報!

仮想通貨GreenX(グリーンX)の将来性仮想通貨に関してある程度の知識を有している方でも『GreenX』(グリーンX)という名前は聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか。BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)に比べ、知名度も低く情報も出回っていません。そこでまずは、GreenXとはなにか、という基礎的な情報を解説していきます。

GreenXとは、ブロックチェーン技術を利用し、グリーンエネルギーに投資可能なエコシステムです。これだけだと少し難しいので、かみ砕いて説明していきます。まず、そもそもグリーンエネルギーとは何なのでしょうか?

グリーンエネルギーとは、風力、太陽光、バイオマス(生物資源)などの自然エネルギーを利用して生み出される電力のことを指します。石油や石炭を利用した通常の化石燃料による発電では、CO2が大量に発生してしまいます。昨今はこうしたCO2の増加により地球温暖化などの環境問題が国際的に問題となっています。グリーンエネルギーを利用することにより環境保護につながるため、最近注目を浴びている分野です。

つまりGrenXは、こうしたグリーンエネルギーに尽力する企業へ投資可能なプラットフォームをブロックチェーンを利用することにより開発することを目的としたプロジェクトです。詳しくは後述しますが、現在プレセールを行っている真っ只中です。

ブロックチェーンシステムを利用する事で可能なことは?GreenX(グリーンX)の特徴を解説!

GreenX(グリーンX)とは?といった基本的な情報を説明してきました。しかしなぜ、GreenXはグリーンエネルギー事業のプラットフォーム開発を目指すのでしょうか。その理由と、ブロックチェーンシステムを利用することで実現可能な事柄を紹介します。

まず、なぜGreenXがグリーンシステム事業への参入を決めたのか、その理由を紹介します。グリーンエネルギーは、今後必ず必要なエネルギー源です。なぜなら環境保護は我々人間が地球で生活していくには欠かせない問題だからです。そのため市場規模も大きいのですが、グリーンエネルギーの開発を進める企業になかなか資金が集まらず技術革新も進んでいません。

大手企業は投資もしているようですが、一般の投資家は参入している方が少ないのが現状です。その理由としては短期で利益が見込めない、投資額が大きすぎる、などの理由が挙げられます。このように、大市場でありながら開発社・投資家ともにうまくかみ合っていない状況です。

そこでGreenXはこのグリーンエネルギー市場の問題点を打破するために、ブロックチェーンシステムを利用したプラットフォーム開発を目的としているわけです。では、ブロックチェーンを利用することでどのようなことが可能となるのでしょうか。GreenXエコシステムでは、主にCapital market、Global exchange、GreenX AIが使用可能となります。従来の課題を解決し、個人投資家が安心して投資し、開発者側も資金調達が可能となります。

様々な業界から支援?GrennX(グリーンX)のパートナー企業を紹介!

GreenX(グリーンX)の活動は、最近注目を浴びるようになってきました。そして現在では様々な業界から支援を受けています。ここではどのような企業から支援を受けているのか、パートナー企業の紹介をしていきます。現時点で公表されているGreenXのパートナー企業は4社あります。まず1社目が『EXRATES』という企業です。EXRATESはアメリカの仮想通貨取引所です。BinanceやKucoinに比べると知名度は劣りますが、今後期待のできる仮想通貨取引所です。

2社目がウクライナのセキュリティー会社『HACKEN』です。HACKENはサイバー攻撃への対処、脆弱性の検出、サイバーセキュリティの向上など、さまざまなセキュリテューサービスを提供しています。仮想通貨やブロックチェーンを扱うには、セキュリティシステムの強化は欠かせません。HACKENとの提携は、GreenXの信用性を高める要因となっています。

そして3社目が、南アフリカのフィナンシャル企業である『NESA』です。NESAは主に資産運用とコンサルティングを行っている企業であるため、GreenXが目指しているグリーンエネルギー市場の課題解決へと一役買ってくれる可能性が大いにあります。

そして最後4社目がソーラーパネル関連の『Solarville』です。GreenXも太陽光などの自然エネルギーを利用して発電するグリーンエネルギーの市場へ目を付けており、いわば同業者といえます。このように、GreenXは現在さまざまな業界の企業から支援を受けています。一見関連性のない企業も混じっているように思えますが、それほどグリーンエネルギー事業への注目度が高いことが伺えます。

GreenX(グリーンX)のICOトークンについて 気になる買い方も紹介!

ブロックチェーン技術を利用してグリーンエネルギーに投資可能なエコシステム「GreenX」GreenX(グリーンX)はまだまだ始まったプロジェクトであり、現在ICO期間の真っ只中です。GreenXのトークンに関する基本的な情報と気になる買い方まで説明していきます。GreenXのトークン名はGEX、基本価格は0.2ドルとなっています。プレセール期間は6月15日まで(現在終了済み)、ICO期間が6月15日〜7月30日までとなっています。

気になるGreenXの購入方法を紹介します。GreenXのトークンを購入するには、まずサイト及びKYCへの登録をしなければなりません。それぞれの手順を細かく解説していきます。まずは登録方法を説明して行きます。

まず公式サイトへと飛び、表示される『ID』『メールアドレス』『パスワード』『パスワード(確認用)』を全て入力します。間違っていないか確認したのち『SIGN UP』をクリックすると、登録したメールアドレスに確認メールが送られてきます。記載されているURLをクリックし、先ほど入力したアドレスとパスワードを記入し『LOG IN』をクリックすると登録が完了します。

サイトへの登録が完了したら、続いてKYCの登録をする必要があります。KYCとは、顧客確認の意味であり、新規口座を開く際の書類手続きのことを指します。GreenXでのKYC登録は、先ほど登録したサイトより行います。

マイページにログインし『Add Your Wallet Address』の欄に自身のマイイーサウォレットアドレスを入力します。入力完了し『OK』をクリックし、マイページの左側にある『KYC』より登録へ移ります。名前や生年月日、免許証ナンバーなどそれぞれの欄を入力し、顔写真が映るようにパスポートか免許証をアップロードします。全て入力し確認したのち『UPLOAD TO RENEW』をクリックすると申請が完了します。あとは審査結果が送られてくるのを待つだけです。ここまできたら、購入まであと一歩です。

最後に購入方法を説明していきます。再度マイページへとログインし、黄色い枠内『Please your GEX tokens now』のアドレスに購入したいトークン分のイーサリアムを送金するだけです。以上がトークン購入までの流れとなります。一見ややこしく感じるかもしれませんが、5分〜10分もあれば完了してしまいます。ぜひ参考にしてみてください。

Googleも投資!?GreenX(グリーンX)の将来性を解説!

最後に、気になるGreenX(グリーンX)の将来性に関して解説していきます。結論からいってしまうと、GreenXの将来性は高いといえるでしょう。その理由として、2点を挙げていきます。まず1点目の理由が、そもそもグリーンエネルギーの将来性が高い点です。地球温暖化に関しては以前から国際的な問題として扱われていますが、近年ますます警笛が鳴らされています。今後ますますグリーンエネルギーの技術革新が進むことはまず間違いありません。

そして2点目が、グリーンエネルギーの市場規模の大きさです。個人投資家の参戦はまだまだ難しいと述べましたが、現在でも多くの企業が参入をしています。その中にはGoogleやゴールドマンサックスなど、世界的な大企業も混じっています。特にゴールドマンサックスは、2012年に10年間で400億ドルの投融資を行うことを発表し、わずか4年でこれを達成しました。そして2015年には、2025年までに1,500億ドルをこの分野に投資・融資し、経済成長の促進にコミットすることを発表しました。

以上2点より、今後グリーンエネルギー市場の将来性は高く、個人投資家の参入も期待できます。そのん点からプラットフォーム開発を目的とするGreenXの将来性も高いといえるでしょう。しかし、仮想通貨市場は現在低迷しています。技術的な面でいえば革新が進むことは間違いありませんが、投資目的の場合は事前調査をしっかりと行ってからトークン購入をすることをおすすめします。