仮想通貨取引を始めて、利益を順調に出している方もいれば反対に損失が大きくなっている方もいます。これが、投資の厳しい側面でもありますが、誰しも利益を出したいと考えます。しかし、取引で利益を出せない原因として、分析材料となる情報の集め方が分からないことや各媒体の特徴を掴んでいないことによる、間違った知識整理を実行している可能性があります。

仮想通貨取引初心者や未経験者で、資産運用も未経験ですと投資においてどのような知識が必要なのかという部分から分からないことも多いです。情報収集と一言で表しても、初心者からすると、膨大なニュースから取捨選択することだけでも大変な作業です。

そこで今回は、仮想通貨経験がない方で、なおかつ初心者へ向けて、取引に重要なニュースの集め方と投資に必要な知識の特徴、各媒体の情報を集める上で気を付けることなどについて解説していきます。投資に必要な力は、経験や知識ももちろんですが、誰よりも早く必要なニュースを集めて、その情報を適切に分析することも大切です。

仮想通貨に関する情報の集め方

まずは初心者の中でも、情報の集め方について分からない方へ向けて基本から分かりやすく解説していきます。この集め方と聞いて、思い浮かぶのはニュースサイトや大手新聞社、仮想通貨の情報を取り扱っている個人ブログやツイッターが代表的です。

また、他にも開発チームが公式ツイッターで、プロジェクトの進捗状況やアップデートに関するニュースを発信しています。代表的な情報元を紹介しましたが、これだけでも取引に活用できるといえます。

情報の集め方についてですが、調べる媒体は自宅の場合パソコンの方がよいでしょう。スマートフォンも便利なのですが、画面が大きいパソコンの方が1度に得られるインフォメーション量が多いですし見やすいです。また、パソコンで情報を集める場合は、取引所の画面も同時に出しておくとよいでしょう。集め方とは違う行動ですが情報を集めたら、すぐに取引に活かすために入金や注文準備は完了させておきましょう。

次に、外出時の情報の集め方ですが、こちらは誰もがイメージできるようにスマートフォンで調べるのがいいでしょう。最近では、スマートフォン向けアプリに仮想通貨関連のニュースを集めたタイプもリリースしているので、手軽さにおいて優れています。

他にも仮想通貨の情報の集め方として、テレビや新聞といった方法も考えることができます。多くの方は、インターネット経由で知識を集めるケースが多いですが、新聞などで役立つ情報を集めることができます。

大手新聞社が仮想通貨に関する情報を載せる場合は、金融庁や政府が何らかの指針を示した場合や、大手企業が参入する、もしくは発行する場合、あるいは仮想通貨に関する事件などが取りざたされることが多いです。

テレビの場合は更に情報が絞られるので、仮想通貨の特集として市場の状況を紹介することや、大きな出来事を取り上げることがほとんどです。

仮想通貨に関する情報の集め方をまとめますと、個別のニュースはTwitterやブログといった、速報性があり専門的なメディアに注目するといいでしょう。つまり、個別の小さな動きや大手報道サイトで取り扱わない情報などは、Twitterやブログなどの方が見つけやすいです。

そして、仮想通貨業界全体に関する大きな情報は、テレビや新聞、大手ニュースサイトなどを参考にするといいです。金融庁や各国政府が発信する公式情報の集め方は、新聞や大手報道サイトの方が一次情報を扱っている分、正確性や信頼性という点で優れています。

仮想通貨の専門的な情報を取り扱っているサイト

続いては、仮想通貨に関する情報を取り扱うサイトの特徴などについて解説していきます。情報サイトの大きな特徴は、専門サイトであることと、1つ1つの情報をより詳しく解説しているので、初心者から中級者まで役立つ点です。

情報の速報性という点では、ラインやツイッターと比較すると遅れますが、情報量が多く幅も広いので仮想通貨を勉強しながら知識を集めることができます。代表的なサイトとしては、ビットプラスやコインテレグラフ、とってもやさしいビットコインなどが挙げられます。

どの情報サイトも、初心者が見ても分かりやすい構成となっていますし、速報性がツイッターよりも遅れているといっても毎日更新しているので、仮想通貨の情報サイトとしては量、質、早さ共に優れているといえます。

また、それらの中には、初心者向けの入門講座のような特集ページもあるので、取引材料を探している方だけでなく、これから仮想通貨取引を始める人にもおすすめです。

仮想通貨サイトなどが情報発信しているライン

仮想通貨の情報サイトの中には、公式ラインを立ち上げて速報性を重視した取り組みも始めています。また、それらのラインは主に2種類挙げることができます。1つは、前述で解説したように元々は仮想通貨の情報サイトで、新たにラインでも情報発信するケースです。もう1つは、仮想通貨の情報をラインのみで発信するケースです。

後者の場合は、仮想通貨のセミナーなどを開いているケースも多く、そのサービスの1つとしてラインにて運営が独自に掴んだニュースを提供する場合があります。ただし、こちらの場合は有料であることが多いので、仮想通貨に関する有益な情報を提供してくれるのか、評判などを確認した上で登録することが大切です。

仮想通貨の情報の速報性に優れているツイッター

仮想通貨サイトなどが情報発信しているライン仮想通貨の情報をいち早く知りたいという方は、速報性に優れたツイッターを利用するといいでしょう。仮想通貨に関するニュースをリアルタイムで確認しやすく、開発しているプロジェクトチームが公式ツイッターで情報発信しているケースも多いので、メリットが多いです。

また、投資家が個人で情報をつぶやくケースもあるので、仮想通貨初心者は勉強の一環としてチェックしてみるのもいいでしょう。

ツイッターで仮想通貨のニュースを調べる際は、開発元の公式ツイッター、取引所の公式ツイッター、情報通のツイッターなどに分けることができます。公式情報を知りたい場合は、取引所や仮想通貨の運営元で検索するといいでしょう。また、情報通のツイッターは、大石さんや平野さん、kojiさんや墨汁うまいさんなど、多数の方達が仮想通貨取引のテクニックや最新ニュースを発信しています。

ツイッターで情報を調べる際は、目的をもってニュースを探すのが効率的です。

仮想通貨取引所による情報にも注目

仮想通貨に関する情報を集める上で、取引所の動向についても定期的にチェックすることが大切です。なぜなら、あなたが利用している取引所で、メンテナンスや故障による一時利用停止や、ハッキングなどによるトラブルに見舞われた際、それらを知るのが遅いほど資産の回収や状況確認に手間が掛かります。

仮想通貨取引所の情報を集めるには、取引所のニュースも取り扱っているサイトとツイッターを利用するのがおすすめです。ビットコインフィードなどの専門サイトでは、仮想通貨だけでなく取引所に関する出来事も記事にしているので、具体的に何があったのか情報整理を行うのに適しています。

また、ツイッターでは、取引所が公式アカウントを開設しているケースがほとんどなので、フォローしておけばトラブルやメンテナンス時の情報をいち早く手に入れることができます。また、同じ取引所を利用しているユーザーのアカウントもチェックしておくと、思わぬ最新ニュースを知ることができます。従って、ツイッター経由で仮想通貨ユーザー同士の繋がりを、作っておくのもおすすめです。

コインチェック事件のような万が一に備えて、取引所の情報も逐一確認できる環境を構築しておきましょう。