仮想通貨Funfair(ファンフェア)とは、イーサリアムのスマートコントラクト上で作られた「オンラインカジノ」のプラットフォームです。そして、そこで使われるトークンが、仮想通貨として取引所で売買されているトークン「Funfair(FUN)」になります。ここでは、Funfairの特徴や将来性について、詳しく見ていきましょう。
Funfairは、2017年6月15日に発行された仮想通貨で、発行上限数は約171億枚です。Funfairは日本の取引所で購入することはできず、Funfairを売買できる取引所としては「Binance」や「Bitfinex」「Bitrrex」などが挙げられます。このように、Funfairを取り扱う海外の大手取引所では色々なところで取り扱いがありますので、自由に売買することが可能です。
Funfairは、ブロックチェーンとスマートコントラクトをオンラインカジノに利用することで、誰でも公平、公正に利用できるところが特徴です。Funfairのプラットフォームでは、プレイヤーとして楽しむことができることはもちろん、スマートコントラクトを利用して、誰でもFunfairでカジノゲームを作ることができるという点も魅力的です。
仮想通貨Fantair(ファンフェア)のホームページでデモ版を体験できる
仮想通貨Funfairのプロジェクトが進んでいるかを確かめる一つの方法として、実際にFunfairのホームページでデモ版を体験できることが挙げられます。ホームページは丹念に作り込まれており、Funfairの開発者がしっかりとプロジェクトを進めていることを確認できます。Funfairのホームページの右上にある「Demo」をクリックすると、実際にゲームを体験することができます。
Funfairを使ったカジノゲームの種類はスロットゲーム、ブラックジャック、3カードポーカー、バカラ、ダイスなど10種類が用意されています。デモ版では、Funfairで10000FUNが支給され、好きなゲームで遊ぶことができます。操作方法も簡単で、誰でも簡単に遊べるように工夫されていますし、実際にゲームに勝って、Funfair で10000FUNが増えると、デモ版とはいえ、やはり嬉しいものです。
このように、実際にFunfairのカジノプラットフォームでゲームをしていると、きちんとオンラインカジノサイトとして機能しており、誰でも簡単にFunfairを使ってゲームを楽しめることが確認できます。このFunfairを使ったゲームに多くの人が訪れるようになれば、利用されるFunfairの数も多くなり、需要が生まれますので、Funfairの価格の上昇も見込めます。
そして、ゲームを楽しむだけでなく、このFunfairで楽しんでもらうために、新たなゲームを開発する人も増えてくるでしょう。Funfairでのゲームの開発の報酬もFunfairが使われるため、プレイヤーや開発者が増え始めると、Funfairの需要も一気に増えていくことが期待できます。
オンラインカジノでは、信頼性が重要
ゲームを実際に行うと、勝つ場合もありますが、もちろん負ける場合もあります。負けてしまった時は、「コンピューターでこちらが負けるようにプログラミングされているのではないか」「もともと勝てない仕組みになっているのではないか」「多いコインを賭けた時にだけ、負けるように仕組まれているのではないか」など、システムに対して、不安や疑念が生まれるときがあります。
システム自体は、信頼性がある、上場企業が運営しているというわけではありません。ゲームを運営している会社は、カリブなど、登記上だけその国においていることが多く、実際はどの国のサーバーを利用しているのかわかりませんし、そもそも、自分が使っているオンラインカジノの運営会社の情報を探し出すことも難しいが実情です。
不透明な要素が多いので、ゲームの信頼性という点では、どうしても低くなってしまうのです。もしもユーザーが、そのシステム自体に疑いを持ってしまうと「もうゲームはしない」となってしまい、顧客がどんどん離れていってしまいます。
しかし、仮想通貨Funfairが提供しているシステムであれば、ブロックチェーンとスマートコントラクト機能を利用して作られていますので、運営側といえども、記録や情報、仕組みと勝手に改ざんすることはできません。すべての情報は、仮想通貨であるイーサリアムのブロックチェーン上に正確に記録されていくこととなります。このように、ゲームの信頼性を証明できる仕組みとなっているのがFunfairの強みとも言えます。
オンラインカジノは入出金が簡単にできるので、仮想通貨との相性が良い
もともと、オンラインカジノと仮想通貨は、とても相性が良いことで知られています。オンラインカジノは海外で運営していることが多く、口座にお金を入金したい場合、銀行振込だと国際送金になり、数千円の手数料がかかるうえに、送金自体に何日も必要となり、すぐに入金をすることは難しくなっています。
しかし、仮想通貨を使うと、自分の取引所の口座や、ウェブウォレットなどから簡単に送金手続きをすることができ、ビットコインの場合は、約10分で送金が完了します。送金手数料も数百円ほどですので、手数料も銀行送金と比べて格安です。
そして何よりも、仮想通貨で送金すると個人情報を伝えずに済むことがメリットです。銀行における国際送金の場合は、あなたの名前や住所を銀行に伝える必要がありますし、どこへ送金するのかも、もちろん伝えなければなりません。つまり、口座に送金しているということが、第三者にわかってしまうのです。
しかし、仮想通貨の送金の場合は、誰の仲介もなく、自分で手続きをしますので、個人情報を伝える必要はありませんし、口座に入金することを、誰にも知られずに送金することができます。もちろん、仮想通貨だと送金手数料も格安です。このように、オンラインカジノに入金する場合は、仮想通貨が適しているのです。
オンラインカジノのユーザー数は増え続けている
ビットコインやFunfair等をはじめとする仮想通貨が誕生してから、オンラインカジノに入金するプロセスが非常に簡単になりました。仮想通貨で入金がスムーズにできることはもちろん、そこで増やしたお金も、仮想通貨であれば、簡単に自分のウォレットに送金することができますので、利用者はストレスなく、オンラインカジノを利用することができます。仮想通貨は、世界各国に散らばるプレーヤーに対して、とても便利なインフラを提供していると言えるでしょう。
このように、仮想通貨を使ってオンラインカジノが非常に利用しやすくなったことから、仮想通貨の利用者自体は右肩上がりで増え続けています。特に、ビットコインを利用できるサイトは昔からあり、初期のビットコインは、闇市場やオンラインカジノで多く使われてきたという事実もあります。今後、仮想通貨が一般的に普及してくれば、それを利用して、簡単に遊べる「オンラインカジノ」の認知度が高まり、Funfairの利用者が一気に増えると期待されています。
オンラインカジノで使える仮想通貨はFantair(ファンフェア)の他にもある
オンラインカジノと仮想通貨の相性が良いということは、良く知られた話ですので、そこに着目して「オンラインカジノで使うためのコイン」として開発された仮想通貨はFunfair以外にもあります。その中の一つがADA(エイダコイン)と呼ばれる仮想通貨です。ADAは、カルダノというオンラインカジノのプラットフォームで使われる仮想通貨で、Funfairと同じように、ブロックチェーンとスマートコントラクト機能を活用しています。不正を行うことができないように設計されているので、皆が安心してゲームを楽しむことができるようになっています。
ADAで一番注目すべき点は、ADAの開発に「チャールズ・ホスキンソン」という人が関わっているという点です。彼は、イーサリアムの初期の開発者として知られており、仮想通貨業界では、知名度は非常に高く、彼が開発に携わっているという点で、ADAの信頼性は非常に高くなっています。
ADAとFUNの時価総額を比べてみると、ADAは8位、FUNは77位となっており、今のところライバルのADAに、Funfairは大分引き離されている状況です。しかし、逆に考えれば、Funfairは伸びしろが大きいと考えることもできます。オンラインカジノの認知度が高まっていけば、カルダノやFunfairだけではなく、色々なオンラインカジノに注目が集まっていくことが考えられますので、Funfairの成長を長い目で見守りたいですね。